秋冷常念
標高ははっきり判らないけれど、私が暮す地域の最高地三城では昨日の最高気温が10℃だったとそこの住人が云っていた。
信州原村で4℃まで気温が低下したからと、メール通信で体調管理注意報をいただいた。
朝日の照らされて槍ヶ岳は暖かそうに見えるけれど、岩の窪みの雨水は凍っているかもしれない。
街でマスクを付ける人が多くなった。
半数は風邪で残りは花粉症らしい、花の終わる季節に花粉症?と思ったが、これから盛りを迎えるキク科の中には悪者が多い
瞼がかゆいのは花粉のせいかもしれない。年齢と共に感受性が変わるのだろう。
昨夜 農家組長会の会合があり、農水省が進める『人・農地プラン』について進捗報告があった。
このプランは、存続の危機に晒されている農村再生の切り札として打ち出されたものである。
農地を集積拡大し、「中心経営体」なる組織を作り農業を経営させる、必要資金を給付金とか補助金名目で最長5年間に渡って助成する。
しかし 当地のような中山間地では、要件を満たす農地集積が不可能であり、このような立地では農業経営を志す壮年者は不在である。
農業を産業と捉えると同時に、農業が高齢者の健康と生きがいの根源であることに目を転じて欲しい。