常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

北の国の噴火

2010年04月20日 | 季節の便り
モクレン

アイスランドの火山から噴出された細かな塵が空を覆って大変なことになっているらしい。
フィレンツェの中島さんからメールが届いて「もし帰りが1週間延びたらまだ日本に足止めされていた」と安堵の気持ちが伝わってきた。
フライトは少しずつ正常化しつつあるとのことだが、噴火は1年続くという専門家の談話もある。
6月までに何とか沈静してほしいと思う。

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お花見

2010年04月19日 | 季節の便り
雪とレンギョウ(4月17日)



昨日 拡大隣組ともいえる常会という組織の14世帯18人が参加したお花見があった。
気候に恵まれて?本来ならとうに葉桜となっているはずの満開の桜を、窓越しに楽しみながら室内で宴を開いた。
今年1年は、このような行事の幹事役が15年ぶりに回ってきた。
年齢から考えて最後の幹事役になるだろうから、はりきらずにはいられない。
仕出し料理と、持ち寄りの漬物、手料理、飲み物は多めに積み上げて、カラオケも用意した。



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中央西線に乗って

2010年04月18日 | 季節の便り
雪土筆 (4月17日)


風は少し冷たい新緑の名古屋で8時の特急しなのに乗車した。
距離で約200キロ高度差700メートルほどであろうか、一本の鉄路に添って変わる季節を眺めてきた。
沿線になんと桜の多いことか庭先の紅い桜、遠い山間に点在する白い花群、寺社の枝垂桜等々
緯度、高度差から指標となる桜は、 葉桜 満開 蕾 と変化し、 峠のトンネルを抜けると列車は満開を1週間維持した松本盆地に向って一気に進む。
昨日の雪はほとんど消えて、日陰の窪みにわずか残っているのみである。
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びっくり雪

2010年04月17日 | 季節の便り
4月の雪の朝 びっくり雪である。
花という花がすべて雪に埋まった。
しかしそれはそれで美しい。
ワイズメンズクラブ合同例会のため午後から名古屋に向う。







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白モクレン 遅霜対策

2010年04月16日 | 季節の便り
白モクレン


白モクレンは霜に驚くほど脆弱だ。
毛皮を脱ぎ捨てて無防備となったつぼみは、遅霜に打たれると100%変色し萎縮し枯葉様になってしまう。
昨夜もテレビの低温予報に人間が反応して、こうもり傘で保温策をとった。
今朝見るかぎり効果はあったようだ、よく見ると小さな蜘蛛まで霜宿りしている。

4月から信大生になった孫から携帯メールが届いた。
「こんにちは 元気です!!実は大学の宿題でレポートの作成が出たんですが、内のパソコンにワードが入っていなくて使えないんです。なのでパソコンを借りたいのと使い方を教えて欲しいのです!良いですか?」
パソコンの使い方より、レポートの書き方はわかっているのかな?
失礼ながらどうしても小学生時代のイメージが付きまとう

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季節外れの雪が降る

2010年04月15日 | 季節の便り

満開の桜に雪が降り積もる景色をずうっと以前に見たような記憶がある。
その薄れた記憶を上書きするように雪が降った。
松本はしばらく季節の乱業が続いて、今朝明け方近く季節外れの寒さに雨が雪に変わった。
おかげで堤の桜はまるで造花のように満開のままの姿を維持して、花群れは化粧雪に包まれて一段とあでやかに装った。
レンギョウの雪は溶けて雫となって落ちた。
枝を揺らしているのはヒヨドリである、黄色く輝く花を嘴で器用に摘んで、翳して見せて呑み込んでいる。
ヒヨドリは花盗人である、旺盛な食欲で貴重な枇杷の花のを食べらてしまった。
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小紋

2010年04月14日 | 季節の便り


ひと時 杉花粉をまき散らした、杉の森が日蔭の底に沈んで、朝日が当たる満開のあんずの淡い紅色が一際輝いて見える。
小紋という着物があると聞いた事がある。
全体に細かな模様が入った上品なお召し物らしい、だが まだ かみさんの箪笥には入っていない。
だから小紋は想像の域である。
湿潤な空気の中に散りばめたように咲いている杏の花を見た時、ほぼ確信に近い感覚で小紋を思った。



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水芭蕉の花が咲いている

2010年04月13日 | 季節の便り
水芭蕉

夜明け前の薄明かりの中に雨に洗われた水芭蕉の白さが浮き出ていた。
湿地帯に群生する水芭蕉も圧巻だけれど、孤高のそれも捨てたものではない。
葉の間から次から次へと花包が伸びて、5輪目の開花である。
不思議なことに後から咲く花の方が一回り大輪である。
最初の花を見たた時から既に10数年が経つ、厳寒の凍土に突き出していた黒い穂先から、わずかに緑色が覗いた2月、その後いく度か寒波にその穂先を痛めつけられながら耐えていた。
それから約1カ月、堅く巻かれたスプリングが一気に放たれたようだ。
緑と白の配色に雨の水滴が光ってなんともすがすがしい。
松本城の近くに、四季の花々をモチーフに季節限定の美しい和菓子を並べる老舗がある。
いつか銘菓「水芭蕉」が世に出るかもしれない。
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ワサビの花 晩酌の逸品

2010年04月12日 | 季節の便り

生で噛むと青臭い

小さな流れの岸に根付いたワサビに数本の花茎が伸びて、小さな四弁の花が咲いた。
この花茎を束ねたものを「花ワサビ」とよんで八百屋の店先を瑞々しく彩り、信州に春を伝える。
たべ方は至ってシンプルである、1センチほどにザク切りして10秒ほどさっと熱湯に入れる。
素早くざるにあけて湯切りをし、密封できる器に移しかえる。
10時間ほどで、辛みがほど良く効いた花ワサビのお浸しができる。
調味料は好みに応じて加減する、春の晩酌を演出する逸品であると思っている。


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ワラビ栽培構想

2010年04月11日 | 季節の便り
たらの芽

冬の間、通電を中止していた電撃牧柵の整備点検及び通電を開始した。
雪で倒れた樹木のかたつけや、曲がった支柱の取替えなど今年は手数がかかった。
しかしながら、これで獣害が防げるかどうか昨年の例を思うと心もとない。
それぞれの畑の周囲をネットで囲む自衛策を講じるよりしかたないか?
鹿の食べない作物への転換を真剣に考えて結論はワラビと出た。
近所の農事専門家からワラビの根を100本ほど頂いて放置している畑に植え付けた。
うまくいけば、3年ほどでワラビの群生地が出現するらしい。
半信半疑、雑草の種畑では近所に迷惑の種をまくことになる、ワラビは雑草を押さえる力も持っているというから、一石二鳥である。
その他に、行者にんにく、たらの芽の栽培を考えている人達もいる。
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