午後のこと。玄関先に出たとき,偶然ツマグロヒョウモンのメスが飛来。すぐ脇の竹に止まって,ぶら下がりました。「あれっ!?」と思って,近くのスミレの葉を確認しました。すると,きっちり卵が数個見つかりました。
卵の産みの親はこの個体とは限りませんが,色合いから見るととても新しい感じです。ということは,この個体も産みの親候補といえそうです。
夕方外出から帰って来て,成虫を見ると,まだとまったまま。それで虫の目レンズを使って撮りました(下写真)。直前に雨が降り,辺りは薄暗くって,おまけに逆光という悪条件が重なりました。それでISO2000で撮ったため,きめの荒い画像になっています。
その後,卵の付いた葉を一枚採集してきて記録写真に残しました。やはり産み付けられてからそう時間は経っていないようで,純白をしています。
部分拡大をしてみると……。
みごとな表面模様です。どうやって,こんなかたちが生まれるか,このかたちにどんな意味があるのか,ツマグロヒョウモンに尋ねたくなります。
これから当分,観察を続けることにします。