自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

クロアゲハの卵(5)

2018-05-16 | クロアゲハ

5月14日(月)。やはり孵化しました。産付から数えて12日目。経過日数もちょうど12日。

順調な卵2つのうち,1つはすっかり見逃してしまいました。惜しいことをしました。こうなってはあとの1つに賭けるほかありません。なのに,この日はあいにくの会議。それで特性のミニ容器に葉ごと入れて会場へ向かいました。

会議室のある建物の前に広場で。自動車から降りて歩いていたら,頭上をアサギマダラが一頭飛んで行きました。すごい!

予想したとおり会議中に孵化が始まりました。こういうタイミングはぜったいに逃したくありません。それで画像を記録。こういうときはコンデジはとても重宝です。

以下,その記録をアップします。

殻に穴が開き始めました。

 

穴が開くと,幼虫はスルスルと出始めました。まず頭が出て。 

 

そして,どんどん出て来て。 

 

脚が全部着地して。

 

出終わりました。無事に誕生したのです。

 

いのちは美しい! こういう場面を見ると,いつもそう思います。会議を軽んじたわけではありませんので,その点はご理解ください。 

 


自家製新茶

2018-05-16 | 日記

5月6日(日)。晴れ。

畑の隅にチャを一本植えています。できれば今頃茶摘みをして,自家製のお茶を味わえたらと思い植えたものです。それがすこし大きく育って茶摘みができるまでになりました。

 

今日,茎先の三枚葉を摘み集めました。いわゆる一芯三葉です。

 

それを水洗いして,水切り。乾燥。

 

そうして,フライパンで煎ります。極弱火が肝心。手で揉みながら煎っていきました。そのうちに,新茶の香りがプーンと漂いかけました。

 

夜,さっそく新茶でお茶をいただきました。使い古されたことばですが,自然の恵みはいいものです。

 


ムラサキツメクサで見かけた卵(続々々)

2018-05-16 | 昆虫

この卵の主はなにかシャクガが産み付けたものと判明しました。ただ孵化の瞬間を観察できていないので惜しい気がしていました。

以下の写真は孵化直前と思われるものです。深夜だったので,これ以上観察を続けることは諦めました。殻の中に,からだがつくられ,いつ出て来てもよい状態であることがわかります。 

 

殻がすっかり透明感を増し,幼虫のからだと殻との間に隙間ができています。

 

翌朝見ると,すでに孵化済み。幼虫の姿はまったく見当たりませんでした。初めて見る卵の変化に「ほっ,ほーっ!」の気持ちです。