自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

2018,ホッカイコガネ栽培記(4)

2018-05-18 | ジャガイモ

花と昆虫とのかかわりに関心があるので,ジャガイモについても畑に行くたびにそれを確認することにしています。

過去はハエのなかまをたくさん見かけました。しかし,今年は吸蜜・摂食に訪れた昆虫は見ていません。ずっとそこにいて調べているわけではないので,やむを得ないといえばそうなります。

そんな中,「これはどうかな」と思う例に出合いました。3例をご紹介します。

その1。コアオハナムグリ数匹。これはすくなからず送受粉にかかわっているように思われます。

 

じっとしていました。

 

 蕾にしがみついていました。

 

からだは花粉まみれ。

 

 

その2。ハナグモ2匹。花を訪れる昆虫を待ち伏せしているのです。状況証拠としては役立ちます。

 

その3。ハエのなかま。葉にとまっていました。花にやって来たのかどうかは不明です。

 

典型的な訪花昆虫を待っているのですが,これとの出合いはこれからでしょうか。 

 


ウラナミジャノメ,産卵!(4)

2018-05-18 | 昆虫

5月15日(火)。朝。前回の記事を書いてから,「こんなに変化が起こらないのはふしぎ」と思い,再びよく観察することに。

すると変化らしきものが見えてきました。卵を別の方向から見ると,球体がいびつになってかたちが変わって来ているのです。大きくへこんだところがあります。

 

さらに,卵内に薄っすら黒い斑点が一つ見えます。眼か口か,いずれかでしょう。大変化の始まりにちがいありません。

 

夕方。影がいくぶんはっきりしてきました。

 

 

球だったかたちがずいぶん崩れて来ました。色は変わったようには見えません。