富士山すそ野ぐるり一周ウォーク・第2回に参加しました。
今回の行程は
筧公園~山中湖花の都公園~昼食~諏訪神社・山中浅間神社
~山中湖村役場手前~石割の湯(入浴)

歩行は
約8㎞・約3時間(休憩時間含む)
歩く道は舗装路(歩道)で、すべて平坦な道のり。
ドアツードアで18939歩でした。
参加人数は30名。
前回は46名でしたが、お試しの方が多かったのでしょうね。
この位の人数の方がバスにもゆったりと座れ、
トイレの待ち時間も少なく、一人参加の私には良かったです。
バスは午前10時頃、筧公園に到着。
お天気は曇。風が冷たく、
前回あれほど綺麗に見えた富士山は、
どこにも見えません。
軽いストレッチをして、10時15分から歩き始めました。

山中湖近辺は1200年前頃の噴火でできた溶岩層で出来ています。
写真もその一例で、歩いてる途中も、
その痕跡をあちこちで見ることができました。

花の都公園に向かう途中、
両側に「山中のハリモミ純林」が広がる道を通りました。
大正5年、アメリカ・ハーバード大学の植物学者
ヘンリー・ウィルソン(屋久島のウィルソン株で有名)
が訪れ、その美しさを「天下一品」と称賛して
世界に紹介したことから、
学術的にも貴重な林として価値が認められ、
昭和38年、国の天然記念物の指定を受けました。

ハリモミは日本固有種のモミだそうで、
葉の先を触ると、硬くて針の先のような痛さでした。

花の都公園に入りました。
公園は標高1,000mの高原にあります。
今は花が咲いていないのでただの畑ですが、
5月の連休にここを訪れた時は、
富士山をバックにチューリップがとても綺麗でした。

園内の三蓮大水車
シーズンオフなので、回っていません。
30分の自由時間に溶岩樹形地下観察体験ゾーンと温室を見学。

木目型溶岩樹形と虫状溶岩
溶岩樹型とは、溶岩が樹海や森林帯を流れ下ると、
樹木が溶岩流中に閉じ込められ、木質部は消失するが、
樹木の組織や外形が溶岩流中に印されたもの。

1000年以上前の富士山の噴火により形成された「溶岩樹型群」
富士山の神秘が感じられます。

全天候型温室・フローラルドーム




溶岩樹形地下観察体験ゾーンで時間をとられたため
温室は駆け足で見学。
公園に着いたころチラホラと舞っていた小雪は
大きなボタン雪に変わっていました。

5分ほどバスで引き返した場所にある「仁泉」さんで昼食。
寒い中、温かいものを頂けるのは有難いことでした。