6月14日に植えたマクワウリ
下葉が枯れてくるのでおかしいと思って葉裏を調べたところ・・・
(左2017.07.11撮影)(右2017.07.17撮影)
黄色い小さな虫がたくさん付いていました。
夫に聞いてみるとウリバエとのこと。
畑ではもっと色が濃く、大きくなっているそうです。
農薬は使いたくないので、手で捕獲していますが、
これが私の朝一番の仕事となりました。
ネットで調べると、幼虫は見た目がウジ虫のようで、
地中に潜んで根や茎の内部をスポンジ状に食い荒らすそうです。
プランターの土は新しく買った用土なので、
幼虫がいたとは思えなません。
多分、苗が植えてあった土に潜んでいたか、
何処からか成虫が飛んできて、卵を産みつけたのでしょう。
成虫は、全身が黄色を帯びた茶色をしており
腹部が黒くなっているのが特徴だそうです。
葉の表面を円形にかじりとり、さらに内側に潜ってどんどん食べ、
放っておくと、葉が丸坊主になって
植物を枯れさせてしまうことがあるそうです
(2017.07.16撮影)
何日かせっせと虫の駆除につとめていましたが、ふと疑問が・・・
小さな虫の卵が葉にいくつも産みつけられていたのです。
あとでわかったのですが、写真↑に写っている幼虫はこの虫の幼虫
でしたが、この時はそうであるとは知りませんでした。
ウリバエの幼虫は土の中にいるはず・・・
成虫も黄色のままで、夫が言う茶色には変化していません。
そこで再びネットで調べてみると
これは何とキイロテントウというテントウムシの一種だったのです。
しかも益虫・・・
幼虫も成虫も、植物にとりつく菌を食べるという変わった食性を持つ
テントウムシだったのです。
大切な益虫を幼虫も卵も見つけ次第処分していただなんて・・・
葉が枯れたのはウドンコ病が原因だったのでしょう。
(キイロテントウとわかった日2017.07.19)
こちらが本物のウリバエ←(クリック)
夫はいったい何を勘違いしていたのでしょうね。
葉はこんな状態ですが、やっと雌花が咲きました。
花の下が膨らんでいますが、人工授粉はしていません。
苗が枯れないうちに1個でも良いので収穫出来たらと思います。
そろそろ追肥が必要かもしれません。
(左2017.07.16撮影)(右2017.07.17撮影)
同じ花を写しました。
こちらは雄花。
花の下のふくらみが雌花と異なりますね。
花も雄花の方がちょっと小さいように思います。
(2017.07.17撮影)
19日の時点で黄色テントウムシのはすべて処分してしまったので、
もう1匹の姿も見つけられませんでしたが、
マクワウリは実が落ちることなく、大きくなっていました。
人工授粉はその後も一度もしていませんが、この他にも4個なっています。
この調子でいくと、早いものはあと1ヵ月後位には
食べられるかもしれません。楽しみ、楽しみ
(2017.07.20 6:05撮影)
害虫
アオバハゴロモ
翅の縁がピンクがかったハゴロモの仲間です。
ちょっと見は綺麗ですが、集団で柑橘類や庭木にたかり木の汁を吸います。
写真左が成虫でオニユリに、右が幼虫で椿の枝にいます。
スプレー式の殺虫剤で駆除できますが、実害がないので放ってあります。
(2017.07.18撮影)
ゴマダラカミキリ
スマートでカッコいい昆虫ですが、厄介なのは幼虫。
木質部を食い荒らしながら成長するので、もし樹木の成長点を
食べられると木、自体が死んでしまうのです。
我が家はこれで2本のミカンの木が枯れました。
どちらもやっとたくさんの実が生ってきた時だったのでとてもショックでした。
捕獲してポリ袋に入れるとき、キ~ンというような悲しそうな声を
聞いたときは、可哀そうになりましたが、仕方ありません。
(2017.07.19撮影)
庭の花
寄せ植え
ブルーサルビア2株、
ジニア・リネアリス(細葉百日草)2株
ベコニア・センパフローレンス(赤)持ち越し3年目
(2017.07.03撮影)
寄せ植え
ルドベキア・プレーリーサン1株
キンギョ草1株
いずれも2年目の持ち越し株
キンギョ草は昨年の暮れ、春、そして夏と3度目の開花。
春に比べると花付きは少なくなりましたが、よく咲いてくれます。
(2017.07.02撮影)