こんばんは、へちま細太郎です。
おばあちゃんが買い物から帰るなり、
「みかん買ってきたわよ~」
と言って、袋に入った緑色のみかんを出しました。
「あ、ほんとだ、みかんだ」
「早いなあ…と思ったらハウスか」
緑色のみかんは、それでも甘くて、でも何となくすっぱい味がしました。
「秋だなあ」
けんちゃん先生が、しみじみと言いました。
「なんだなんだ、いい若いもんが」
おじいちゃんは、みかんをひとつむくと、
「すっぱいじゃないか」
と、目をつぶりました。 すっぱくても甘くても、ハウスでも路地でも、みかんはみかんです。
でも、なんかさびしくないですか? だって、まだ夏休みじゃないですか。
ぼくはまだ、夏の暑さに負けてないもんね。
おばあちゃんが買い物から帰るなり、
「みかん買ってきたわよ~」
と言って、袋に入った緑色のみかんを出しました。
「あ、ほんとだ、みかんだ」
「早いなあ…と思ったらハウスか」
緑色のみかんは、それでも甘くて、でも何となくすっぱい味がしました。
「秋だなあ」
けんちゃん先生が、しみじみと言いました。
「なんだなんだ、いい若いもんが」
おじいちゃんは、みかんをひとつむくと、
「すっぱいじゃないか」
と、目をつぶりました。 すっぱくても甘くても、ハウスでも路地でも、みかんはみかんです。
でも、なんかさびしくないですか? だって、まだ夏休みじゃないですか。
ぼくはまだ、夏の暑さに負けてないもんね。