剛です。 兄はピカイチ、甥は細太郎。
で、今日は帰るなりタコ壺からメールが入り、すぐ来いとぬかした。
何でこの俺が…とムカついたが、要はあれだ、うちのバカ兄がタコ壺の使いッパシリということに原因があるということなんだなあ。
とんだ兄貴だ、色が生っちろいばかりで役に立ちゃあしない。 細太郎の方が、よほど使える。
で、わざわざ車を飛ばし、夏休みの学校までやってきた。そして、タコ壺のドアをあけると、
「ぎょえええ」
と、おりゃあ腰を抜かしたね。
「な、なんだ、このバケモノはっ」
「これ~?」
と、言って顔をのぞかせたのは、サッカーのユニフォームをきた、髪型が亀梨和也の高校生だ。
「中島教授の恋女房とかなんとかいう、パフィー・ペンギン・ペンショングッチとかいう名前の蘭らしい」
「はあ?」
この世にこんな不気味な花が存在していたなんて、神秘だ神秘。てか、
「食虫植物か、こりゃ?」
「それがそうじゃないけど、そうでもない…げえ」
髪型亀梨は、蘭の葉っぱにひとなでされ(たようにみえた)悲鳴をあげた。
ここは、バケモノ屋敷か~
で、今日は帰るなりタコ壺からメールが入り、すぐ来いとぬかした。
何でこの俺が…とムカついたが、要はあれだ、うちのバカ兄がタコ壺の使いッパシリということに原因があるということなんだなあ。
とんだ兄貴だ、色が生っちろいばかりで役に立ちゃあしない。 細太郎の方が、よほど使える。
で、わざわざ車を飛ばし、夏休みの学校までやってきた。そして、タコ壺のドアをあけると、
「ぎょえええ」
と、おりゃあ腰を抜かしたね。
「な、なんだ、このバケモノはっ」
「これ~?」
と、言って顔をのぞかせたのは、サッカーのユニフォームをきた、髪型が亀梨和也の高校生だ。
「中島教授の恋女房とかなんとかいう、パフィー・ペンギン・ペンショングッチとかいう名前の蘭らしい」
「はあ?」
この世にこんな不気味な花が存在していたなんて、神秘だ神秘。てか、
「食虫植物か、こりゃ?」
「それがそうじゃないけど、そうでもない…げえ」
髪型亀梨は、蘭の葉っぱにひとなでされ(たようにみえた)悲鳴をあげた。
ここは、バケモノ屋敷か~