バケモノ屋敷に踏み込んだ私、近藤剛です。
仮にも保健室と名のつく場所に、こんな食虫植物があっていいのか。 と思った時に匿名希望の東山が、
「何やってんだ、早く入れ」
と、強引に中に連れ込んだ。
「おりゃあ、猫じゃねえ」
「文句の多い兄弟だね」
匿名希望の東山は、かなりご立腹な様子だ。
「なに、どうしたの」
と聞けば、
「今から鑑識呼べ、不法侵入の形跡がある」
「は?」
その時、食虫植物がガサガサと身をふるわせた気がした。
「ん?」
俺は、さっきの亀梨頭と食虫植物を振り返り、不気味な色の花とにらめっこしてしまった。
何だ、こいつ…。
仮にも保健室と名のつく場所に、こんな食虫植物があっていいのか。 と思った時に匿名希望の東山が、
「何やってんだ、早く入れ」
と、強引に中に連れ込んだ。
「おりゃあ、猫じゃねえ」
「文句の多い兄弟だね」
匿名希望の東山は、かなりご立腹な様子だ。
「なに、どうしたの」
と聞けば、
「今から鑑識呼べ、不法侵入の形跡がある」
「は?」
その時、食虫植物がガサガサと身をふるわせた気がした。
「ん?」
俺は、さっきの亀梨頭と食虫植物を振り返り、不気味な色の花とにらめっこしてしまった。
何だ、こいつ…。