himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

画像処理勉強会の成果 ミルクポットの再処理

2022年01月10日 | 天体写真

昨日のblogで紹介させていただいたsh2-308ミルクポットの画像処理は、私の従来通りの方法(SI9でコンポジット、Nik Collection、Lrで仕上げ)で行いましたが恒星も一緒に持ち上がり、背景が明るくて星が鬱陶しい画像になっています。

所属の天文愛好会では、昨年秋以降に何度か画像処理勉強会が開催され、私も教えを請いに参加させてもらっています。その成果ではないですが今回は星雲と星を分けて処理する方法で行いました。

ジャーン

前日との紹介画像と同じコンポジット画像からスタートです。

StarNet++で星と星雲を分離し、各々を処理してからPsで合成してLrで仕上げました。

DATE:2022-01-07
TIME:23:42..01:39
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:takahashi FC35レデューサー
焦点距離:480mm
F値:F4.8
露出時間:300s
撮影枚数:24コマ
フィルター:L-eXtream
ISO:40000
気温:4℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、StarNet++、Nik Collection、
     Lrで仕上げ 、93%トリミング 

皆さんのおかげで、引き締まった画像に仕上がり少し進歩したと思い感謝しています。