himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

自律爆発システム作動後

2024年03月14日 | 天体写真

カイロス初号機が発射5秒後に自律爆発システムが作動して破壊されました。その時に撮影した画像から搭載されていた人工衛星らしき物が落下していくのを捉えていました。

モクモクとした煙の中から黒い物体が速い速度で落下していきました。

この部分を切り出してみると四角い人工衛星のように見えます。

現地では山火事が発生したとの情報もあったので早めにこの場所から離れました。

 

自宅に戻り発射時のライブ映像などを見て、どのような状況だったのかを確認してみました。

F1レース、スポーツ中継などのようにLIVE中継の方が現地よりよく見えます。でも、音、匂いなどの臨場感はやはり現地ですね。

実は数年前にスペースポートが作られると言うことで、通行できる周囲で海岸を見て回ったことがあります。それとライブ中継の画像から私なりにその状況を見ていきたいと思います。

*2021年5月2日に海岸側の写真が見つかりましたので追録します。

 

発射台のある場所は高低差があり、右下の低い方へ発射時の噴煙を逃がすように出来ていると思います。ここから南へ300m位行くと海岸に出ます。

駐車場の左は防火用の水タンクのようでオープンルーフのように見えました。

発射時に緑の組み立て塔は左へ後退してロケットが現れます。

右上の四角い池は土地を造成したときに作られた調整池か調節池、遊水池では無いかと思います。池の右側(南側)は樹木が無く整地されているようです。結果的にこの地形が重要な役割を果たしたと思います。

池の中で何かが激しく燃えています。池の表面が波立っているように見えます。

火災が収まった後ですが、組み立て塔、建屋等の施設には大きな損傷はないようです。

池の中にはエンジンのノズル、コーン部とジンバルのような物が見えます。土手の上は土にめり込んで燃えた1段部分ではないこと思います。

激しく燃えた後ですが池と樹木が伐採された場所に助けられて山火事には至らなかったようです。そして施設も何も無かったように建っています。

発射台の南側の低くなった場所にも多くの部品が落下して火災も発生しましたが森、樹木への影響は少なかったように見えます。

現れたのは自衛の警戒車でしょうか? スーパー軽トラ消防団ですね。

激しく燃えているときは施設に大きなダメージがあるかと案じていたのですが、少し安堵しました。

後の記者会見を見ていると発射2秒で姿勢を少し傾けた後、3秒後の自律爆発が真上では無く、少し南へ移動していたので施設への影響は少なかったのではないか。そして計画されたかのように池の中と池近くで周りへの影響の少ないところへ1段部分が落下しています。

カイロス初号機の飛行中断処置は残念ですが、施設の損傷は少ないようにみえます。貴重なデータも取れたと思いますので早期の2号機にチャレンジいてもらいたいですね。

その時も打ち上げ応援へ行きます。

最初からうまくいくことは無いですよね。

これはあくまでも自分が想像する私見です。多くの勘違い、間違いがあると思いますので戯言を言っているとご理解下さい。

 


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