長く続く梅雨で昼も夜も晴れず、ネオワイズ彗星は多くの天文ファンの方々が撮影された画像だけで実際に見ることができず話題についていけなかったhimadawaですが、ついにチャンスが巡ってきました。
7月31日梅雨末期ですが中部地方はGPVで晴れそうです。やはり暑い夏は涼しくて虫の少ない開田高原へ向かいました。
17時頃には現着、ネオワイズ彗星が観測できる西側が開けた撮影地をロケハンしていると、最近に整備された御嶽山を望むビューポイントを見つけました。
眼下の集落はまるでジオラマを見ているようです。
暗くなると何人かのカメラマンが現れ各々のスタイルで撮影されています。
ついに捉えました、ネオワイズ彗星
月が明るく肉眼では全く見えませんでしたが、双眼鏡では核がはっきりと確認できました。
TITLE:C/2020F3ネオワイズ彗星
DATE:2020-07-31
TIME:20:26..20:30
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:10s
撮影枚数:12枚
フィルター:none
ISO:12800
気温:20℃
イオンテールもうっすらと見えます。あ~撮れて良かった。
この撮影ポイントは西側が暗くて低い高度まで障害物がありません。彗星の観察・撮影にはベストだと思います。
2020-7-31 21:16
右下 デネボラの高度は約7°です。
つづく
ネオワイズ彗星のゲット、おめでとうございます。
すごい!イオンテールも見えてますね。
さすが、月光下でも機材と観測場所が良いのですね。
昨晩、私も撮影しましたが、これほど写りませんでした。
ありがとうございます。
やっと姿を捉えることができました。もう一週間早ければと思いますが嬉しいですね!
でも最大の収穫は観測場所です。
イオンテールもしっかり写って良かったです。
しかし新しい観測地発見は嬉しいですよね。
標高もありそうで、水蒸気影響も無さそうです。
念願の彗星をやっと撮影出来ました。ちょっと時期が遅れましたが、イオンテールも写り嬉しい限りです。
新しい観測地の標高は1100~1200mm位で、これからも彗星観測にもってこいの場所だと思います。