12月23日(月)強力なレーザービームの射点を見てきました。
2019-12-23 17:43
以前にもblogで紹介した、海上保安庁 下里水路観測所です。
人工衛星レーザー測距を行い地球の重心に 対する下里の位置を決定している重要な観測をされているようです。
10月に少し離れた場所から強力なレーザービームを見てから一度近くで見てみたいと思っていました。
2019-12-23 17:19
観測は明るい時間ら行われているようです。
シュミットカセグレンの補正版にはレーザーの反射光で干渉縞、ニュートンリング見えますね。
2019-12-23 17:41
人工衛星を追跡しているのでビームは移動しています。一回の観測での照射時間は数十秒ほどで、順次目標の人工衛星に向けてあちこちへ筒先が動きます。鏡筒の脇には観測員の方がみえて、目視、双眼鏡で上空を確認して航空機にレーザー光を照射しないように注意されていました。
2019-12-23 17:48
白鳥座の下を北に向けてレーザービームが貫いています。
レーザービームが先端で途切れているのは、レーザー光が大気圏を抜けて宇通空間に達してチリ、水蒸気等がなく反射する物質がないので光跡が見えないのかな?。と思います。
宇宙空間がすぐ手の届くところにあるようで、ビームに乗って宇宙へ行けそうです。
18時頃にはスライディングルーフが閉じられて本日の観測が終了しました。
いやー、良いものを見せていただきました。ありがとうございました。
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