姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

2年生学年集会

2005年05月19日 | Weblog
 5月19日 5時間目に2年生の学年集会を開きました。翌日の万博に向けての集会です。2年生では,これまで,この万博への校外学習に向けて学級ごとの話し合いとともに,各グループの班長を集めてのリーダー集会もST後におこなってきました。ただ,「行ってくる」だけの校外学習ではなく,「協力ってどういうことだろう?」「リーダーって何するんだろう」「よいリーダーの条件は?」「楽しい校外学習ってどういうことだろう」「家族で行く万博とのちがいは?」など,いろいろなことを考えてきました。
 はじめは,リーダー(班長)たちも,「おやつやお金を持っていけないとつまらない」「携帯電話はもっていけないの?」という意見を持っていましたが,話し合いを持つうちに「そんなものがなくても楽しんでくるためには,どんな気持ちが必要なのか」という意識で話し合いが進むようになりました。
 万博に向けてのリーダー会では,「万博に行ってこんなトラブルがあったらどうしよう」という危険予知について意見を出し合い,その解決策について話し合いました。その話し合いの内容をもちよっての学年集会となりました。
 こうした活動を繰り返すことで,万博でのグループ行動が9月の自然教室や来年の修学旅行につながるものであるという認識を高めることができました。
 学年集会では,班長が「もしもこんなことが起こったら」の意見を述べ,学年のみんなの意識を高めた後,学年の職員一人一人が生徒達に話をしました。
 姫は,そこで,「自浄作用」という話をしました。
 川や海が,少々の汚れはその川や海の中の成分できれいにしていくことを例に挙げ,「みんなの中の自浄作用で間違いやマナー違反を見つけたらそれを修正していくことができる」という話をしました。生徒達の中の「よくなりたい」という意識がいろいろな場面で高まってくれたら嬉しいと思います。

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