「解決しなければ・・・！」を手放す

2021年11月23日 | 保健室コーチング

（一社）ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー　桑原朱美です。

今日のテーマは
「解決しなければ・・・！を手放す」です。

先日は、保健室コーチング101コース（5月～8月）
https://heart-muscle.com/post-20866/
のシェア会を行いました。

コース終了後の気づきや実践を
みんなでシェアしました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

【受講生Aさん】

受講前に「この子、理解できない」
「その考え方はどうなのか」と
思っていた子に、丁寧に確認質問を
することで、相手理解が深まった。

純粋にその子を知りたいと思って
確認質問をしたことで
その子が内面で感じていたことが
の深い理解につながった。

対応を終えたあと
その子が「先生とは話して初めてこんなにスッキリした」
と言ってくれた。

素直に相手を理解しようと
丁寧に確認していくことの大切さを実感した。

・・・・・・・・・・

【受講生Cさん】

確認質問を使うことで
子ども達への対応がとても楽しくなった

上手くいかないこともあるが
それでもチャレンジしようという
気持ちが起きている

・・・・・・・・・・・

【受講生Dさん】

自分自身の仕事の向き合い方も
変わった。
嫌な仕事も自分がする！という考えに
変わった。

・・・・・・・・・

【受講生Eさん】

自分のパターンに気づき
自分を受け容れることも
相手を受け容れてかかわることも
できるようになった

・・・・・・・・・・・・・・・・・

などなど、たくさんの実践を
お聞きすることができました。

中には、
「早くベーシックコースを受講したい」という方も。

101を受講してくださった方は
初めて保健室コーチングに触れた方

速習やその他の講座を受講された方
すでにトレーナーコースも終えた方など

さまざまな方々がいらっしゃいますが

全く同じ目線でお互いの実践から
学びあうという姿勢が素敵でした。

共通するのは
「解決しなくては」
「何かの結果を出さなくては」
という気負いから

確認質問、質問カードや人生の魔法カードのなとの
教育相談ツールを通して

相手の内面を丁寧に具体化していく
という対応に変わったこと

その対応の結果として起きてくるのは
「解決」ではなく相手の「気づき」

「気づき」が起きると
「変化」が起きます。

内面の変化が起きると
視野が広がり、問題に対して
自分がどうするかという
主体的な思考が生まれます。

助けてあげる、
解決してあげるという考え方は
相手との依存関係を生み出します。

大人（支援者）自体が
主体的であることで

相手の意志を引き出し
「あなたはどうしたいの」
という質問ができるようになります。

支援者ができるのは
視野が狭くなった状態の
相談者の視野を広げること。

そのための関わりには
支援者自身の在り方がカギとなります。

それでは
今日も素敵な1日を！

p.s.シェア会の中で
場面緘黙の子どもへの対応の
質問がありました。

どうして声が出ないの?: マンガでわかる場面緘黙

はやしみこ

学苑社

この本、役立つと思います。
著者は、緘黙のお子さんをお持ちの
保護者の方だそうです。

NLP仲間が絶賛していました。
桑原も購入しました。

それでは
今日も素敵な1日を！

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2021年11月18日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

2024年11月
日	月	火	水	木	金	土
					1	2
3	4	5	6	7	8	9
10	11	12	13	14	15	16
17	18	19	20	21	22	23
24	25	26	27	28	29	30

姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

「解決しなければ・・・！」を手放す