【2011年の記事】
ママンコーチング名古屋4期 第2講。
第1講から ものすごい深まりがあり、とても2回目とは思えないほど お互いに心を開いていらっしゃる受講生ママ。
なんて素敵なんでしょう!
今日は 前回の脳のしくみをもとに 「変化の本質」を「五感」の視点からお伝えしました。
保健室の先生をしている時
「あの先生の顔見たくないから授業受けない!」と ごねている生徒に
どれだけ「正論」をぶちまけても なだめすかしても 時間がたつばかり。
「受容と共感」も必要ですが、それだけでは 行動はかわらない!
しまいに 担任か生徒指導がでてきて 教室に強引に連れて行くとか 結局1時間保健室で寝込んでしまうとか。
・・・・これは 山崎NLPに出会う前の対応でした。
人間の変化は「言って聞かせる」という意識レベルの働きかけでは起きないことも
当時の私が陥っていた中途半端な「受容と共感」による行き詰まりで 前に進まないことも
さんざんやって それでも 出口が見つからない
でも 山崎NLPに出会って、人間の脳のしくみと 人間の変化のしくみがわかりました。
仕組みもわからず「やり方」を求めていた大きな勘違いにも気づきました。
スキルは「しくみ」がわかると より深い意味を持つということも 体験しました。
「やり方(DO)」ではなく「こちらの在り方(BE)」が 相手に影響を与えることも学びました。
ターゲットは 無意識、五感です。
変化は「無意識レベル」でしか起きないのです。
ある先生を見る、声を聴く(刺激=S)と 胸がむかむかして気分が悪くやる気も失せる(反応=V) という公式が
その同じ先生を見ても 声を聴いても(刺激=S) 別にいやでもなんでもない(反応=V′)に変化する
結果として 影響なく授業にいける
「我慢」させたわけでもなく、反応が変わったのです。
こうした変化を起こしていくのが、保健室コーチングやママンコーチング。
外的刺激(視覚、聴覚)によって得た五感情報は
無意識レベルで何らかの反応を起こします。
その反応は「身体反応」として現れるわけです。
つまり その身体反応(むかむかするとか、がたがた震えるとか、場合によってはじんましんが出るなど)に変化を起こすような無意識レベルへの働きかけをするということです。
第2講では まだ具体的な方法はお伝えしませんが
基本となる大切な概念なので 少し時間を取ってお話しました。
そして、ママンコーチングで活用するさまざまな変化のためのアプローチの基本となる大切な概念として
「アソシエイト」「ディソシエイト」についても
レクチャーとワークで楽しんで学んでいただきました。
ついつい落ち込んでしまう人、落ち込んでしまうとなかなか立ち直れない人・・・・
これはアソシエイト体質の方なんですね。
そんな方々のための「一人反省会」のワーク。
「うわー。すごく楽!解決策や自分をほめることばまで出てきちゃった」と、受講生さん。
保健室に来室した子どもの中には トラブルについて悩みを持ってくる子もいます。
事情を聴くときに アソシエイトの強い子は内的に再体験してしまう可能性があります。
その時に ディソシエイトさせて話を指せるという手法は
話す子どもにとってもしんどさが半減しますし。
聴き手のほうはより客観的な事情を聴き取ることができます。
詳しいやり方は割愛しますが 脳のしくみを理解していることは 100のスキルにもまさります。
さて、なんだかんだで ペーシングやVAKをやっていたら あっという間に 2時間。 つぎは 次回です~。
終了後、CBCの花咲タイムズが 10月に創刊する情報誌「花咲マガジン」の取材を受けました。
写真、きれいにとれたかしら?(笑)
創刊号の どっかに4分の1ページくらいの大きさで 掲載されます。見てね。