(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。
今日のテーマは
「【教員研修の感想】自分を認めることで初めて相手の人格を尊重できる」です。
先月、東北の高校の教員研修(教育相談)をさせていただきました。昨年に引き続き、2回目です。
今回は、弊社認定講師の五十嵐友紀先生が生徒向けに、桑原が教員向けにというコラボ講演でした。
友紀先生の講演が素晴らしくて、それも聴かれた先生方の研修では、先生方の気づきも深かったように感じました。
研修の講演の感想をいただきましたので、許可を得て掲載します
私自身、経験則に即した指導に限界を感じています。その中で、科学的理論に基づいた教育相談のあり方について教授していただきました。私自身、娘の問題に直面したとき、親としてどうあるべきか非常に悩みました。その中で学習し始めたこともあります。私の場合は本を通じてのみの学習ですが、妻は先生に師事し多くのことを学び、学んだことを自分の中学校の生徒のために還元しています。(中略)ありがとうございました。
まずはじめの自己肯定感や無価値観からポジティブといわれる行動で表現する子もいる点に驚いた。確かに「ありのままの自分を受け入れる」ということの難しさは感じていたが、“ありのまま”や“受け入れる”の定義をつきつめて考える機会はなかった。むしろ自分の中では、そういったあいまいな範囲の中で生徒を泳がせているイメージで、具体的な改善のステップを一緒に考えていた状態なのだと思う。教育相談として考えるならば、教育的な意図が少なかったという事だ。知識をもとに教育の方法を改善していく一つの視点として、今後も学んでいきたい。次に、長所と短所を特徴としてとらえるという話について、既に面接指導として一般的な方法が、この場面でも活きるのだと感じた。他にも「叱る場面では必ず後方にフォーカスする」など、何十年も前から指導の一般的な在り方として存在していたものもある。教育が経験則として知っていること、教わることについて場面をもとにとらえ直したり、整理したりすることが大切だと感じた。
最後に桑原先生の指導例においても、本人が認識を改善し、行動に変化が生まれるまで半年ぐらいかかっていた。大切なのは、教育相談のあり方を理解し、根気強く伝え続けること。そのためにも生徒をよく理解して近くに居続けることだと感じた。
今回の講話は、桑原先生と生徒のやりとりを取り上げていただき、聞きやすく、イメージしやすい講話でした。私は、自分が考える「自己肯定感の高い人」の欄に「自分に自信がある人」「生まれ変わっても、また自分に生まれたい人」と書きましたが、どこか、「こんな人いるかな~」と思いながら書きました。これってもしかして、自分ってネガティブなのかな?なんて思ってしまいました。難しい内容でしたが、聴講させていただき、良かったです。今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました。
「自己肯定感を深く理解する」のパートでは、30歳を過ぎてこれまでの教員としての自分の考え方を重ね合わせ、「自分の自己肯定感を高め生きる力を引き出す教育相談」としてお聞きすることができました。ありがとうございました。
昨年に引き続き、パワフルな桑原先生のご様子に、元気づけられた思いでした。
自己肯定感や長所・短所などの基本のワードに対してもう一度深く考えさせられた研修でした。簡単に口にするワードですが、生徒との対応の際も大切に使っていきたいと感じた次第です。どうもありがとうございました。
みなさん、ありがとうございました。
※五十嵐友紀先生の生徒向け講演の感想はこちら
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