姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

表面の課題の裏に本当の問題がある

2013年07月08日 | 保健室コーチング

 

    2日目のランチは アエルのわーくんの出前! マクロビのカレーだよーん

 

 

保健室コーチングベーシックコースの一番の山場が第2講

 

第2講2日目では

・スモールアクションプランコーチング

・ニューロロジカルレベルの概念

・ニューロジカルレベルを使ったコーチング

・ニューロジカルレベルウォークで養護教諭としてのidentityを体感する

・KOKUBOクエスチョン 肯定的意図バージョン

・ふみふみリフレーミング

 

   

 

2講2日目の今日は あちこちで 深い気づきが起き 内面の変化が起き 気づきの涙、解放の涙を流される受講生さんの姿がありました。


ある受講生さんは、ニューロロジカルレベルを歩き、自分の内側から

『私は養護教諭としてこうありたい』がコトバになって出てきたとき、

これまで自分が描いていた養護教諭像というのが『こうあるべき』『こういう養護教諭を周りから期待されている』というものであったことに気づかれました。


自分の内側からあふれてきた「養護教諭としてのアイデンティティ」が明確になると それが養護教諭としての北極星となります。

どんな行事をしても どんな授業をしても 保健室で子どもたちと触れ合うときも 常に そこに同じ願いがある、どこを切っても金太郎飴のように同じ思いが貫いている時

そこに 一貫性というものが生まれるんですね。

 

また、ある方は クライアント役の方のお話を聴きながら ふっと感情移入しそうになったご自身に気づかれ

第1講で学んだ 状態管理で瞬時に 自分の傾聴の状態を変え低らっしゃました。

すると、不思議なことに クライアント役の方が「聞き方を変えていただいたら 自分が楽になるのを感じた」とおっしゃったのです。


「あのまま いっしょに泣いてくださって 感情移入されていたら 余計に苦しくなっていた」とおっしゃったのです。

保健室コーチングでお伝えする傾聴では 傾聴する側の態度によって 相手が負の感情を増幅させてしまうのではなく

クライアントが客観性を取り戻す(増幅ではなく干渉を起こす)聴き方を学びます。ニュートラルな状態を保つことが一体どういうことなのか。

その大切な傾聴がすべてのアプローチの基本となります。


 ふみふみリフレーミングやKOKUBOクエスチョンは、現在 修了生さんたちが保健室で実際に使って成果を上げていらっしゃるものです。

 実際に保健室で使う場合 どこまで掘り下げるのかは 子どもたちの状況にもよりますが

 コースの中では 表面的な課題を手掛かりに より深い部分にある本質的な問題をほりおこします。

 人間は「本質的な問題」に目を向けないように無意識に 別の問題にすりかえてしまいます。

 そこをシンプルな質問で 掘り下げて 本質的な問題に気づいていきます。

 人間が人間を理解するとき それは 理論や理屈やスキルで理解するのではありません。

 人間は自分をより深く理解することでしか 人間を理解することはできないのです。

 だから 自分とより深く向き合った分だけ クライアントの深い課題を扱うことができるのです。

 ベーシック・アドバンスの各コースでは ご自身がご自身に気づくこと

 そしてご自身の気付きが深くなれば それだけで関わる人との関係性

 そして ご自身の影響力が高まってくることを現実生活で体験するコースであるとも言えます

 すてきな2日間

 いよいよ 8月は最終講です。

 

 

 

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