姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

保育園行きたくないモードの娘がにこにこで登園!

2024年05月02日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
桑原朱美です。

 

今日のテーマは
「保育園行きたくないモードの娘がにこにこで登園!」です。

 

小学生と保育園のお子さんのママから
素敵なメールが届きました!
許可を得て紹介します。

 

 年長さんの娘(6歳)ハートマッスルトレーニングジムの『き・せ・かお』のボードゲームが大好きで、
 毎朝やってから出かけます。
    お兄ちゃん(8歳)とは違って

 •言葉で伝えるのが苦手
 •特に自分の気持ちを伝えようとすると泣き出す
 •気持ちの整理がつくまで時間がかかる
    こんな娘に少々手を焼いていました。
    しかも、最近小学校入学を前に、ますますナーバスになり、
 先日は、長めの風邪を拗らせ、さらに「保育所行きたくない」モードになっていたのですが、
 「き・せ・かお」をひっぱり出すと、飛びついて一人でモゴモゴ話しながら
 キラキラお目目をつけて『ママできたよー』と教えてくれます

 そこで、「さぁ行こうか!」とひとこと言うと
 満面の笑顔で『うん』と言ってくれる娘の姿が最高に誇らしいです!!
    素敵なアイテムありがとうございます。

 

「き・せ・かお」を使ってくださってありがとうございます。
気持ちを伝えようとしてもうまくできないお子さんは
言葉で言わせようとするより、言葉以外の形で表現させてあげることが有効です。

相談という堅苦しいカタチではなく、
遊びや雑談の中で行うのがポイントです。

これは、実際に保健室でも「遊び」として使用することで
子どもたちが安心して自分の気持ちを表現できるようになったという
数々の現場報告からも実証されています。

 

もう一つは、絶対に外してはいけないポイントがあります。
それは・・・・

 

子どもたちを、大人が正しいと思う価値観に引っ張っていこうとしないこと。
結果を出そうとすると、子どもたちはそれを察して、心を閉ざしてしまいます。
相手を変えようとしたり、コントロールしようという想いのもとでは
どんなスキルを使っても、うまくいきません。
本当に大切なのは、子どもたちが自分の気持ちを
自分の言葉で表現する体験をさせてあげること。 


今回、メールをくださったママも、
「これをやらせて保育園に行かせよう」という気持ちではなく
「自分の気持ちを表現させてあげよう」という広く大きな心だったのだと思います。

 

スキルで人は変わらない
相手の可能性をどこまで信頼できるかです。
スキルが素晴らしいのではなく、人の可能性が素晴らしいのです。

 

保健室コーチングでは、この大切なことを何度も何度も伝えています。

 

それでは、今日も素敵1日を! 

 

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