岐阜県の高校で 教員研修を行いました。（感想と写真）

　岐阜　総合学園高校で行った教員向け研修会の感想と写真が届きました。
　
　生徒さん達が、とても気さくで、事務室がわからない私を案内してくれたり、にこやかにあいさつしてくれたり・・・

　「やらされ感」ではなく、自然な笑顔とあいさつにとても気持ちよいギフトをいただきました。


　今回の研修テーマは
「生徒との絆を深める深層コミュニケーション」　

　意識のコミュニケーションだけでは到達できない　深い部分での「絆」をつくるために　
　無意識のコミュニケーションがどうして有効であるのか　
　無意識で起きている「脳の反応」を知ることで、生徒の心を開き深い信頼関係を創るための無意識領域への効果的なアプローチについてゲームとワークとレクチャーでお話ししました。

　わずか1時間でしたが、先生方+教育実習生の方々が熱心にそして楽しく学んでくださいました。

　先生方の感想と当日の研修の様子です。

　　
　

◎生徒や子どもに接するときに何が一番大切かということを改めて教えられて自己を振り返ると、反省すべき点が多々あることに気付きました。「自分は存在していいのだ　自分の存在が認められている　自分の存在は喜ばれている」ということおを言動で示していけるように日々努力していきたいと思います。また、そのためには、自分の心のメンテナンスをしっかりとして　いつも　遊びやゆとりが必要だなぁと再認識しました。わかりやすく　心にしみこむ貴重なお話をありがとうございました。最後まで　生徒や子どもたちの味方でいられる自分になりたいと思います。

　◎とてもわかりやすく　またワークを使って実践的な説明をしてくださり、参考になりました。コミュニケーションをとることは授業を教えることよりも難しく　またコミュニケーションをうまくとることによって授業が楽しいものにつながっていくと思うので、とても重要なことだと思います。今、私は教育実習中ですが、実習の中でコミュニケーションをいかにうまくとるかが授業を教えることより難しいなと思いました。

◎自分の無意識レベルのもののほうが、相手に与える影響が大きいということは、確かにそうかもしれないと感じました。無意識だからこそ、自分が相手にどんな影響御与えているかを気つける必要があります。生徒についつい「プロブレムトーク」をしてしまうことがあります。「ソリューショントーク」を心がけていきたいと思います。

◎大変参考になる研修でした。私自身知らず知らずのうちに「～しない」という否定的な表現を使ってしまっていると思いました。今日学んだことを意識しながら指導に当たっていきたいと思います。

◎今日の研修は、何よりもまず「楽しかった」というのが感想です。先生のお話に引き込まれ、あっという間の1時間でした。初めに先生がおっしゃった「すとんと落ちてくる」感覚がつかめました。私自身。過去と問題点焦点を当て　追い込まれてしまうことがあります。しかし、これからは未来と解決策に焦点を当てるよう意識し、また生徒と接する時も後者のほうに導けるようになりたいです。いろいろなタイプの人間がいるのは当然と頭ではわかっていても、いざ、生徒と接するとき、それを意識しているかと言われると答えはＮＯ！です。今回の研修で学んだことを今後の教員生活の中で生かしたいです。

◎（翌日書いてくださった感想）実習期間中に3年生のＳＨＲを担当したのですが、「～しないようにね」といつも言っていたような気がします。聴く側になってみるとなんだか嫌な気分になることばだなぁと感じました。今日の授業で実践しよう思い、注意事項を言う時に「～するようにね」と言ってみると自分が自然と笑顔になり、生徒も嫌な気分になっていないような気がしました。教員としても人としても大切なお話を聴くことができうれしく思います。

◎生徒にやる気を出させる声掛けが非常に難しいと毎日考えさせられます。今日のお話の中で、最近の「脳の特性」を生かしたアプローチが少し理解できたように思います。相手の存在を承認できる声かけの勉強をこれから学んでいきたいと思います。