姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

子どもの夢の掘り出し方 モチベーション 夢の実現の方法を学ぶ

2009年07月06日 | Weblog

 子どもたちや若者が夢を持たないとか

 やる気がないとか

 いろいろ言われています。



 夢ってなんでしょうね。

 やる気ってなんでしょうか。

 やる気はどうやったらでるのでしょうか

 キャリア教育というと職業選択みたいなイメージも強いし

 でも、夢=職業ではありません。

 やる気を出すって、「がんばれ!」「やればできる」と、叱咤激励することでもありません。

 目標をしっかり持て!といっても、その目標の源泉の方向によっては、目標を達成しても幸せにならないこともあります。

 紙に書き出せばいいのか
 ビジュアルな地図にすればいいのか
 イメトレが効果的なのか

 もちろん手法としていろいろあります。

 手法だけわかっても、人間そのものの理解がなければ

 願いはかなっても 一時的な「喜び」一時的な「満足」しか得られないということです。

 願いの源泉になっているものが「何かを埋めるため」のものであれば、表面的な願いが実現しても、埋めるべきものはいつまでたっても埋まることはありません。
 それどころか、埋まらないその思いを無意識が感じているため、がむしゃらに目標に向かって走り続けていくことになります。

 はたから見ると
 
 「いつも前向きで いつもがんばっている スゴイ」って言われるんですけどね・・・・

 ほしいものを手に入れているのに、いつまでも幸せになれないという現実があったりします。

 地位を得ることとか 何かを得たいとか 何かになるということも 大切な一つの夢でもあり

 それを得ることも とても意味があることです。

 夢というものが 「何かになること」 「何かを得ること」ととらえた時、

 根底に自己否定感がある子どもは(あるいは大人は)

 自分には無理という思い 自分には夢を持つ価値がない

 と、無意識に思ってしまっています。

 そういう子どもたちに、「夢を持て」と言った途端に無意識の「抵抗」にあい

 夢を語ること自体が苦しくなってしまうことがあります。

 本当の意味で 子どもたちの価値を信じ 可能性を引き出すってどういうことか

 やる気を引き出すってどういうことか

 夢実現にはコーチング????  それが意外と盲点そのかも。


 コーチングは非常に有効な手段ですが、それを使うことが目的になった時、その成果は半減します。

 コーチングスキルに対する万能感は危険な一面もあります


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