来週、久々に 「性教育」のお話を 小学校でさせていただきます。
千種生涯学習センターの主催で開催される 「地域ふれあい実践教室」です。
会場は、千種区の 千石小学校。
ふれあい実践教室は、連続5回の講座ですが、私はこのうち、最後の2回を担当します。
名古屋市には、本当にご縁をたくさんいただいて、今までにも 家庭教育セミナーや生涯学習センターでの講座などにお招きいただきました。
千種区は、昨年も 「地域ふれあい実践教室」で 千代田橋小学校で 3回にわたってお話させていただきました。
名古屋は本当に 生涯学習や子育て支援に熱心に取り組まれています。
PTA家庭教育セミナーも多くの学校がPTAの成人教育部の方が、企画、運営、講師の手配まで 主体的に開催していらっしゃいます。
素敵だなぁと 感心してしまいます。
さてさて
今回 千石小学校でお話しさせていただくのは、
「性」を子どもに語るために ~命の大切さを伝えよう~
というタイトルのものです。
私が、25年間の養護教諭生活の中で
一番真剣に取り組んだ「生と性の学び=いのちの学び」でした。⇒平成10年ごろに作ったHPです。小学校での取り組みが詳細に書かれています。
中学校での実践例はこちら
その一番のベースは 「ひとりひとりが大切な存在」というメッセージ
そのために、自分の体のこと ちゃんと知って 大切にしてほしい
自分の体には、次のいのちのためのバトンの役目もある
膨大な確率の中から 生まれてきた意味ある 価値ある存在
それがあなた。
そのことを、ちゃんと分かってもらうためにも
母性に関する学びだけじゃなく
自分の体の一部としての「性器」のことも正しい科学的知識として 学ぶ必要があります。
性器教育が目的なのではなく
一連の流れの中で それも 必要だということです。
そして、メディアが子どもや大人の 「性意識」の形成に いろいろな影響を与えていることも メディアのからくりを知って 対応する思考力も大切です。
そして、生命の神秘にふれることも大切です。
さらには、自分の体を自分で守るという「セルフディフェンス」も、より広義の性教育です。そして、性感染症のことも、携帯電話やインターネットと性の問題も 切っても切り離せなくなっています。
千石小学校では、性教育の必要性と目的、そして 現場で行ってきたいのちの教育を 紹介しながら、単に「性」としてとらえるのではなく、生涯にわたっての健康教育の一つとしての性教育を 家庭でどう伝えていくかを ご紹介しようと思います。
ご縁をいただき、本当にありがとうございます。
当日が楽しみです!
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