姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

今日のNHK「さらさらサラダ」では 「受験生を持つ親の心得」をお話ししました。

2013年02月05日 | メディア出演



これまでも 何度か 出演させていただいている NHK名古屋の情報番組「さらさらサラダ」

 毎週火曜日は 「カルチャー&ライフ」 
  私が出演するときは「さらさらライフ」です。

 さらさらサラダは 基本的に 栄のNHKビルのオープンスタジオでの生放送です。

NHKビルに入って 見上げるとこんな感じのところです↓



 楽屋で一枚パチリ。この後 ヘアメイクのかわいいお姉さんとかっこいい兄ちゃんが メイクとヘアをやってくれました。↓


 目の前に ちゃんと観客席があって 自由に見ることができます。
 今日は 瀬戸市や尾張旭市から 小学生が社会見学できていました。
 ちゃんと座って 拍手したり 笑ったりして 見てくれていました。
 常連のおばあちゃんも 私たちが話すひとこと ひとことに うなずいていて かわいかった。今日は 真っ赤なお洋服だったね。


 写真は 公開生放送を見に来てくださった 知り合いの方が取ってくださった写真 本番前の様子だと思います。

  今回のテーマは この時期にぴったり 
  「親学 受験生を持つ親の心得」
  
 いつものMCのお二人が 受験生をそのママの日常を コントで表現してくださって 私がそれについて コメントをする という流れをメインにやりました。

 アナウンサーの神門(かんど)さんは 童顔なので 制服姿が どえりゃーにあっていて 面白かったがや

 ママ役の さやか結ちゃんは さすがは お笑い芸人 迫力と表情豊かな演技でした。なんかあのお二人 行きぴったりの名コンビです。アナウンサーの神門さんも気さくな方で ほんとうに素敵な方。いっしょにやっていて安心します。

 番組では

進路選択で言ってはいけないひとこと
  不安をもとに勉強するか 希望をもって勉強するかではモチベーションもストレスも違います。

受験勉強中に言ってはいけないひとこと
 そのがんばれ!はあなたの不安の裏返し。

◎試験当日に言ってはいけないひとこと
 最後の最後まで 負のイメージを思い起こさせる言葉はかけんでよろし。 

 を コントと解説で進めるという構成でした。

 要は、受験だからと言って やたらと何か特別なことをすしなくては という想いから 余計な心配をしたり 何か自分もしてあげなくてはという気持ちが空回りすると逆効果ですよということ
 どうも 日本人は 親自身の不安を子どもへの励ましの言葉に変換して 逆にプレッシャーを与えたり 意欲を下げたりしてしまうことがあるように思います。

 「してあげること」が愛情だと勘違いしている人もあるように思います。
 子どもにしてみれば「してもらう」ことが当たり前だと 『してくれない』を連発する 『クレナイ族(~してくれないばかりを言い、自らやろうとしない ないかと人のせいにする)』になってしまう可能性もあると感じています。

 「しげあげる」ではなく「できるように見守る。必要な時に自ら答えが出るように支援する。自分で工夫クリアしていく力を育てる」ことを 子育てのベースに持つことが大事。

 受験という人生の選択に自ら挑む子どもたち。年齢によって 様々ですが 

 ひとつ ひとつの 受験を機会に 親自身が 自立する。子離れする。誰かのために生きる人生から 自分がどう生きるのかを考えて自分の人生を創造するって大事じゃないかなと思います。

 子どもの人生と自分の人生を同一化しても あまりいいことないし

 子どものためにって 一見素敵なことだけど
 おとなが自分の人生生きることをしてないのなら 子どもはいつまでたっても自立できないし
 そこに生まれる妙な「共依存」が 親自身の自立も 子どもの自立も阻んでいるような気がします。

 この子の世話をすることで私が存在する価値がある→自立させることは大事だと分かっているけど、この子が自立してしまったら、私はそのあと空っぽになっちゃう→怖い→手放せない・・・・

 こういう人、多いのかも。。。。。

 番組の内容からは ちょっと外れてしまいましたが、

 受験だろうが なんだろうが 親は自分のすべき仕事に一生懸命とりくむことが大事なのかなと思います。(子どもを無視しろと言っているのではありません)

神門アナウンサーのブログに当日の写真がアップされていました。


最新の画像もっと見る