姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

過去はよかっタヌキ

2018年12月10日 | 人生を豊かにする法則・姫先生のつぶやき

桑原が代表を務める


株式会社ハートマッスルトレーニングジムでは

「妖怪ポスター」なるものを販売しています。


子どもたちの無意識の口癖を

妖怪に例えたもので

大変な人気があります。

保健室に掲示してくださっている

学校もたくさんあります。


先日終了した

保健室コーチングベーシックコース東北2期で

大学院生の若い受講生さんが

『ワタシも考えてみました』

といって紹介してくれたのが

 <妖怪・過去はよかっタヌキ>


もう、爆笑でした。


彼女曰く

------------------------------------

私の友人でいるんですよね。

過去の私はすごかった。

あの頃に戻りたい。

そればっかり言う子がいるんです。

それって、おかしいですよね!

-----------------------------------


います。

います。


過去の栄光を手放せない人。


過去がすごすぎて

今の自分を否定してしまうと

もう

そこから、動けなくなります。



ダイエットの目標設定だって

「20代のころのスタイルに戻りたい」

っていう目標設定は

あかんのですわ。



真っ白なはずの未来のキャンバスに

過去の投影としての未来を描くと

意識は過去のまま。

脳が、目標達成のために

働いてくれません。



逆に

過去も今もよくないから

未来もそうだと

考える人もいます。


私が養護教諭時代

保健室で進路の悩みを訴える生徒たちも

こんなことを言っていました。


「ずっとやんちゃばっかりしていたんだから

もう、俺の未来なんてこのまんまだ」


「今の自分の成績で入れる高校ってどこ」


「小学生の時は、もっとあれこれできたのに。

あの時の自分なら、自信もってやれたのに」


いやいや、ちがうでしょ。


-----------------------------------

過去がどんなに良かったにしろ

悪かったにしろ

未来は、自由に描けるよ

そのキャンバスは真っ白のまま

今と過去をいったん手放して

未来を自由に

考えなさい。

----------------------------------


過去の延長が未来であると考えると

未来は小さくしぼんでしまいます。


過去と今をいったん手放して

「未来を描く」

未来志向の鉄則です。


きれいごととして言っているのではなく

脳の科学から

言っているのです。


未来が決まれば

そこから

『逆算思考する』


その未来を

作りだすために

今この瞬間から

どうすればいいのか


未来をしっかり描けば

脳は、ちゃんとそれに必要な情報を

示してくれるのです。


未来を描くにも

ちゃんと脳の法則を使う必要があるんです。

 

【今日の記事は、メルマガ『可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」メルマガの記事を、転載しています。】

メルマガバックナンバーはこちらです。
https://1lejend.com/b/IRnMnAEvyo/

 

メルマガ登録はこちら

https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=IRnMnAEvyo


最新の画像もっと見る