姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

【講座の感想】あの子が保健室から飛び出した理由がわかりました

2023年02月21日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。


今日のテーマは
「【講座の感想】あの子が保健室から飛び出した理由がわかりました」です。

 

波動脳科学セルフアクセプトコース第7講の感想です。

 

素粒子の話や私たちが発する様々な言葉や想いが、
人との関係や現実生成にどのように影響するのかということを理解し、
現実で実践することができると、スキルを超えた以上の結果を得ることができます。


講演などで、こういう子がいるけど、どんなかかわりをしたらいいですか?


とよく質問を受けますが、表面的なスキルで何とかしようとしても、うまくいかないくらい
今は、時代のエネルギーも変わっているので、スキルによるコントロールは機能しないのです。

 

感想を書いてくださった先生のように、発信源としての自分を整えるのが先です。

教育に関わる方、支援職の方、子育て中の方、部下指導をされる方など、多くの方に知っていただきたいです。

スキルや資格の取得を必死にやっても、結果が出せない人はたくさんいます。
もう、そこじゃないところに来ていると思います。

 

今回も自分のことを色々考えました。自分の思いと病気も話も興味深くお聴きしました。

素粒子の話は、今までの自分の人間関係を振り返ったときに納得する場面がいくつもあります。思いは先に飛んでしまうことも納得します。昔誰から聞いたか忘れましたが、「自分が好きと思う人数と同じ人数から好かれるし、自分が嫌いと思った人数だけ自分を嫌いと思う人がいる。」と聞き、それから人を嫌うのをやめようと思いました。(といっても嫌いな人許せない人はいますが・・・)この言葉と通じるものがあるなあと思いました。


今回アーカイブを聴いていて、浮かんできた人が2人いました。


 1人は、今、毎日休み時間に保健室にくるAくん。1学期、2学期に比べて、あっさり保健室から教室へ行くようになったなあと気づきました。Aくんは、2年前くらいから、教室からの飛び出しやうまくいかないと暴れる、泣く等の行動があり、今年度は毎日保健室に来ていて、行けない授業は保健室で過ごすようになっていました。

 Aくんとのかかわりで、失敗したなあと思うことがありました。「この時間、保健室で休みたい」と言ってきた時に、休みたい理由が想像できたので「20分がんばっておいでよ」と声をかけたら、保健室を飛び出していったということがありました。その時はAくんが私に拒否されたと思ったのだろうと思ったのですが、今日の話を聴いて、原因は私だったと気づきました。私の中に「教科担任の思いをわからせたい」とか「あなたのために言っていることに気づかせたい」などの思いがあって接していたからだったと気づきました。
 それからは、受け容れると決めて接しています。この子は大丈夫と本当に思って接しています。自分を整えてから接することを心がけたり、前回中庸でいることの意味を学んでからは、そのことも意識していました。ただ淡々と接しています。3学期になり、毎日、朝や休み時間にいきなりきて、びっくりした私を見て喜ぶのですが、時間になると「いってくるね~」と授業へ行きます。毎時間休んでいた体育や作業活動にも行けるようになりました。


 もう一人は、初任のB先生。素粒子の話や関係性の話をお聴きしてなるほどと思うことが多々ありました。B先生は初任と言っても臨採経験があるため、体育主任をしています。この先生が、学年の先生方や体育科の先生方とうまくいかず、保健室やB先生が信頼している人(部主任)の前で涙を流すということが2学期から度々あります。孤立しちゃっているととらえていたのですが、今日のお話を聴いて、「孤独」なんだ思いました。自分で壁を作っていて、話せる人としか話さない。困ったと言えず、自分はこんなに頑張っているのにうまくいかないと言います。
 B先生に近い先生方は「相談しない」とか「自分の思いで勝手に進めてしまう」「授業ができない」などマイナスの感情でB先生をとらえていて、そんな思いが飛び交っていてはうまくいかないよなあと思います。私は何ができるだろうと思っていたのですが、今日のお話をお聴きして、どうかかわるかを設定しようと思いました。「B先生が保健室に来た時は受け容れる」「私と話すことで元気になる」


 今回も姫先生や受講者の先生方のお話をお聴きして、同じようなことを考えていることがわかったり、そう思ってもいいんだと感じることもあり、気持ちが楽になりました。
ありがとうございました。
 


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