姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

封じ込めていたものがちいさなきっかけであふれ出た最終日でした。

2013年11月11日 | 保健室コーチング

 

 

保健室コーチングベーシックコース名古屋5期 いよいよ最終日。

今日は、『無理!』を『できるかも』に変化させ、モチベーションを高めるワーク

苦手な人に対するイメージや意味付けを変え、

苦手意識を軽減させるワークなどを中心にお伝えしました。


保健室や教室で、あの子にピッタリのワーク!

保健室や教室での『いるいる』『あるある』にすぐに使えるワークを学べるのが保健室コーチング。


現場を知っている人間がコンテンツを作り、

現場からのシェアをもとにバージョンアップしてきたので 本当に現場で使えることをお伝えすることができるのです。


さて さすがは最終日。

スキルうんぬんより スキルを体験し学んでいく中で

いろいろなものが噴出し

新しい気づき 理論と現実の結びつき シンプルな法則を体感する。。。など

興味深い出来事が あちこちえで起きていました。


今日のメニュー

①ニューロロジカルレベルを活用した言語アプローチ

 

 

 

休憩時間に再び使ってみた「人生の魔法カード」には みんなが集まってきました。


  

 

②タイムラインのシフト

 時間の流れはそれぞれの個人の中に主観的な形、配列で保存されています。

 この無意識のメタファーは それぞれの人の思考や行動に大きな影響を与えています。

 自分の無意識の中にあるタイムライン(時間の流れ)を 明らかにし

 それをシフトさせることで 思考や感覚に影響が出ることを体験しました。

 未来を大きく輝くものにしたいと思いながらも

 実際に明るく大きくしてみると

 「私には無理」という恐怖感に襲われた方

 近づく未来に近づくことができなかった方

 タイムラインを動かしたら、気持ちが軽くなり意欲がわいてきた方

 様々でした。

 タイムラインを動かすことで出てくる感情から

 無意識の思考パターンがあぶりだされ、とても気づきの深いワークとなりました。

 保健室の現場では そこまで子どもたちにやる必要はないのですが

 子どもたちの思考パターンを創り出すものの一つが

時間の概念の無意識の配置である可能性もあるので

タイムラインを明らかにしていくことも 大切な視点の一つであることをお伝えしました。



③未来のイス

 「無理!」と思っていることが「やってみよう」「できるかも」に変えていく楽しいワーク

 ここでも ワークに取り上げたテーマから  ちょっと深彫りさせていただいたペアがありました。

 複数配置の相方が 

相手の情報を使う人(自分で動くことができず、かかわった人が持っている情報を使うので できる人とやると自分もできるようになるが 

目的意識が明確でない人と関わると自分も動けない)であることが

 ワークの中で掘り出され

 相方がうまく動いてくれるためには 「主」で動く立場の自分自身が

 保健室経営や仕事の段取りについて しっかりと目的意識を持つことで

 相方の動きが変わってくることを体感されました。

 また、未来のイス 上級編にチャレンジされた方は

 願いの実現のために 具体的に何をすればいいのかが明確になった!

 勝手に ものすごいことをしなきゃならないと思っていただけだった、と気づかれました。

 

③なりきりモビルスーツ3D

 NLPで『モデリング』といわれるワークを

 保健室コーチングでは さらにシンプルにそしてより体感しやすい形にして 提供しています。

 ここでもまたまた事件が!

 ある受講生さんが てきぱきと動く女優Iさんのモデリングをしていた時、

 「確かにてきぱき動けるけど、なんだか想いとか愛情とかなく形だけやっている」と感じたのです。

 「では、いつも自分は幸せ~といっている義母のモデリングをしてみます」ということで

お義母さまのモデリングをしてみると

 「なんだか重い。ちっとも温かさを感じない」

 と感じたのです。

 そこで この受講生さんが気づいたのは 

 「自分が幸せだとおもっていたことが 外から見た幸せであり 周りから見て幸せに見えるかどうかだったのでは」ということでした。

  素敵な気付きですね。

 特別な何かがなければ 幸せとはいえない でも 其の特別な何かって何?

 と思っていらっしゃったのが そうじゃないって気づかれたのですね。

 素晴らしい瞬間に立ち会えることができました。


 


④ポジションチェンジ

 苦手な相手に対する感覚を変化させるワークです。

 威圧感を感じていた相手に対し ほとんどそれを感じなくなった!という方がありました。

 「相手の気持ちになりましょう」といわれても あまりピンとこない子どもたちにでも このワークで相手の視点に立つことができ リフレーミングが起きます。


    

 

⑤総合ワーク

 この6日間で学んだ様々なワークをご自身の現場で どのように活用するかを 

現場を想定して 保健室にやってきた子ども(あるいは自宅でのわが子)役とそれに対応する養護教諭(または親)という形で

総合ワークを行いました。

 改めて保健室にやってくる子どもたちって 本当にいろいろで

出しかたも様々。その子たちへの対応は まじで大変です。

一般のカウンセリングやコーチングのクライアントとして来ないようなタイプの子たちに

 対応しているのですから。。。。


    

 

 本当に独自の教育の場なんだと思います。


 受講生の皆さん 本当にありがとうございました。


 

 


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