姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

「現場を知っている人だから 現場にフィットした話でした」兵庫県の学校保健研修会にて

2012年08月17日 | 講演・研修・講座・セミナー

【2012年8月の記事】

 
 兵庫県姫路市で 兵庫県立学校養護教諭研究会で 講演させていただきました。

 「健」や「健康教室」の研修コーナー「保健室コーチング」の講座が毎回紹介されていて、

これに興味を持ってくださった担当の方が 声をかけてくださいました。



 1時間半の講演でしたが できるだけ 『フリートーク』の時間や『ゲーム』『ワーク』の時間を取り入れて 

活動の時間を作りました。



 参加型講演をしているのは 一方的に受けるだけの知識は 

48時間で8割忘れてしまうから。自ら考えたり活動したことは身につきやすいから。



 約250名の参加者の方々が 本当に熱心に また楽しみながら 講演に参加してくださいました。


 
 講演終了後、とある校長先生が、

「現場を知っている方だから、すごく納得できました」と言ってくださいました。

 その校長先生は臨床心理士の資格をお持ちだそうです。


 
 学校とい現場は、教育の場で

 その現場ももちろん カウンセリングマインドは必要ですが

 一般のカウンセリングのやり方をそのまま持ち込んでも そぐわないことがあります。


 同じように感じていらっしゃる方がいるんだなぁととても心強く思いました。



 以下は 私個人の意見です。

 どんなすばらしい心理学も やはりその現場現場に合わせた形で柔軟に対応させていく必要があります。

 そうでないと、「いや、確かにそうなんだけど 学校の現場ではそれはできないよな」ということが起きてきます。

 教師の頭が固いとかそういうことではなく、だから教育現場は変わらないんだとか

 そういうレベルの問題ではなく  柔軟性の問題なのだと思います

 一部のスクールカウンセラーさんが、

 自分が学問として、スキルとして学んだことを絶対的なもので 

 自分が専門職であることにこだわり過ぎたり、特別意識を持っていた理、

 学校という現場と敵対するような行動を取られたり、上から目線で指導をしたり、

 子どもが自分のところに来ないとぼやいたりして 

 結果として、うまく機能しないことがあるということを聴きますが

 それも その人がよい 悪いというより 

 柔軟性の不足なのかも知れません。(あくまで一部のスクールカウンセラーです) 



 NLPもそのまま学校現場に持ち込むことは 危険な一面もあります。

 だからこそ、学校、保健室という場に合わせた形にしていく必要があります。

 それを実践したうえでの私の講演や研修コンテンツなので

 「現場を知っている人だから 現場にフィットした話でした」

 
 という感想はあちこちでいただくことができます。

 さらに、ここ数年は、自分の現場経験だけでなく

 実際に保健室コーチングを学んだ受講生さんのシェアや現場実践を通して 

 私自身が新たに学んだことも含めての講演に育ってきているからだと思います。



 午後からの精神科医の先生のお話もぜひぜひ聞きたかったのですが

 午後から明日の保健室コーチングベーシック島根のために出雲に移動しなければならず 


 そして 改修中の姫路城も見たかったのですが あまりの暑さに断念し

 午後14時半の九州新幹線さくらで 岡山へ行き そこから 出雲へ。

 兵庫県立学校の養護教諭の先生方 役員の校長先生 指導主事の先生

 本当にたくさんのお心遣いありがとうございました。



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