(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。
今日のテーマは
「私が変われば、子どももよくなりますかの罠」です。
前回の記事の続きです。
前回の記事では
・人間の想いが変わると、
瞬時に70兆の細胞の振動数と
振幅と波形がかわり
それが周囲にまき散らされる
・手法や技法が機能するには、
それを使う人の「想い」が整っていること。
ということをお話しました。
今日は、その続きで
日常で起きている事例をご紹介します。
■ビギナーズラック
以前、お母さん向けの
子育てコーチングコースに
参加されていた方の事例です。
その方は
「子どもがゲームをしていて
なかなかお風呂に入らない」という
悩みを持っていらっしゃいました。
その方がコースで学んだ声かけに変えたところ
「あ、今から風呂に入る」といって
素直に応じたそうです。
「すごくうまくいったんですよ。
びっくりしました。でも・・」と話を続け
「次の日もおなじように
声かけをしたのですが、翌日は全くダメでした」
これは、あるある事例です。
1回目はOKで 2回目はうまくいかない!
###name###さんは、何が起きたのかわかりますか?
これは、俗にいうビギナーズラックと
同じことが起きています。
ビギナーズラックとは、
物事の初心者が持っている幸運のこと
とされていますが
ここに関わっているのが
「想念」「想い」です。
波動脳科学では、
純粋な気持か裏の想いがあるかどうかの違い
という視点でとらえます。
1回目は、何の裏もなくシンプルに
学んだスキルを使ってみたのです。
でも、2回目は
(なるほど、こういう言い方をすればいいのか)
という裏の想い(邪念)が入ってしまったのです。
たったこれだけのことですが、
相手に伝わる想いの波が変わり、
おこさんは無意識に
「コントロールされる」と感じ、
1回目とは違う反応をしたのです。
本人の微妙なる「想い」は
波として伝わります。
保健室コーチングでは
『状態管理』という言葉で
お伝えしていますが
この状態管理すらも
うわごとのように
宣言するだけだったり
たんなる「やり方」」になったとたん
なんの機能もしなくなります。
■講演や研修でのがっかりする質問
講演や研修で
こんな質問をされる方があります。
「こういう風に言えば
うちの子は言うことを聴くようになりますか」
「手を焼いている生徒がいるのですが
このやり方で教室へもどりますか」
厳しいことを言うと
こんなことを思っている時点でアウトです!
そして、一見素晴らしそうに聞こえるけど
落とし穴のある質問・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
私が変われば
子どももよくなりますか
・・・・・・・・・・・・・・・・・
うーん、なんとなく
よくわかってるなという感じですが…
確かに母親が変われば
子どもが変わります。
でもね。
ちょっと違和感がありました。
純粋に「私が変わる」なら
問題ありません。
しかし、
「(子どもが自分の思い通りになってほしいから)変わる」
という無意識のノイズがあるとしたら
自分を主にしている動きではなく
相手に求めている動きなんです。
こうした関係は
親子だけでなく、生徒と先生、部下と上司
いろいろな中で起きます。
ほんのちょっとした「想い」なのですが、
意識で聞こえない、気づけないノイズが
相手との関係性に影響します。
必要なのは、相手に対して、
どのスキルを使って相手を変えようか
自分のどんな想いのノイズが
この状況を起こしているのかに
気づくこと。
そして、コミュニティの中の会員さんの
やり取りではこんなやり取りが。
---------
こういう事例に対して
こういうかかわりをしたけど
上手くいかなかった。
あとから、振り返ると
自分の想いにノイズがあった
---------
こういう振り返りができることは
さらに自分を成長させます。
1つのスキルがうまくいかないと
じゃ、今度はこれを使ってみよう
あれはどうかなと
手を変え品を変え
対応しようとします。
この時点で
スキルで相手を変えようという
ノイズが発生しています。
上手くいかない時こそ、
自分の状態を振り返る
チャンスですね
それでは
今日も素敵な1日を!
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