三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ駐在2021:真鯛を捌いて食べる

2021-10-31 | ドイツ赴任_現地料理
 Kosmidisでまあまあな鮮度の真鯛を発見。娘が食べたいと言っていたのでお買い上げ。20EUR/kg。自宅で鱗を落とすと掃除が面倒なので、店員さんに鱗処理をお願いしてお買い上げ。

 無茶苦茶にでかい真鯛に見えるが目の錯覚。普段使いのまな板を食洗機に入れてしまったので、小さいまな板に載せているだけ。約45㎝の真鯛。日焼気味なので、きっと水深の浅い養殖もの。

 早速捌いて家族みんな大好きな昆布締に。

 あらは息子の大好物の煮付けへ。塩を振ってしばらく置いた後に、熱湯をくぐらせてから水道水で鱗やヌメリを洗い流す。それから砂糖と醤油の煮汁に日本酒代わりワインを入れて、生姜をすりおろしてサッと煮てお仕舞。翌日のご飯のおかずにしよう。


 半日ほど昆布でしめたところで頂きます。

 メニューは
✓真鯛の昆布締め
 ポン酢で食べると美味しい。
✓本マグロの刺身(赤身、中トロ、大トロ)
 カマに近い方の当たりの部位!こっちは味が強いので醤油でいただく。
✓キャベツのお浸し(レンジでチンした後に冷めたところで、塩と白トリュフオイルで味付け)
 非常に簡単なおつまみ。帰国時にはトリュフオイルは絶対に買って帰ろう。
✓ほうれん草のお浸し(すりごまとポン酢であえて)
 100均で買って持ってきたすり鉢とすり棒が大活躍。やはりゴマはひきたてが美味しい。
✓トリュフチーズ
 Scheck in Centerで3~4EUR/100gの奴を2種類購入。どっちも香り豊かで美味しい。ワインにとても合う。

 以上でお腹一杯。

 翌日の朝は残しておいた昆布締めを薄く切って、すりごまと出汁醤油であえて、

鯛茶漬け!
 ドイツでも日本と同じような食生活www。

ドイツ駐在2021:ポルチーニのシーズン到来 リゾット堪能!

2021-09-19 | ドイツ赴任_現地料理
 今年もポルチーニの時期が来たので、早速KOSMIDISで調達。3EUR/100gと非常に安い。Scheck in Centerだとその2倍。

 お気に入りはポルチーニリゾット。30分程で完成。

 リゾットだけではワインのつまみに寂しいので、こんな感じでリースリングで一杯。
 
 私以外は生ポルチーニで作ったリゾットは初体験。キノコ嫌いの息子でさえパクパクと食べてしまう美味しさ。

 因みにステーキはKOSMIDISで買ってきたアルゼンチン産のentrecôte 27EUR/kg。お値段と味のバランスが良くて家族大絶賛。

ドイツ駐在2021:Rotbarsch(タイセイヨウアカウオ)を捌いて食べる

2021-06-19 | ドイツ赴任_現地料理
 最近は肉ばかり食べてたので、久しぶりに魚を調達。前から気になっていたRotbarsch(約50cm、1.3kg)をVenosで調達。日本の沖メバルそっくり。1kgあたり8EURちょっと。非常にお求めやすい価格。目の色が濁っているので、そんなに鮮度は良くない。そこで煮つけとバター焼きで頂くことに。

 鱗が飛び散るのでビニール袋の中で鱗を落としてから、内臓を取って頭を落として2枚に捌く。このサイズなら釣り用ナイフで簡単に捌ける。
 お次はそれぞれ半分に切って、煮つけの方は捌いた魚に塩を振ってしばらく放置。そのあとで熱湯をかけて表面をさっと白くしてから、水道水で綺麗に汚れを洗い流して臭みを低減。あとは刻んだ生姜と醤油と白ワインと砂糖を適当に加えて煮付けてお仕舞。

 バター焼きの方はハーブ塩と小麦粉を振りかけてから、バターでソテー。
 肉厚なので気長にソテー。

 仕上げにポン酢を振りかけて完成。

 ついでにイワシのかば焼き。イワシは4EUR/kgで300g調達。イワシは指で捌けるので非常に簡単。小麦粉をつけて油で炒めてから、砂糖・醤油・白ワインのタレを最後に鍋に放り込んでアルコールを飛ばしてお仕舞。


 以上でメインのおつまみ完成。

 お酒はBad DürkheimのWeingut Bärenhofで買ってきたRiesling。Auslese(充分に熟した房 の葡萄)のTrockenで濃厚な味わいで美味しい。

 さて、肝心のRotbarsch。癖のない白身で普通に旨いが、バター焼きは温かいうちの方が美味しい。子供達には煮つけの方が好評。新鮮なものが手に入れば薄造りにしてシャブシャブも美味しそうだ。
 イワシのかば焼きも普通に旨い。鮮度が良ければ、ナメロウなんかも良いのであるが、鮮度の落ちた魚は甘じょっぱい味で食べるのが非常に無難。
 
 やっぱり鮮度の良い魚を食べようと思ったら、週末よりも入荷直後の魚が入り易い?週の初めが良いのかも。次回は週の初めに行ってみよう。
 




ドイツ駐在2021:Amande(アマンド、ホンタマキガイ)のワイン蒸し

2021-06-06 | ドイツ赴任_現地料理
 娘と一緒にVENOSでお買い物。娘の希望で見たことのない貝を購入。名前はAmande。お値段は約6EUR/kg。
 早速、家に帰ってググってみると、フランスでは牡蠣とかと同様に生食で食べるらしい。冷やしたロゼに合わせたら美味しそう。とはいうものの、我が家では私以外は生貝は苦手。
 というわけで無難にワイン蒸しにすることに。

 貝の縁が藻?で覆われているので、まずは貝を互いにすり合わせてゴシゴシと洗って綺麗にする。

 あとはフライパンニンニクとセロリをオリーブオイルで炒めてから、綺麗にした貝を敷き詰める。

 白ワインをざっとかけてから蓋をして数分。

 あっという間に出来上がり。

 他のおつまみは締めサーモンと石狩鍋風の味噌汁とサラダ。

 温かいうちにワイン蒸しを食べてみる。
 ホンビノスのようにちょっと固い。味はいたって普通(不味くはない)。そのようなわけで我が家では不評。ハマグリのような味わいを期待して食べたのが悪かったかもしれない。少しだけ生を試してみたらよかった。


ドイツ駐在2021:Rib eyeでローストビーフ@オーブンで低温調理

2021-06-06 | ドイツ赴任_現地料理
 KOSMIDISのアルゼンチン産牛肉コーナーを愛用中。適度なお値段で食べやすい大きさの塊肉があるのがいい。今回はRib eye約1.4kgを購入。約30EUR/kgだったかな。

 子供の学校のお弁当用に、300gくらい切り分けてy-martで買ってきた焼肉のタレを加えて冷蔵庫へ。因みにこのタレは豚用と牛用があって、味が全く違う。豚用は辛くて、牛用は甘い。
 ローストビーフ用の塊にはステーキ用の調合スパイスを適当に振りかける。フォークで刺すのを忘れたが、細かいことは気にしない。

 オーブンを110℃に予熱し100分間。途中、1回だけ肉を裏返しにする。非常に簡単な調理。加熱が終わったらアルミホイルで包んで温度が適度に下がるまで放置。すぐに切ると肉汁の洪水で勿体ないことに。

 人肌以下に冷めたところで切り分け。

 イイ感じのピンク色。とても軟らかくジューシーに仕上がった。
 サニーレタスの上に盛り付け。

 他のおつまみと一緒に頂きます!

 ローストビーフのお味は最高!とても軟らかくて美味しい。火の入り方が絶妙だ。

ドイツ駐在2021:ローストイベリコ豚(Nacken)@低温調理で一杯

2021-05-23 | ドイツ赴任_現地料理
 家族一同イベリコ豚が大好き。ドイツに来てからいろんな部位を堪能中。Reweにイベリコ豚でNacken(肩ロース)が入荷してたので、1kg調達(約35EUR)。オーブンで気長に低温料理。

 3時間程室温で肉を放置して、塩胡椒を塗して110℃ー90分、90℃-20分、そのあとにアルミホイルで包んで3時間程放置して肉汁が落ち着くのを待つ(加熱直後にすぐに切ると肉汁大放出)。

 綺麗にロースト出来た。

 付け合わせはポトフとチーズとドライトマトのオリーブオイル漬けとフルーツ。ワインはScheck in Centerで買ってきたFridrich Beckerのマスカット。非常にすっきりした味わい。
 日本で買うと3500円くらい。こっちでは12EURくらい。日本と比べると安く感じるが、名前が有名な分、他のドイツワインに比べると割高かも。こんな感じの味は10EUR未満でもありそう。とはいうものの名前を知っている分、選ぶ際に安心感があるのと、日本にお土産に持って帰って配った時にググられることを考えると、こういったワインは非常に便利。

 さて、肝心のIberico Nackenのローストのお味。ヒレやロースに比べると、脂が多く、食べごたえ抜群。低温調理で弾力感ある肉質を保てたので、とても美味しい。脂の強さを和らげる観点からポン酢が非常に合う。残りを冷蔵庫で保存して翌日に食べたが、完全に冷えても柔らかくて美味しかった。

 次回はKosmidisで買ってきた冷凍のNacken(約18EUR/kg)で作ってみよう。

ドイツ駐在2021:コロナの抗原検査は只今無料。ためしに受けてみた。

2021-05-20 | ドイツ赴任_現地料理
 既に日独の往復でPCR検査は受診経験あり。会社の近所に無料の迅速抗原検査所が出来たので、試しに受診してみた。

 会場はこんな感じのテント。テントの側面の注意書きが重要。予めスマホにPassGoというアプリをDLして、個人情報を要入力。そうすると個人情報のQQコードが表示できるので、これを右側の入口で係の人に読み取ってもらって受付完了。
 あとは薬を飲んでないか聞かれて、飲んでないと答えたら、中に招き入れられて、綿棒で鼻腔の奥をこすってサンプル採取完了。20分くらいでスマホに結果が届くと言われてお仕舞。ここまで3分くらい。
 そのまま会社に行って机に向かっていると結果判明!当然Negative。
 
 非常に簡単。抗原検査の結果が必要なときは、また利用しよう。但し、家族全員で受診するのであれば、徐々に増えてきたドライブスルーの検診がいいかもしれない。KronbergのKim's Tofuの近所の会場が近いので、今度見てみようかな。


 

ドイツ駐在2021:簡単 数の子パスタ

2021-05-17 | ドイツ赴任_現地料理
 メッセの近所のロシア食材店で調達した数の子缶詰(110g/EUR3.79)が冷蔵庫に眠っている。そこでパスタに使ってみた。

 蓋を開けてみるとキレイな粒々。味見してみると、程よい塩気(塩辛くないので普通に旨い)。

 パスタ1袋(500g)を茹でてからバターと塩胡椒を加え、そこに数の子を1缶ドバっと放り込む。更に仕上げにアイオリソースと塩胡椒少々。
 
ちなみにアイオリソースはEDEKAで安価に買えるので、ニンニク好きには非常にお勧め。

 あっという間に家族4人分出来上がり。

 最後の仕上げに青のりを振って、ワインと一緒に美味しく頂きます。

 この前のタラコパスタよりも、こっちの方が好み。数の子の粒々の触感が心地よい。


ドイツ駐在2021:新鮮な刺身とロシアスーパーのイクラ缶で手巻き寿司パーティー

2021-05-01 | ドイツ赴任_現地料理
 ロシア食材店で買ってきたイクラ缶が冷蔵庫に眠っている。それ単独でイクラ丼もいいかなぁと思ったものの、万が一、味が行けてない場合には悲惨だ。そこで、刺身を買ってきて手巻き寿司パーティーに決定。

前菜:トマトとモッツァレラチーズの盛り合わせ
 左側はワイン味噌(白ワイン+出汁入り味噌+砂糖)に漬け込んだモッツァレラ。AldiやReweの安い奴で作るのがお勧め。いい奴は勿体ない。「たむらやの味噌漬け」のパクリみたいなものだ。
 そのまま食べるのであれば、今のところKosmidisのプラスチックの入れ物に10個くらい入った奴がお気に入り。
 包丁を久しぶりに研ぎなおしたので、トマトがとても綺麗に切れて感動もの。僅か数分の作業で圧倒的な切れ味を回復。日本から砥石を持って来ておいて良かった。

箸休めその1:Bärlauch(ベアラオホ:ドイツの行者ニンニク)のお浸し

近所の公園で長男と一緒に採取してきたもの。柔らかい方が美味しいので、開花してない株から選択的に採取。ほうれん草のお浸しの甘さに、ニンニクとかニラのコクを加えたような味わい。ビニール袋一杯取ってきても、茹でるとほんの少し。

箸休めその2:ナスの味噌田楽

 白ワインと味噌と砂糖を混ぜて、切れ目を入れたナスに塗り付けて、225℃で20、30分で完成。非常に簡単。味噌が垂れて焦げると洗うのが面倒なので、必ずアルミホイルを敷くといい。加熱でトロトロの茄子と焼きまんじゅうを彷彿とさせる焦げた甘じょっぱい味噌の組み合わせが最高。しかも簡単なのもいい。

寿司ネタその1:鮪とサーモンの刺身
 サーモンは約20EUR/kg@Venos、本鮪は約45EUR/kg@KOSMIDIS。鮪の相場上昇が大きい。今までは35EUR/kgくらいだった。

寿司ネタその2:ネギトロ
 柵取する際に切り分けた端の方や筋の多い部位を細かく刻んでネギと合えただけ。鮪の脂が強いのでネギの添加で爽やか感が大幅に向上。

寿司ネタその3:缶詰のイクラ
 EUR18.99/300g@ロシア食材店

蓋を開けると、卵がぎっしり。

 見た目は大丈夫そうだ。

 手巻きの軍艦で食べてみる。普通に旨い!これは当たり。他の刺身と一緒に300gも食べきれないので、半分ほど残しておいて朝ごはんにイクラ丼だ!

 
 まずはワイナリーでお土産にもらった金粉入りのスパークリングワインの小瓶で乾杯!そのあとはGrauer BurgunderのTrockenを1本開けていい気分。

 本日の後悔は鮪。もう少し赤身が多い方が良かったなぁ・・・。