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三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ赴任2020_現地生活:ナスと豚肉の漬け汁うどん

2020-08-13 | ドイツ赴任_現地料理
 こっちのナスは大きい。1個買うと数日は食べることになる。簡単なので炒め物を多用しているが暑くなってきたので、さっぱりと食べたい。
 そこでうどんの漬け汁にすることに決定。

 まずはナスを適当に切って水につけてあく抜き。そのあとでレンジでチンして軽く温めてから油で炒める。ある程度しんなりしたところで豚肉を追加して炒める。豚肉はスーパーの精肉コーナーでおばちゃんにお願いして薄く切ってもらったもの。
 最近は慣れてきたので、以下の呪文を完全に会得したのですらすらと注文できるようになった。

Das bitte(指で指し示しながら)「それください」
Dünn schneiden bitte.「薄く切ってください」
300 g bitte. 「ドライフンダートグラム おねがい」

 因みに会社のドイツ人同僚に、日本人は薄切りの肉が好きだけど、お店の棚に並んでないから、このドイツ語だけはしっかり覚えてるよと言ったら笑ってくれた。

 さて、ある程度、肉に火が通ったところで、お酒の代わりに白ワインを振りかけて砂糖を少々放り込む。アルコールが飛んだと思しきところで、水とだしの素と醤油を追加。沸騰したところでお仕舞。後は隣のお鍋で茹でておいた饂飩を水で絞めて完成。

 文章で書くと長いが、20分もかからない。忙しいときに便利な食事。しかも普通に美味しい!漬け汁を余分に作っておけば、翌日以降はより簡単に食べられる(今回は3回分調製)。

ドイツ赴任2020_現地生活:夏は生牡蠣にスパークリングワイン!

2020-08-10 | ドイツ赴任_現地料理
 日本はかなり蒸し暑そうだ。冷房なしの生活なんて考えられない。日本の自宅ではウッドデッキにプールを出して楽しんでいるようだ。

 ドイツもだんだんと暑くなってきた。日本に比べて湿度が低いとはいえ、日差しの入るリビングは暑い。そんな暑い休日の過ごし方は昼飲みに限る。
 VINOSで魚介を物色して、牡蠣と鮪を調達。

 牡蠣剝きつきなので、とっても便利。これで3本目。
 剝き方を会得したので、あっという間に準備完了。
 暑い日の昼飲みなので、おつまみは簡単であっさりしたものだけ。
✔ナスの出汁醤油炒め
✔モッツァレラとトマト
✔生ハム(イベリコ)
✔本マグロの刺身
✔生ガキ
✔サラダ(サニーレタスとブルーベリー)
 よく冷やしたスパークリングワインが暑い昼に最高!
 自宅飲みなので非常に安上がり。円換算でこれで3000円弱。

ドイツ赴任2020_現地生活:ドイツのナス~田楽や炒め物で美味しい!~

2020-08-10 | ドイツ赴任_現地料理
 こっちのナスはでかい。日本でいうところの米ナスと丸ナスみたいな奴が売っているのだが、どちらも巨大。

 VENOSで買ってきた丸ナスみたいな奴をTigerビールと比較。
 炒め物にして食べると、独り暮らしなので4回は楽しめる。油で炒めてうどんのつゆにしても美味しい。田楽も美味しい

 因みにTigerビールはALDIで購入。約100円。地元のビール以外でも安いのが驚き!今週のALDIの広告をみたらアサヒのスーパードライも同じような値段で出ていてびっくり。

ドイツ赴任2020_現地生活:リブアイ1.2kgを食べまくり

2020-08-08 | ドイツ赴任_現地料理
 この前のイベリコ豚のSecretoは脂が多すぎた。もうちょっと脂と赤身のバランスのいい部位がないかと物色しにKOSMIDISへ。しかしながら、ちょうどいい大きさのものが無いので断念。体がすでに肉を食べるモードになっているので、イベリコ豚コーナーから牛肉コーナーへ。
 そこで目をとめたのがリブアイ 26EUR/kg(生肉)。一番小さそうな塊をお買い上げ。1.2kg 。300gのステーキで4回分だ。

 家に帰って早速、小分け。いい感じに脂が入っている。一部は冷凍庫へ。

まずはステーキ
 購入初日はまずはステーキ。300gで約3cm厚。すぐに焼くと中心に火が入りにくいので、室温に戻してから焼く。焼き過ぎないように最後は予熱調理。適当に両面を焼いたところで、フライパンから取り出してアルミホイルでくるんでしばらく放置。
 数分経ったところで包丁で食べやすい大きさに切り分ける。いい感じの色に仕上がった。霜降りの柔らかい肉ではなく、赤身が多いが結構柔らかくて美味しい。脂がしつこくないので、あっと言う間に完食。これはいける。また今度買ってもいい味だ。

翌日は中華風の炒め物
 フランクフルトでは普通に中華の調味料が買える。李錦記の物も売っている。そこで在庫の野菜と適当に牛肉を細切りにして炒めて、豆板醤、オイスターソース、中華スープの素醤油と砂糖と白ワインで味付け。仕上げは水溶き片栗粉でとろみをつけて完成。
 どこにでもありそうな中華料理のお味。非常に食べやすい。ピリ辛でビールのつまみにとてもいい。

その次の日は牛肉麺
 前日に余分に作っておいた炒め物を有効活用。乾麺と中華スープの素を使って醤油ラーメンを作る。その具材として前日の残りをドバっと載せてお仕舞。
 これもまた非常に美味しい。

 これでやっと約600g消費。残りはステーキで楽しもう。と思ったものの、小さく切って焼肉のタレに漬けこみ。こうすれば日持ちする。

 4日目のブランチ。

焼肉のほかは
✔ナスの炒め物
✔生ガキ(フランス産)
✔トマト&チーズ
✔焼肉を包むためのサニーレタス

 肉に白ワイン(Riesling)という感じかもしれないが、サニーレタスで包んで食べると、さっぱりしているので、そんなに違和感ない。冷房の無い家に住んでるので冷やした飲み物を体が欲しているから、寧ろ美味しく感じる。

ドイツ赴任2020_現地生活:秘密(Secreto)と言う名のイベリコ豚を食べまくり その②ナスと豚肉の炒め物

2020-08-03 | ドイツ赴任_現地料理
 一人暮らしの食事の最大の欠点。連続で同じ食材を食べねばならないこと。昨日に続いてイベリコ豚をやっつける。Secreto(スペイン語で秘密)と言う名の希少部位。冷蔵庫から取り出して切り始めたが、表面が真っ白。今日取り出した奴は赤身<<<<<<脂身な奴。これは50近い親爺には危険だ。食べきれるわけない。包丁で極力、脂身をこそげ落とす。更に脂を抜くためにさっと湯通し。

 そのあとでナスと炒めて豆板醤と甜面醤と中華の素と醤油とワインと砂糖と醤油を振りかけて、最後に強火にしてアルコールを飛ばして完成。

 味を比べるために塩胡椒とネギのみで炒めたやつをつまみに早速一杯。

 なんだか脂っこい。全く箸が進まない。昨日は脂身と赤身がいいバランスであったが、今日の部位は脂がどぎつい。二口ほど食べたところで、お腹いっぱいな感じ。猛烈な後悔。本日、一番おいしいのは生のトマトだ!
 勿体ないので炒め物の中からナスだけ選んで、あとのお肉はさようなら。
 脂っこさが非常につらい。口直しにうどんを茹でる。
 大量にネギを放り込んでサッパリ感増強。無茶苦茶おいしい!!!

 次回は普通にロースにしよう。

ドイツ赴任2020_現地生活:秘密(Secreto)と言う名のイベリコ豚を食べまくり その①焼肉

2020-08-02 | ドイツ赴任_現地料理
 先週末に購入した鮟鱇2kgとムール貝2kgをようやく消費完了。鮟鱇は焼き物、唐揚げもどき(ニンニク+出汁醤油に漬けこんでから油を放り込んで片栗粉をまぶしてグリル)、鮟鱇汁&雑炊、鮟鱇チゲ&雑炊で消費。ムール貝はワイン蒸しとその汁でパスタ、あとは鮟鱇汁への追加投入等で消費。
 魚介類を連続で食べまくったので、今度は肉を食べたい。肉だと毎回ステーキと言う流れだったので、それを断ち切るべくKOSMIDISでイベリコ豚を物色。
 冷凍ものであるが、いろんな部位がある。壁面にお値段と豚の絵(部位の説明)があり、それを参考にしつつ物色しているとSECRETO(スペイン語で秘密)という部位を発見。余りの旨さに、昔、肉屋が自分用に持って帰って食べていた内緒の部位と言うことだ。普通にロースを買うよりも面白そうなので、これを選択。単価は10.95EUR/kg。一番小さいのを選んだのであるが885g。鮟鱇パーティーと同様に、暫くはイベリコ豚が続きそうだ。一緒に買ったのは枝豆。170gで2.45EURとお安い!

 冷凍なのですぐには食べられない。冷蔵庫で一晩かけて解凍して、まな板の上へ。
 一塊の大きい肉と思っていたら、1~1.5cmくらいの厚さの肉が折りたたまれて入っていた。食べやすいサイズに切っていく。
 油に包まれたトントロと言った感じ。早速、焼いて食べようということでホットプレートを出そうと思ったが、独り焼肉で普通のホットプレートは大げさだ。そこでフライパンと卓上IH調理器の出番。1400Wなので、全日空でもらった大きい方の変圧器で十分使用可能。既に我が家では鍋もので活躍。
 油が飛ぶので新聞紙を敷き詰めて焼肉開始。
 付け合わせはチーズ(モッツァレラの出汁醤油・黒コショウ漬けとOld Amsterdam)とドライトマトのオリーブオイル漬け(酒のつまみに最高!)。後はサラダ(トマト+サニーレタス)と焼き物用にネギとジャガイモ(予めレンジでチン)を追加。
 ワインはPfalzのワイナリーのBärenhofで買ってきたRiesling Spätlese trocken。酸味が立ったワインが嫌いな自分好みの味。このワインはここのワイナリーで一番上のライン(JB selection)ではあるが、僅か9.5EUR/本。 

 
 程よく焼けたところで岩塩+ライムを絞って一口。

 プリプリでジューシー。脂が強いので柑橘系との相性最高!欲を言えば、網焼きだともっと美味しいだろう。あっという間に約300g完食。そういえば、枝豆を食べるの忘れてた。まあ、冷凍物だから後日の楽しみにとっておこう。

ドイツ赴任2020_現地生活:焼き鮟鱇

2020-07-28 | ドイツ赴任_現地料理
 一人暮らしにも関わらず鮟鱇を2kg買うという暴挙を犯してしまった。そんなわけで毎日鮟鱇を堪能中。

 本日のメニューは焼き鮟鱇。

 昨日、鮟鱇汁を作るときに鮟鱇を全て捌いた。捌くには普通の万能包丁より細身のナイフの方がお勧め。また、骨を切断することを考えると、強度のある奴がいい。私が使ったのは釣り用のナイフ(ダイワ製、鱗落とし機能有り(今回はその機能は不要)、刃の厚みもそれなりにあって頑丈)。
 その捌いた鮟鱇の一部をすりおろしニンニクと出汁醤油のタレに漬けこんでおいた。

 本日は単に漬け込んだ鮟鱇を焼くだけ。

 とりあえず先日の焼きガキの結果を参考にオーブンを210℃に予熱後、10分焼いてみる。仕上がり音を耳にして様子を見に行くと、見た目がまだ生っぽい。このオーブンは終わりにOKを押すと、自動的に仕上げモード?に移行して、250℃に昇温しつつ5分焼いて終わるという機能が有るので、そのままOKを押して何時でも途中で介入できるよう待機。見た目的に最後まで焼いても大丈夫そうだったので、規定の5分後のアラームで取り出し。
 見た目OK!大丈夫そうだ。ここで残り物と一緒に夕飯。

本日の夕飯
✔ムール貝のワイン蒸し(残り物:これも2kgかってきて後悔中。)
✔イワシみたいな奴の薫製をレンジでチンしたもの
 シシャモやイワシの丸干しみたいな味わい。焼かなくてもレンジで1-2分でいい感じ。
✔トマトとチーズ
✔本日のメイン:焼き鮟鱇

 人生初めての焼き鮟鱇。

 身がプリッとしていい感じ。白身縛りで比較すると、トラフグに比べると旨味が少ないが、タラに比べると食感と旨味が段違い。ニンニク風味がフグに劣る味わいをイイ感じにサポート。砂糖を入れてコクを深めても良かったかも。もちろん、このままでも十分美味しい。きっとこの味付けで唐揚げにしても良さそうだ。
 特に美味しいのが骨の周り。ナイフとフォークでは食べにくい。見た目は良くないがお箸で挟んで齧るのがラクチン。初日のソテーよりもこっちの方が好き。
 明日は残りの漬け込み鮟鱇に片栗粉をつけて、薄く油を敷いてソテーしてみようかな(唐揚げの簡易バージョン)。
 

ドイツ赴任2020_現地生活:鮟鱇汁

2020-07-27 | ドイツ赴任_現地料理
 一人暮らしなのにアンコウを1匹(2kg)買ってしまった。というわけで鮟鱇をいろいろな食べ方で堪能中。

 今回は鮟鱇汁。但し肝無し。

 鮟鱇は適当に捌いて予め湯通し。皮から特にモコモコとあくが出てくるので湯通し必須であることを認識。具材は冷蔵庫の在庫から適当に。ニンジン、キノコ、白菜、ネギ。
 まずはお湯を沸かして出汁のもとを投下。そこに人参と白菜の硬いところを入れて、軟らかくなるまで煮る。そこに鮟鱇を投下し出てくるあくを取り除く。最後に白菜の柔らかい葉の部分と味噌を加え、仕上げに出汁醤油と刻みネギを散らして完成。
 ちょっと薄めの味付けが鮟鱇の美味しさ倍増!
 ワインは先週、Mainzのワイナリーで買ってきた2018年のGrauer Burgunder。8EUR/本。2019年モノにくらべ、尖った味が無くなりマイルド。甘すぎないフルーティーな味わいが美味しい。ドイツワインはRieslingしか知らなかったので、この品種は自分にとって当たり。ドイツ駐在でいい勉強だ。フルーティーでいて甘すぎない。鮟鱇汁と良い相棒!帰国するときはこれを買っていこう。
 というわけで本日も引き籠もり生活を堪能。

ドイツ赴任2020_現地生活:鮟鱇とムール貝の雑炊(チゲ風)

2020-07-26 | ドイツ赴任_現地料理
 VENOSで鮟鱇とムール貝をそれぞれ2kg買ってきてしまった。一人暮らしにはちょっと多い。そこで食材を無駄にしないよう朝から鮟鱇とムール貝を使って料理。
 豆板醤とだしの素と味噌でスープを作って、そこに鮟鱇とムール貝を放り込む。ムール貝が開いたところで、貝殻を外す。そこにご飯を投下してコトコトと10分。そのあとで数分蒸らして雑炊の出来上がり。
 淡泊でふっくらした鮟鱇がピリ辛味で美味しい。ムール貝の出汁も効いている。
 
 まだまだ鮟鱇があるので、今晩はアンコウ鍋だ!

ドイツ赴任2020_現地生活:鮟鱇(あんこう)を買ってみた!

2020-07-26 | ドイツ赴任_現地料理
 毎回、マグロやサーモンの刺身と言うのも飽きてきた。そこでVENOSでいつも買わない魚にチャレンジ。
 今回購入したのは鮟鱇2kg(肝無し)。17.5EUR/kg。ドイツ語ではSeeteufel(ゼートイフェル、男性名詞)。

 コロナのせいで、まだ出刃包丁を日本から持って来ていないので、釣り用のナイフで捌く。


 皮が簡単にはがせる。

 まずはソテーを作成。
 
 適当な切り身にして塩胡椒と片栗粉を振って、ニンニクとオリーブオイルで炒める。最後にネギを散らして醤油をかけてお仕舞。
 非常に簡単な料理。

 最終的にこんな感じでbrunch 。鮟鱇は身がプリッとして食感が良くて美味しい。淡白なので味付け次第だ。豆板醤で中華風の味付けにしても美味しそうだ。

 ムール貝はオランダのYerseke産。2.95EUR/kg。で2kg入り。

 身が黄色いのが雌で白いのが雄。ここは牡蠣の養殖をやってるので、いつか遊びに行ってみたい。オランダの地名では○○ニンゲンと言うのがあるのだが、Yersekeのすぐ下の街はKruiningen(クライニンゲン)。ハーグのScheveningen(スヘフェニンゲン≒スケベニンゲン)と同様に日本人的には気になるところだ。

 スパークリングワイン(esprit de schengen)はルクセンブルクのシェンゲンのワイナリーで買ってきたもの。ルクセンブルクのワインは日本ではあまり売ってないので、欧州駐在員ならではのお楽しみ。しかもこっちで買うと安い。ググってみるとこのスパークリングは日本で買うと7000円。こっちでは12EUR。

 brunchのつもりが本日はこれでお腹いっぱい。夕食は軽いものにしよう。