三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

香港土産 「泰昌餅家のエッグタルト」

2007-04-15 | 海外旅行
 酒飲みであるものの甘いものには目が無い。お土産(自分用)は何にしようかと考えて選んだのが「泰昌餅家のエッグタルト」。最後の香港総督のお気に入りの有名店。
 澳門のアンドリューのエッグタルトの生地(パイ)とは違い、ここのタルト生地はサクサクのクッキータイプ。ちなみにそれぞれどちらも旨い。

 断面図。

 お店では熱々のものが買えるが、箱に入れて持って帰るとその熱々が仇に。帰国してからビニール袋から箱を取り出したら、エライことになっていた。熱々の湯気で箱がぐんにゃりとなって、10個のタルトがその箱の中でぶつかり合って、幾つか砕けていた。ちなみに写真は数少ないまともな原型を留めていた生き残り。

泰昌餅家:中環擺花街35号
 中環駅から徒歩10分ちょっと。陸羽茶室のついでに寄って買える距離。

春のお料理

2007-04-15 | 料理
 久しぶりに弟が来た。飯を食わせろということなので、久々に気合を入れてお料理。仕事が忙しかったので、ここ数ヶ月手抜きしまくりだった。春を意識して作ったのは以下のメニュー。


1.根三つ葉と鶏のササミのお浸し
 茎が太くてしっかりした三つ葉。香りがとってもよい。春が旬。香りと食感が命なので、軽く湯通しがポイント。熱湯を軽くかける程度で十分。ポン酢をかけていただきましょう。

2.初鰹と生の黒鮪のお刺身
 初鰹は腹身は皮付きでそのまま、背身は串を打ってコンロで軽く皮面のみ炙ってみた。可能なら藁で炙った方が旨そうだ。初鰹特有の淡白な感じがいい。鮪のトロは濃厚なお味。近海の生の黒鮪なんて久しぶりだ。ちょっとだけついていた赤身の部分は非常に淡白で、ねっとり感が物足りない。おそらくヨコワサイズではないものの、小型の奴なんだろう。

3.筍と蒟蒻と鶏肉と根菜類の煮物
 筍ご飯用にゆでた筍の残り(根元の堅い部分)を利用。大量合成したので、今週の夕飯にしばらく登場予定。

4.筍の姫皮のお浸し
 あっさりで口直しにぴったり。自分で筍をゆでたときのお楽しみの逸品だ。

5.鰤の照り焼き
 2ヶ月前に食べた氷見の寒鰤に比べると、脂の乗りがやや少ない。コイツは出自が原因なのか(高知産)、それとも単に時期が微妙にずれているからなのか。昔、和歌山で冬に釣った鰤は脂が少なかったから、やっぱり出自が影響しているような気がするなぁ。

 以上で二人で焼酎とビールを飲みまくり。
 途中、オニオンスライスで場を繋ぎ、締めは筍ご飯と鰤のアラの味噌汁。

 食後はエスプレッソにベイリーズ。あー旨かった。
 

中国食べ歩き計画 その13 香港の独りディナー@記酒家

2007-04-15 | 海外旅行
 広州からバスで移動してきた香港。今回の中国旅行最後の夜だ。

 選んだお店は記酒家。ガチョウのローストの有名店。沢山の欧米の観光客がお土産に買って飛行機に持ち込んだことからフラインググースなんて呼ばれているらしい。ガチョウ以外も総じて良好とのことだ。

 香港島の中環駅のD2出口から歩いて5分ほど。お店は結構な賑わい。予約をしていなかったので、番号札を渡されて10分ほど待機してからテーブルへ。

 メニューには日本語表記があるので有難い。今回の旅行の最後の晩餐なので贅沢に行こうということで選んだのは以下のお料理。

1.ガチョウのロースト(2-3人用 HKD150)
 甘酸っぱいタレにつけて食べる。身の締まったお肉でタレとの相性が抜群。しつこくないのでいー感じ。

2.車海老のXOジャン炒め(HKD198)
 XOジャンのコクとピリ辛でビールが進む。

3.旬の野菜の蟹あんかけ(HKD84)
 あっさりした味付け。あつあつのご飯の上にのっけたら「ウマー」であるのは間違いない。

4.広東風五目チャーハン(HKD72)
 あっさりしたチャーハン。締めにちょうどよいお味だ。

 以上にビール数本をあわせてHKD600.6(ca.9000円)。思いのほか安上がりだった。ちなみにガチョウとチャーハンは半分ほど残してしまったので、ホテルへお持ち帰り。