三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ駐在2022:オランダのOverloon War Museumまで日帰りドライブ

2022-09-04 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 戦車なんかには興味のない妻と娘を残して、フランクフルトからオランダ南東部のOverloonの戦争博物館までドライブ。片道約300km。途中カーナビに嵌められて遠回りさせられた結果、約3.5hのドライブで到着。静かな村という感じ。
 車を止めて森の中を歩いて博物館へ向かう。

 途中にはT34/85。ここを通る子供は一様に戦車に登る。

 博物館内部。いきなり総統の写真。
 乳母車の展示。何故?

 レジスタンスの偽装に使ったということです。


 ユダヤ人の当時の歴史も展示。史実の知識を元に展示物を見る。


 パンターG型。ここに入る前に見たT-34/85よりも大きくて迫力ある。無傷のように見えるが、反対側の転輪が1個無い。博物館の説明によると第107 装甲旅団 所属で、英軍のPIAT(対戦車擲弾)で破壊されたらしい。

 自転車展示。それぞれに武器が付属。ドイツ軍のパンツァーファーストとパンツァーシュレック。


 80cm列車砲のドーラの模型。模型とはいえ凄いでかい。取り回し悪そうなのがよくわかる。電撃戦以前の発想の産物。


 マーケットガーデン作戦に使ったのと同じグライダー。バカな上層部の判断で現場が無駄死にという作戦の典型。会社勤めをしてると、でかい組織はどこも同じなのねという感じ。遠すぎた橋は名作だ。

 フンメル(自走榴弾砲)整備中。ミリトラック(展示走行イベント)の時には、乗れるのかな?

 ここの博物館でビックリしたのは単なる車両展示ではなく、ジオラマが多いこと。しかも支援・後方部隊をしっかり表現。
 電柱敷設。通信は非常に重要。

 野戦炊飯


 エンジン整備。他にも多数の支援・後方部隊の展示。

 ドイツ軍の兵器だけであればドイツのMuseum Sinsheimとか Munsterの戦車博物館の方がイイかも。後方部隊の展示という視点では、ココが圧倒的。

 ざっと見るのであれば2時間で十分。

 最後に売店でお土産を買っておしまい。

 展示されてたパンター222号車のTシャツ。約20EUR。バルクマンの424号車の方がマニア受けするだろうが、ここの博物館には関係ないので仕方ない。

 3号突撃砲G型は約15EURだったので、それも買ってくればよかったと後悔。