目覚ましがなる前に目が覚める。眠い！私は元来、一人じゃないと落ち着いて眠れないタイプなのだ。コーヒーを淹れてくれるのはありがたいが、そんなことで睡魔がどうにかなるものではない。私の心が「幾ら春休みだからって、平日は勘弁してくれ。」と叫んでいるが、出てくる言葉は「目覚めたときに君の顔があるなんて、こんな幸せなことはない！」である。どこをどう翻訳したらそうなると言うのだ！しかし眠い！それでも、さわやかな笑顔で「行ってくる。愛しているよ」とささやき出かける。２、３歩、歩くと足がもつれ転びそうになる。「ちっ！」ポケットからタバコを取り出し火をつけ再び歩き出す。今日も長い一日が始まる。あー眠い！
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