タガログな日々2

フィリピンパブから続く道を求めて放浪中・・
昨日はマニラ、今日は北京、明日は・・

車中にて

2007-05-01 17:53:40 | フィリピン
横浜までの道のりは実に長かった。おまけに渋滞していたものだから、あまり寝てないせいもあって、何度か意識が飛びそうになったが、噛まれたり、引っ張られたり、抓られたりしたおかげで永遠に眠らずに済んだとも言えるが・・・子猫のようにじゃれつかれて、あちこち傷だらけだ。今までが、ふてぶてしい老猫とともに過ごしていたから、そんなことも忘れかけていた。
それにしても、彼女は人気者だ。4時を過ぎたあたりから電話が鳴る。メールが来る。無視してるものだから、止まらない止まらない。
オイオイ私を含めた日本人よ!本当にこれでいいのか?

横浜にて

2007-05-01 09:39:10 | フィリピン
横浜では、まず彼女のおばーちゃんに会う。本当の観光ビザhttp://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/annai/visa_4.htmlでやってきた老人に「イキナガガラックコカヨンマキララ」と挨拶すると彼女は笑って「いい男だね!ちょっとデブだけど・・」と応えてくれた。その後は、彼女は「日本は寒い」だの「腰が痛い」だの「我慢できない」だのと、老人特有のグチを誰に言うでもなくくり返していた。9月にマニラでの再会を約束をしたが、いつ死ぬかもわからないからまあいいだろう。
続いておばさんという人に挨拶する。彼女は日本に来て7年目だということであるが、日本語をほとんど使うことができない。(私の中国語に毛の生えた程度だ)理由を尋ねると彼女にはタレントとして来日した経験がないということがわかった。旦那さんとはフィリピンで出会い、そして結婚したのだそうだ。当時のアルバムを見せてもらったが、その旦那さんは優しそうな人だった。
面白いもので、アパートの部屋は和室にもかかわらずフィリピン化されていた。かつて招かれたJ40の部屋と同じようにソファーとテレビと飾り棚で構成されていた。
彼らは元々人をもてなすことが好きな民族でフレンドリーだし初対面でも屈託がない。本当にすぐに打ちとけることができるが、やはりそれは表面的なものである。私たち日本人が本音とたてまえを使い分け、相手の仕草や雰囲気でそれらを判断することができることと同じように、フィリピン人にしかわからないことも、たくさんあるに違いない。

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