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2015 7/14の拝観報告9(松籟庵)
写真は、松葉(3800円)のコース
宝厳院を出て、大堰川の川沿いをひたすら上流へと進みます。
約500m先の最果てまで進むと、右への石段になります。
その石段の登った先、左手の小道の奥に松籟庵があります。
こちらはかつては近衛文麿の別邸だったそうで、今では湯豆腐屋さんになっています。
今回の夏の旅は、大寧軒の誰もいない写真ネライだったので、最初が大寧軒。
ならば次は有鄰館。
そして生谷家住宅、大覚寺で宝厳院という流れが自然と出来ました。
ならば昼食は嵐山で行きそびれていた、松籟庵にしようと。
結構前に予約したのですが、13:30~しか取れませんでした。
ならば昼食前に全部まわっちゃおう!という計画でした。
別に松籟庵と宝厳院は近いので、万一遅れた場合は入れ替えることも出来ますし。
さてこんな分かりにくい山の中!?にある松籟庵さんが、どうして予約が取りにくいのか。
理由は2つあると思います。
1つ目は、そもそも店内がそれほど広くない。
斜面に建っているので、中の廊下は階段です。
その斜面にお店があるので、1度に入れる人数が限られるのでしょう。
2つ目は、海外の旅行客が多い。
僕が訪問した際もアジア系から白人の方まで、半数弱は海外の方でした。
いくら嵐山が人気の観光地とはいえ、「この松籟庵の前をたまたま通りかかる」ということはないでしょう(笑)。
ガイドブックなどに積極的に広告をされているのでしょうね。
食事はもっともリーズナブルな松葉のコース(3800円)。
内容は写真の通り。
メインの湯豆腐の前に、籠に入った八寸や揚げだし豆腐など。
まずまずの内容です。
コースなので1時間ほどかかりますが、比較的こちらのペースをみて合わせてくれる感じでした。
14:45頃までゆっくりして、最後の目的地へと向かいました。
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念仏寺 亀岡
写真は、本堂
念仏寺は亀岡市の東部にある浄土宗寺院で、3/15に涅槃会が盛大に行われます。
アクセス
京都縦貫道の篠ICで降りしばらく進むと国道9号線とのT字路になります。
ここを左折し約600m先の西川橋で右折します。
約150m川沿いを走ると、道なりに左へ。
さらに道なりに約650m直進すると、府道402号線とのT字路になり、ここを右折します。
右折してすぐ右手に念仏寺の表門があります。
なお表門を背にした左斜め前に柏原公民館があります。
表門を入ると右手前に庫裏、右奥に本堂があります。
2015年GWの花祭りウィークin亀岡で訪問し、本堂にお邪魔しました。
本堂の内陣中央には本尊の釈迦如来像がお祀りされています。
浄土宗で本尊が阿弥陀如来ではないのは珍しいです。
こちらの釈迦如来は地元で「はめよけのおしゃかさん」として広く知られています。
“はめ”とはマムシのことで、農作業中に噛まれないようにということです。
また3/15には涅槃会が行われ、当日参拝者には花供(はなくそ)がマムシ除けの御守りとして授与されます。
門前には露店も出て、大変賑わいます。
本堂は公開され、庫裏には涅槃図がかかっていました。
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