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2016 2/26の拝観報告4(京都文化博物館 実相院門跡展)


写真は、別館の旧日本銀行京都支店の金庫棟

北野天満宮を出て、今出川通→堀川通→御池通→烏丸通→姉小路通と進み、近くのコインパーキングに駐車します。

10:35にやって来たのが、京都文化博物館です。
4/17まで、実相院門跡展が開催されています。
多くの襖絵も文博に展示されているので、2/6~3/20まで実相院自体の拝観が休止になっています。

さて展示です。
最初は絵図から。
そして足利将軍などは発給した寺領判物が並びます。

さらには後水尾天皇宸翰の”忍”がありました。
こちらは庭園を挟んで向かい側の書院の床の間に掛かっているものです。
かつては特別拝観で書院の公開があったのですが、ここ数年は全くないですね。
耐震性関係でしょうか。

後陽成天皇宸翰 仮名文字遣は、今回唯一の重文です。

江戸時代の実相院日記が並びます。

終盤は襖絵です。
前期は高士図襖、群鶴図襖や花鳥図がズラリと並びます。
群仙図、山水図や帝艦図は、3/23~の後期です。

展示は4階のみ。
国宝はなく、重文も1点のみですので、正直少しボリュームに欠ける感は否めません。
襖絵を近くでゆっくり観たい方にはいいでしょう。

11:40頃にこちらを出ました。

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