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長福寺 下津林

写真は、表門と本堂
桂の下津林にある長福寺は浄土宗寺院で、洛西三十三所観音霊場の第21番札所です。
アクセス
阪急桂駅の東口から出て、右へ進みます。
約350m先の西山別院の角を左折します(踏切と反対側)。
直進すると徐々に道が狭くなってきます。
約200m先で本道が右にカーブするので、そのまま道なりに進みます。
約140mで大きな道(府道142号線)との交差点になりますが、そのまま直進します。
そのまま道なりに約300m進んだ左手に長福寺の表門があります。
また表門を出て左手に進み、道なりに右折します。
曲がったすぐ左手に宝篋印塔があります。
ここを左折した奥に、五社神社があります。
当時の十一面千手観音像は、鎌倉時代に苔寺の裏山にあった峰ヶ堂こと法華山寺伝来したものと云われています。長く五社神社の境内にあった永福寺の観音堂に祀られていましたが、1985年頃に現地に移されたそうです。
表門を入るとすぐ左前方に本堂があります。
通常お参り出来るのかは不明ですが、少なくとも事前に連絡は必要でしょう。
2016/2/14の「洛西の仏像2」で本堂にお参りしました。
本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来像、左脇壇には阿弥陀如来像と聖観音菩薩像、さらに内陣の裏手には地蔵菩薩像がお祀りされていました。
右脇壇には法然上人像と、善導大師像などがお祀りされていました。
そして本堂の右手奥に、「結びの観音」と呼ばれる札所本尊の十一面千手観音菩薩像、右手に不動明王像、左手に毘沙門天像がお祀りされていました。
五社神社の鳥居をくぐると、右手に地蔵堂、左手に石の手水鉢があり、その奥に旧永福寺の観音堂が残っています。
石の手水鉢には、「法華山」と彫られています。
境内の正面には藁葺の能舞台が、そして左手奥に本殿があります。
本殿に向かって左手にある石灯籠は、南北朝時代のものだそうです。
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