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三十三間堂(東山南部散策51)

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写真は、三十三間堂の伽藍

アクセスは、バスなら博物館・三十三間堂前で下車ですが、混雑期は京阪電車の七条駅下車で徒歩の方がいいでしょう。

正式名称は、蓮華王院本堂です。
拝観料は600円です。

まずは伽藍内に。
拝観受付を抜けると左手がお堂前の庭園で、右手の廊下からお堂に向かいます。
お堂背後から入り、時計回りに正面に進みます。
お堂に向かって右手から約100mに渡り、ズラーっと1001体の十一面千手千眼観世音こと“千体千手観音”が後列に並びます。
前列には、最初に国宝の雷神が前にあり、中央には湛慶作の中尊が鎮座し、最後に風神があります。
前列のこの間には観音二十八部衆像があります。
只々圧巻です。
この裏側をまわって戻ってきますが、裏側にはいろいろ説明書きがあります。

伽藍を出て、外周の大きな砂利道を一周出来きます。
宮本武蔵は蓮華王院で決闘しましたが、この長い廊下を利用したというのは吉川英治氏の創作だそうです。
道には池が2つあり、周囲は庭園になっています。
手水舎は“夜泣きの泉”といわれ、前掛けを祈願してもらうと子供の夜泣きが治るそうです。

さらに進むと朱塗りの東大門が、また南端の築地塀は“太閤塀”と云われ、南大門と併せて桃山期のものだそうです。
外周を1周して元に戻ります。

3/3は春桃会で、拝観が無料です。
またこの日だけ授与されるピンク色のお守り(500円)の袋の中に仏名帳(1001体の仏様の名簿)が入っています。
さらに本堂の左前の角(最後の角)に秋雲壇が設けられ、高い台から全体を見渡すことが出来ます。
2019年は1001体の千手観音像の国宝指定記念で、東博、奈良博および京博に寄託されている5体も里帰りし、全1001体が揃いました。
なお寄託されているのは、仏名帳の番号で20、30、40(以上は内陣の左最前列)、493(中尊のすぐ左)、504(中尊のすぐ右)の5体です。




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2011 11/4の拝観1(冷泉家)


写真は、表門を入ったところ(正面は供待)

ここも10/29と10/30の拝観を飛び越えての割り込みです。
ここも11/6まで拝観中なので。

ちゃんとした報告は、今後の「御苑周辺散策」の中でしますので、概要と感想だけ。

下足して入るところはなく、唯一内部に入る台所も土足です。
中の間や上の間を外から見学し、谷文晁の龍虎図も縁側からの展示です。
L字に広間にまわり、後方が斉庭。
最後に御文庫で終了です。

そんなに大きくないので、説明を全部聞いても30分ぐらいです。

なかなか入れるチャンスがないのでそれなりに満足ですが、邸内に上がれればもっとよかったかもしれません。

11/6までです。
ちなみに平日の11/4の朝1番でも、開門時は20人ぐらい並んでいました。

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2011 金戒光明寺 秋の特別拝観の案内


写真は、三重塔

岡崎にある通称”黒谷さん”です。

通常拝観では方丈内部や方丈庭園(紫雲の庭)は見られないので、行くなら絶対に特別拝観時がいいです。
まあ結果的に春と秋の年2回は公開していることが多いです。

今回は11/5~12/4です。

方丈の襖絵のからくりなども面白いですし、庭園も最近改修されさらにきれいになりました。

近くに真如堂もあり紅葉のおすすめエリアです。

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2011 10/30の拝観1(妙法院門跡)


写真は、庫裡の後ろの枯山水庭園

10/29の拝観の途中ですが、割り込みです。
ここも11/6まで拝観中なので。
特別拝観の詳細は、11/2に本編を掲載済みですので参考にしてください。

10/30の初日の9:00から行きました。
国宝の庫裡、大書院の襖絵、龍華殿の宝物、宸殿にきれいな庭園。
一般的にも十分楽しめるでしょう。
おすすめです。

僕は初日の第1陣でまわりましたが、その際には撮影禁止とも書かれていなければ、御達しもありませんでした。
しかし、僕がまわり終えて帰ってくると、撮影禁止のお達しがありました。
説明員と寺職の方のコミュニケーションが取れていなかったようで、僕はラッキーでした。

結局、非公開文化財特別公開は伽藍内までしか撮影はどこも出来ないようです。

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高台寺、清水寺はベタだから伸びない!?


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養源院1 通常拝観(東山南部散策49) 

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写真は、紅葉の参道。

妙法院門跡を出て左折し、東大路通を進みます。
東山七条の交差点で左折し、進むとやがて563段の階段がります。
これを登っていくと“豊国廟(秀吉の墓)”があります。

東山七条の交差点で右折し、ホテルのハイアットリージェンシーを左手に、京都国立博物館を右手に見ながら約200m進むと、左手に三十三間堂が見えます。
その手前にある日赤の血液センターの間に道があるので、左折すると正面には三十三間堂の南大門が見えます。
ここを直進し約100mの左手に養源院の山門があります。

ここは淀君が父、浅井長政のために建立し、火災で焼失後に妹の“お江”こと崇源院が伏見城の遺構を用いて再建した浄土真宗の寺院です。
山門からの石畳の参道が約70mあります。
参道の1番手前右手に弁天堂、少し先の左手に毘沙門堂があります。
参道の突き当りに玄関があります。

拝観料は600円です。
まずは右手奥から本堂に入ります。
左手の2つ目が内陣ですが、扉が閉まっています。
この奥に本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。
さらに奥は歓喜天がお祀りされています。
1番奥まで入り、あとはテープで説明を聞きます。

1番奥の杉戸絵が象、手前のが麒麟です。
いずれも俵屋宗達筆です。
床が鶯張りで、静かにあるいてもキュッキュッと音がします。
ここの天井が“血天井”です。
関ヶ原の合戦前に伏見城で留守番中の家臣が西軍に攻められ自刃した際の床が、天井にはめられています。
血の跡が黒く残っていて、体の輪郭や手の跡などがリアルに残っています。

次に本堂左手、1番手前の間を経て、その奥の牡丹の間の前に出ます。
牡丹の間は伏見城の学問所で、襖絵は狩野山楽筆の牡丹です。
中央には地蔵菩薩像、右手には如意輪観音像、左手には阿弥陀如来像がお祀りされていました。
最後に玄関の間に戻ります。
ここの杉戸絵は獅子で、どこから見てもことらを睨むように見える“八方睨み”です。




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祝!ブログ開設200日目

このブログのカウンターによると、4/17から始めたこのブログは今日で「開設からちょうど200日目」のようです。

なにが変わるわけではないですが、一応節目なんで・・・(笑)。

おかげさまで、現在はほとんど広報活動をしていないにも関わらず、通常時で1日400IP、最近の紅葉前は1日700~800IPもの方々に見て頂いております。
「2011 秋 京都 特別拝観」などで検索すると、ココが1番にヒットするのでビックリしました(笑)。


ブログの最初に「京都観光に使える情報をご紹介していきます」と豪語しているのですが、僕としては”看板に偽りはない”と思っています(笑)。

今後も、「訪問者の自己満足報告」ではなく(元来ブログなんてそんなものですが)、「これから行かれる方のための情報サイト」として、「他では書いていない内容」に留意しつつ続けていくつもりです。

このブログを継続的に見ておられる方も、最近見られた方も、今後ともよろしくおねがいします。

P.S:お祝いコメント受付中(笑)!!!
初コメントの方も歓迎です!

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寂光院1 通常拝観(大原散策17)


写真は、寂光院の本堂

建礼門院(平清盛の娘)の隠遁の地といわれています。

参道右手の表門を入ります。
正面に階段があり、右手に寺務所があります。
拝観料は600円で、もみじがきれいな階段を上がっていきます。
途中の左手に鳳智松殿という宝物殿が、さらに右手の門の奥には茶室 孤雲がある庭園があります。

門をくぐると正面に本堂があります。
本堂は2000年に消失し、2005年に再建されたので新しいです。
左手には汀の池があり、その畔に枯死していますが御神木の千年の姫小松があります。
また門の右には秀吉公寄進の鉄燈籠、右奥に四方正面の庭があります。
奥の岩清水を引いた三段の滝を玉だれの泉といい、異なる音色が一つになるように作られています。

この右手廊下から本堂に上がり、由緒の説明や新しいご本尊の六万体地蔵菩薩立像にお参りします。

本堂を出て右手の柴折戸から外に出て直進します。
苔のきれいな広場になっており、この右手に建礼門院御庵室跡の石碑があります。
さらに奥には鉄筋コンクリートの宝物庫があります。

お寺自体はお庭もきれいで風情もいいですが、三千院などの集落からここだけ約1km西に孤立しているのが難点です。




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宝筐院(嵐山・嵯峨野散策27)


写真は、紅葉の庭園

清凉寺の仁王門から出て(F地点)左手に、お豆腐の“森嘉(もりか)”があり、右手には宝筐院(ほうきょういん)があります。

表門を入ると自動券売機があります。
拝観料は500円です。
左手に納経所があります。

右手の庫裏を経て庭園へ。
苔が青々と茂り、白砂の道。
紅葉の際には真っ赤に染まり、三者のコントラストがきれいです。

まっすぐに石畳を進んだ右手に本堂があります。
本堂の内陣中央には本尊の千手観音像がお祀りされています。

散策路に沿って、本堂を出て右へ。
ぐるっと枯山水の庭園を回ります。

ここを振り返ると、最初の石畳の反対側になります。
ここからの景色もきれいです。

そして右手の散策路へ。
庭園の裏をまわって元に戻ってきます。

またここのホームページは、ここ数年の紅葉のピークの時期や、色づき具合が載っているので参考になります。

書院・茶室 丹照庵
2024年春の非公開文化財特別公開で公開されました。
本堂右手の階段を降り、正面にあるのが書院です。
右手から入ります。
書院は岐阜県多治見市にあったのを、大正6年に移築したそうです。
手前から12.5畳、10畳、10畳の3間あります。
12.5畳には琵琶棚や床の間があり、襖絵は谷文中の四季花鳥図です。
10畳間2つには縮小復元された鎧が展示されていました。

本堂の階段を降りて今度は左手、書院の裏を進み、突き当りを左手奥に進みます。
その突き当りに茶室 丹照庵があります。
半床庵の写しで3畳台目中板。
京都市内にあった乃木希典愛用の茶室を昭和10年代に移築したそうです。


F地点から直進して、大きな新丸太町通、JR嵯峨野線の踏切を越えると、A地点に戻ってきます。
ここでルート2は終了。
ルート2は約3.5kmです。
また二尊院後のE地点で左折し「祇王寺」、「化野念仏寺」まで足を延ばして、またE地点に帰って来るオプションルートもあり、こちらは約4.5kmです。




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2011 10/29の拝観4(三時知恩寺)


写真は、玄関の前庭

浄福寺の後、今出川通をひたすら自転車で西へ。
今出川新町で左折し、辿り着いたは「三時知恩寺」です。

善導大師像や、狩野永納の四季花鳥図、書院の一の間などが見どころですが、正直思っていたより小さかったです。

まあこれらが見たい方には面白いですが、一般的にはどうでしょうね。

そしてさらに今出川通を西に進み、河原町通で右折し、この日の2つ目のメインの「四君子苑」に行きました。

この続きは、11/7の16:00です。

明日のこの時間は、10/30の拝観1の「妙法院門跡」です。

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2011 聚秀軒 秋の特別公開の案内


写真は、聚秀軒(しゅうしゅうけん)の玄関

京町屋の公開ですが、ここでは例年公開にあわせて京表具などの京都の伝統工芸品の実演をしているそうです。

今年は、「国民文化祭 2011京都」にあわせて実施されます。

期間は11/5~11/6の2日間。

場所は烏丸丸太町の少し西で、丸太町通沿いの烏丸から3本目の衣棚通を少し上がったところです。

もちろん京都御所の一般公開とも同期しています。

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寂光院2 特別拝観(大原散策18)


写真は、御庵室跡周辺

春と秋の年2回程度、建礼門院の御庵室跡と焼けてなお重要文化財の旧本尊地蔵菩薩立像が特別に公開されます。
拝観料は300円追加になります。

境内左手奥の木戸をくぐります。
木戸の向こうは、緑の参道が続いています。
その右手に建礼門院の御庵室跡が一面の苔に覆われてあります。

収蔵庫
このさらに奥の収蔵庫には2000年の放火により焼損した旧本尊の地蔵菩薩立像が公開されました。
もちろん黒焦げで体の形がわかる程度で、前には多数の地蔵菩薩小像がお祀りされていました。

2012年春に書院が公開され、また秋には1,000円で呈茶が書院内部で頂けます。
山門を入った正面に本堂があり、書院は右手にあります。
書院に向かって左手から入ります。
まず6畳間があり、その奥に6畳間。
そしてその6畳間の左に8畳間があります。
8畳間には違い棚、床の間と付書院があり、襖絵は幸野楳嶺門下の四天王と云われた谷口香嶠や都路華香などです。
そしてさらに縁があり、眼下にはお茶室の孤雲があります。

2016年から紅葉シーズンの土日祝だけ、特別公開と称して孤雲(こうん)での呈茶がありました。
10:00~15:00です。
孤雲は昭和天皇御大典の際の悠紀殿、主基殿の部材をもとに建てられました。

拝観受付をして階段を登った途中の右手に柴折れ戸があります。
これをくぐった左手の待合が呈茶の受付で、呈茶料800円を納めます。

右手に池のある庭園の左側の園路を進み、正面の貴人口から入ります。
付書院のある6畳の茶室で、床の間は1畳の畳床、外周には濡縁があります。
こちらでお茶菓子とお薄を頂きます。

客殿
2017年春の非公開文化財特別公開で、また12/23辺りのかぼちゃ焚きで客殿が公開されます。
庫裏の左手奥の玄関から客殿に入ります。
玄関を入って左手に廊下を進むと、8畳間が4つの広間前庭があります。
広間では2012年と同じ谷口香嶠や都路華香などの花鳥図や竹内栖鳳の燕図、芋図などが公開されました。




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妙法院門跡2 特別拝観(東山南部散策47)

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写真は、大書院の南庭

毎年年1回、秋の非公開文化財特別公開で公開されています。

まず、庫裡の前で拝観料800円を納めます。
ここの庫裡は国宝で、非常に大きいです。
庫裡は台所なので、屋根まで天井がなく無数の梁が剥き出しです。
もちろん煙を排出し易くするためです。
また最上部は物見櫓のようになっており、昔はここから物見をして警戒していたそうです。

庫裡の裏手にはきれいな枯山水庭園があり、奥の大書院へと続きます。
大書院は、秀忠とお江の子にして後水尾天皇の中宮、東福門院ゆかりの殿舎です。
一の間は帳台構(いわゆる武者隠し)があり、襖絵は狩野光信(永徳の子)の唐人物画です。
二の間の襖絵は、狩野永徳らの四季花鳥図です。
大書院前の南庭はきれいな池泉回遊式庭園です。

この南庭を囲うように、大書院、内仏殿、龍華蔵があります。
内仏殿は護摩堂とも云われ、内陣中央には平安初期作の不動明王像、左手には地蔵菩薩像、普賢菩薩像、右手には十一面観音像、大日如来像など、さらに右隣りの間には阿弥陀三尊像がお祀りされています。

次の龍華蔵は宝物殿です。
秀吉直筆の書状、国宝のポルトガル国印度副王信書や秋草蒔絵文台などたくさんの寺宝が展示されています。

さらに手前に戻る形で、宸殿に向かいます。
宸殿には阿弥陀如来像、天皇、皇后、中宮の位牌が安置されています。
幕末の“七卿落ち”の舞台でもあります。
狩野山楽の“繋馬図”、円山応挙の“竹鶏図”などが展示されていました。

ここから横に進むと大玄関の後方を通過して、庫裡に戻り終了です。




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2011 10/29の拝観3(浄福寺)


写真は、本堂正面

本来は10/29の最初に訪問した「孤篷庵」ですが、順序を入れ替えます。
なぜなら、孤篷庵の拝観は終了しましたが、浄福寺などはまだ拝観中だからです。

感想は、本堂の秘密は面白いですね。
普通は本堂正面の写真は本編で使うので、このような報告では使わないのですが、今回は違います。
行って頂ければ、意味が解ると思います(笑)。

本堂→書院→方丈とまわりますが、絵解きなどの説明を聞いていると全部で1時間ぐらいはかかるのではないでしょうか。

方丈の龍図の天井の構造なども面白いですね。

失礼ながら、期待値が低かった分良かったです。

一応これから行かれる方のために、詳細は敢えて伏せています。
今後の本編で詳細に説明致します。

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2011 妙心寺 本坊 秋の特別拝観の案内


写真は、妙心寺の本坊前

臨済宗の最大派閥”妙心寺派”の総本山です。

法堂には狩野探幽の”雲龍図”もあり、見事な伽藍が並びます。

通常拝観では法堂と浴室、“黄鐘調鐘”という日本最古の鐘に加えて、退蔵院、大心院、桂春院、の3つの塔頭が拝観可能です。

今回の特別拝観は、本坊 曝凉展 11/3~11/4です。

さらに昨日、一昨日と案内しましたが、麟祥院大法院の特別拝観もあります。

特別拝観でなくても十分楽しめる伽藍群ですが、麟祥院と大法院の特別拝観時に法堂や退蔵院に行くのがおすすめです。

しかし、アクセスもバスやJRの花園駅が近く便利なのに、どうして今ひとつブレイクしないのかが不思議なぐらいです。

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妙法院門跡1 通常拝観(東山南部散策46)

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写真は、本堂の普賢堂

智積院を出て右折し、直進します。
七条通を通過して約150m直進すると右手に大きな門があります。
途中に1つ大きな門がありますが、こちらは閉まっています。
これが「妙法院門跡」です。
なお市バスで行かれるなら、東山七条よりも”馬町”の方がいいでしょう。

「妙法院門跡」は、「三千院門跡」、「青蓮院門跡」と併せて、天台宗3門跡の1つです。
またそもそも「三十三間堂」は、妙法院の飛び地境内ですので妙法院の一部です。

門を入ると、正面に国宝の庫裏があります。
庫裏の正面の扉は開いており、中に入れませんが、見えるようにはなっています。
豊臣秀吉が方広寺の大仏の千僧供養をした遺構と云われ、かなり大きいです。

左手に進むと大玄関と唐門があります。

さらに進むと左奥に庭園があり、左手に宸殿が、最奥に普賢堂(本堂)があります。
なお宸殿は、門跡寺院特有のものです。

本堂の普賢堂は、やや小さめです。
5/14の五月会の際は内部に入れます。
須弥壇の裏手には中央に元三大師像、右手には堯恭法親王像、左手には五大明王像がお祀りされています。

通常拝観ではここまでです。

大書院などの伽藍内部を見たければ、秋に行われる特別拝観か5/14の五月会に来るしかありません。




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