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養源院1 通常拝観(東山南部散策49) 

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写真は、紅葉の参道。

妙法院門跡を出て左折し、東大路通を進みます。
東山七条の交差点で左折し、進むとやがて563段の階段がります。
これを登っていくと“豊国廟(秀吉の墓)”があります。

東山七条の交差点で右折し、ホテルのハイアットリージェンシーを左手に、京都国立博物館を右手に見ながら約200m進むと、左手に三十三間堂が見えます。
その手前にある日赤の血液センターの間に道があるので、左折すると正面には三十三間堂の南大門が見えます。
ここを直進し約100mの左手に養源院の山門があります。

ここは淀君が父、浅井長政のために建立し、火災で焼失後に妹の“お江”こと崇源院が伏見城の遺構を用いて再建した浄土真宗の寺院です。
山門からの石畳の参道が約70mあります。
参道の1番手前右手に弁天堂、少し先の左手に毘沙門堂があります。
参道の突き当りに玄関があります。

拝観料は600円です。
まずは右手奥から本堂に入ります。
左手の2つ目が内陣ですが、扉が閉まっています。
この奥に本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。
さらに奥は歓喜天がお祀りされています。
1番奥まで入り、あとはテープで説明を聞きます。

1番奥の杉戸絵が象、手前のが麒麟です。
いずれも俵屋宗達筆です。
床が鶯張りで、静かにあるいてもキュッキュッと音がします。
ここの天井が“血天井”です。
関ヶ原の合戦前に伏見城で留守番中の家臣が西軍に攻められ自刃した際の床が、天井にはめられています。
血の跡が黒く残っていて、体の輪郭や手の跡などがリアルに残っています。

次に本堂左手、1番手前の間を経て、その奥の牡丹の間の前に出ます。
牡丹の間は伏見城の学問所で、襖絵は狩野山楽筆の牡丹です。
中央には地蔵菩薩像、右手には如意輪観音像、左手には阿弥陀如来像がお祀りされていました。
最後に玄関の間に戻ります。
ここの杉戸絵は獅子で、どこから見てもことらを睨むように見える“八方睨み”です。




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祝!ブログ開設200日目

このブログのカウンターによると、4/17から始めたこのブログは今日で「開設からちょうど200日目」のようです。

なにが変わるわけではないですが、一応節目なんで・・・(笑)。

おかげさまで、現在はほとんど広報活動をしていないにも関わらず、通常時で1日400IP、最近の紅葉前は1日700~800IPもの方々に見て頂いております。
「2011 秋 京都 特別拝観」などで検索すると、ココが1番にヒットするのでビックリしました(笑)。


ブログの最初に「京都観光に使える情報をご紹介していきます」と豪語しているのですが、僕としては”看板に偽りはない”と思っています(笑)。

今後も、「訪問者の自己満足報告」ではなく(元来ブログなんてそんなものですが)、「これから行かれる方のための情報サイト」として、「他では書いていない内容」に留意しつつ続けていくつもりです。

このブログを継続的に見ておられる方も、最近見られた方も、今後ともよろしくおねがいします。

P.S:お祝いコメント受付中(笑)!!!
初コメントの方も歓迎です!

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寂光院1 通常拝観(大原散策17)


写真は、寂光院の本堂

建礼門院(平清盛の娘)の隠遁の地といわれています。

参道右手の表門を入ります。
正面に階段があり、右手に寺務所があります。
拝観料は600円で、もみじがきれいな階段を上がっていきます。
途中の左手に鳳智松殿という宝物殿が、さらに右手の門の奥には茶室 孤雲がある庭園があります。

門をくぐると正面に本堂があります。
本堂は2000年に消失し、2005年に再建されたので新しいです。
左手には汀の池があり、その畔に枯死していますが御神木の千年の姫小松があります。
また門の右には秀吉公寄進の鉄燈籠、右奥に四方正面の庭があります。
奥の岩清水を引いた三段の滝を玉だれの泉といい、異なる音色が一つになるように作られています。

この右手廊下から本堂に上がり、由緒の説明や新しいご本尊の六万体地蔵菩薩立像にお参りします。

本堂を出て右手の柴折戸から外に出て直進します。
苔のきれいな広場になっており、この右手に建礼門院御庵室跡の石碑があります。
さらに奥には鉄筋コンクリートの宝物庫があります。

お寺自体はお庭もきれいで風情もいいですが、三千院などの集落からここだけ約1km西に孤立しているのが難点です。




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宝筐院(嵐山・嵯峨野散策27)


写真は、紅葉の庭園

清凉寺の仁王門から出て(F地点)左手に、お豆腐の“森嘉(もりか)”があり、右手には宝筐院(ほうきょういん)があります。

表門を入ると自動券売機があります。
拝観料は500円です。
左手に納経所があります。

右手の庫裏を経て庭園へ。
苔が青々と茂り、白砂の道。
紅葉の際には真っ赤に染まり、三者のコントラストがきれいです。

まっすぐに石畳を進んだ右手に本堂があります。
本堂の内陣中央には本尊の千手観音像がお祀りされています。

散策路に沿って、本堂を出て右へ。
ぐるっと枯山水の庭園を回ります。

ここを振り返ると、最初の石畳の反対側になります。
ここからの景色もきれいです。

そして右手の散策路へ。
庭園の裏をまわって元に戻ってきます。

またここのホームページは、ここ数年の紅葉のピークの時期や、色づき具合が載っているので参考になります。

書院・茶室 丹照庵
2024年春の非公開文化財特別公開で公開されました。
本堂右手の階段を降り、正面にあるのが書院です。
右手から入ります。
書院は岐阜県多治見市にあったのを、大正6年に移築したそうです。
手前から12.5畳、10畳、10畳の3間あります。
12.5畳には琵琶棚や床の間があり、襖絵は谷文中の四季花鳥図です。
10畳間2つには縮小復元された鎧が展示されていました。

本堂の階段を降りて今度は左手、書院の裏を進み、突き当りを左手奥に進みます。
その突き当りに茶室 丹照庵があります。
半床庵の写しで3畳台目中板。
京都市内にあった乃木希典愛用の茶室を昭和10年代に移築したそうです。


F地点から直進して、大きな新丸太町通、JR嵯峨野線の踏切を越えると、A地点に戻ってきます。
ここでルート2は終了。
ルート2は約3.5kmです。
また二尊院後のE地点で左折し「祇王寺」、「化野念仏寺」まで足を延ばして、またE地点に帰って来るオプションルートもあり、こちらは約4.5kmです。




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2011 10/29の拝観4(三時知恩寺)


写真は、玄関の前庭

浄福寺の後、今出川通をひたすら自転車で西へ。
今出川新町で左折し、辿り着いたは「三時知恩寺」です。

善導大師像や、狩野永納の四季花鳥図、書院の一の間などが見どころですが、正直思っていたより小さかったです。

まあこれらが見たい方には面白いですが、一般的にはどうでしょうね。

そしてさらに今出川通を西に進み、河原町通で右折し、この日の2つ目のメインの「四君子苑」に行きました。

この続きは、11/7の16:00です。

明日のこの時間は、10/30の拝観1の「妙法院門跡」です。

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