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2022 3/12の拝観報告2(しょうざんリゾート 月見の宴 前編 お茶席 庭園)


写真は、千寿閣、星壽堂周辺の庭園。

北野天満宮を出て、西大路通を北上します。
北大路通に変わる右手カーブを直進し、12:00前にやってきたのがしょうざんリゾートです。
この日は「梅見の宴」を予約していました。
例年は3月第1週末から2週末まで10日間ほど開催されるのですが、
今年は3/8(火)、3/10(木)、3/11(金)、3/12(土)と4日間のみでさらに週末はこの日だけでした。

さらに蔓延防止が発令中だったので、お茶席も北庭内の峰玉亭から受付のある建物内の紙屋川に変更になりました。

通常の梅見御膳(5,500円)だと紙屋川での食事ですが、今回は千寿閣での梅見会席(8,800円)にしました。
というかむしろ逆で、以前ROKU京都に来た際に散策していたら、数寄屋風の千寿閣を見つけたので、千寿閣に行きたかったというのが実情でした。

現地で同行のあきさらささんとTさんと合流。
ちょうど12:00~お茶席開始の1席目を空きさらささんが抑えておいてくれました。
紙屋川の特設会場で上七軒の舞妓さんのお点前を見ながらお菓子とお薄を頂きます。まさに以前の都をどりのような感じです。
会場の後ろ半分は梅見御膳の食事会場でした。

その後、僕だけ先に出て僕だけまだ行けていない北庭の散策。
梅は1本だけきれいに咲いていましたが、全体的にはまだこれからって感じで、お庭も僕1人でした。

12:30頃に紙屋川を出て、千寿閣に向かいました。
 
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2022 3/12の拝観報告1(北野天満宮 梅苑 花の庭)


写真は、展望台からの梅苑(花の庭)。

土曜日です。
ここ数日急に暖かくなって、もう上着も必要ないぐらいの陽気になりました。
11:00ぐらいに車で自宅を出ます。
向かったのが北野天満宮

しかし天満宮の駐車場が満車で行列なのは先刻承知なので、最初からスルー。
天満宮西側の裏道にあるコインパーキングに駐車します。
 
11:15頃に到着し、早速梅苑へ。
コロナ禍前は梅苑内の毛氈で麩せんべいと梅昆布茶を頂いたのですが、
今は麩せんべいはお持ち帰りです。

さて今年「雪月花の三庭苑」の1つ花の庭が復活したということで来てみました。
梅苑に入ると、庭園北東側はここ数年で石庭っぽい部分を造っていましたし、
どうやら昨年には洲浜も出来たみたいですし、さらに庭園西側には梅苑が上から観えるように展望台も造ったようです。

ただ花の庭に関しては、このように整備した梅苑全体を総称するみたいで、新たに造ったということではなさそうです。
まあいわば「雪月花の三庭苑に乗っかった」んでしょうね。

しかし以前の梅苑は同じような苑路で景色があまり変わらなかったんですが、
上記のような再整備で目先が変わるように、飽きないようになりましたね。
そういう企業(笑)努力は評価されるべきだと思います。

11:45頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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2022 3/10の拝観報告2 最終(東山花灯路)


写真は、八坂の塔が見えるお約束ビューw

餃子歩兵さんを出て、八坂神社方面へ。
今年で最後の東山花灯路です。

ライトアップ区間は、青蓮院門跡から清水寺と、まさに僕の東山中央散策と一致するエリアです。
しかし青蓮院まで北上する気合はないので(笑)、八坂神社の北側からスタートしました。
道の両側や途中の目ぼしい建物がきれいにライトアップされています。
円山公園には芸術的な展示物が置かれてたり、園内の川にもライトが設置されていました。
ここから南下します。
大谷本廟の参道や門もライトアップ。
ねねの道に入る大雲院の祇園閣もきれいでしたね。

一年坂から二年坂へ。
平日なので人出が予想通りそれほどでもなくてよかったのですが、
その分か思ったほどお店は開いていませんでしたね。
八坂通のT字路に突き当り、ここはまず敢えて左の産寧坂へ。
ライトアップされている分、恐らく普段よりは華やかな印象なんでしょうね。
やがて清水坂に突き当りますが、ここから清水寺まではパスして引き返します。
そして先ほどは産寧坂へ左折した八坂通を、そのまま直進します。
すると上の写真のように八坂の塔が見るポイントに到着です。
さすがにここは人が多かったですね。
土日なんて通行出来なかったんじゃないでしょうか。

そしてそのまま八坂通を下って、東大路通を渡ると最初のコインパーキングに戻ります。

予定通り回って、20:00過ぎにはこちらを出て帰宅しました。

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2022 3/10の夕食報告1(餃子歩兵 祇園本店)


写真は、ぎょうさ、生姜ぎょうざ、ライス(中)、肉味噌もやしとポテトサラダ。

木曜日です。
この日は普通に仕事に行って、帰りに寄り道です。
17:50過ぎに東大路八坂通西入のコインパーキングに駐車。
もう目的は今年で最後なので、僕的には最初で最後の東山花灯路でした。

それはそれでいいんですが、では夕食はどうしようかと。
帰宅してからでは妻にも迷惑なので、現地で外食を考えました。
そうなると”一択”でしたね。
以前から行きたいと思っていた、餃子歩兵です。
ビブグルマンでも紹介されているお店で、今は東京、大阪や名古屋にも店舗があります。
でもね~~、京都に本店があるお店なんで京都人としては本店に行きたいですよねw
ただ京都店は、
・ランチ営業がない
・メッチャ行列
なんで、行く機会がありませんでした。

今回は平日でまだ混雑期ではなかったので、千載一遇のチャンスでした。

コインパーキングから真っ先に祇園 辰巳神社近くの歩兵さんへ。
18:00着で、5組待ち。
店前の紙に名前を書いて待ちます。
店内はカウンター6席と2人掛けテーブル2つの定員10名。
結局入店できたのは、19:00と1時間待ち。
平日の夕食で1時間待ちって、なかなかですよねw
それと当日は営業時間が21:00までのところ、
行列の受付は19:00頃に終了されていたので、今後行かれる方は早めに行かれた方がいいです。

事前にリサーチした通りに注文すると、まず肉味噌もやしとポテトサラダなどでサイドメニューが出てくるので、こちらを戴きながら待ちます。
もやしはシャキシャキで、肉味噌が塩辛過ぎないのがgood。
ポテトサラダはネットの評判通り美味しかったです。

そしてメインのぎょうざ。
普通のぎょうざはにんにくとニラが入っているので、見た目緑色です。
臭いが気になる方用に生姜ぎょうざがあるのかもしれませんが、結構生姜が効いていて、これはこれで美味しいです。
亮昌と同じく女性でもひと口でいけるように、やや小さめ。
皮が薄目で具の味がしっかりしています。
上品な味わいでしたね。
これにノンアルコールビールを注文して2,520円でしたので、食事だけなら2,000円ぐらいです。

僕のように夕食使いも出来ますし、2軒目でビールのおつまみとして戴かれる方も多いようです。
長年の念願が叶って満足しましたw

こちらが美味しいのは間違いないんですが、個人的な好みではミスターギョウザの方かもしれませんね。

19:15頃にこちらを出て、東山花灯路へと向かいました。
 
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2022 3/6の拝観報告5 最終(千両ヶ辻 雛祭りに華やぐ西陣・千両ヶ辻、6軒の京町家を特別に拝見 後編)


写真は、田の屋の2階広間。

大宮通を南下して、一条通へ。
ここで西へ。
松屋通を南下して田の屋さんへ。
西陣織の工房をリノベーションして宿屋をされています。
2階の階段を上がったところが4畳半のお茶室、その奥の座敷にひな人形が飾られていましたが、床の間の吊り床が秀逸でしたね。

一条を東に進んで黒門通を北上してYOROINOYA鎧廼舎へ。
平安時代の鎧を制作しておられます。
こちらで工房のお話とひな人形を拝見。

さらに黒門通を北上して元誓願寺通で突き当り東側の興徳寺へ。
こちらは浄土真宗のお寺です。
菊亭晴季の旧宅跡で、菊亭晴季の娘が嫁いだ豊臣秀次を祀った瑞龍寺が隣にあったそうです。
こちらの玄関先にひな人形が飾られていました。
この日はみぞれが時折ちらつく寒い日でしたが、こちらで温かいお茶を出してくださったのは沁みましたね。

今度は堀川通を渡って東へ。
最後は元誓願寺通沿いにある宿屋の西陣荘へ。
こちらは元は醤油製造をされていたそうです。
ダイニングルームでお茶を頂き、最後の閉め。
帰りにはお庭を見せて下さいました。

16:45に終了。
1日町屋見学。
同級生との思わぬ再開。
ルー大柴さんのお茶席。
濃密な1日でしたw

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2022 3/6の拝観報告4(千両ヶ辻 雛祭りに華やぐ西陣・千両ヶ辻、6軒の京町家を特別に拝見 前編)


写真は、箔屋野口の前栽。

おおきに迎賓館 黒門中立賣邸を出て、次の予定まで時間がなかったのでMKタクシーを呼んでいました。

タクシーに乗って大宮通を北上し、14:00前に京都市考古資料館にやってきました。
まいまい京都の「雛祭りに華やぐ西陣・千両ヶ辻、6軒の京町家を特別に拝見」に参加しました。
もうこの日は朝から夕方まで町屋めぐりでしたねw
参加費は4,000円、参加者は15名でアマ会では同行のKさん、Tさん、松戸在住さん、ざしきわらこさんがおられました。

ガイドは千両ヶ辻で生糸問屋をされていた仲治さん。
もうこのツアーは「仲治さんの知識と顔」で成立していましたねw

まずは今出川大宮の交差点。
この辺りは大正から昭和ぐらいまでは今の四条烏丸のような銀行街だったんですね。当時の資料を見ると各銀行の支店がズラッと並んでいました。

大宮通を下ります。
千両ヶ辻のかつての生糸問屋の有様などを伺いながら、元誓願寺通を西へ。
箔屋野口さんにお邪魔しました。
こちらの御主人と仲治さんは幼稚園から一緒とかw
着物や画の金箔の話や、ひな人形、町屋、お庭も見せて頂けました。

大宮通に戻って南下。
南進一郎邸の玄関先でひな人形と走り庭を拝見。

さらに大宮通を南下して東側の細い道に入ったところにある石井家の玄関先でひな人形を拝見しました。
こちらの石井さんがポーランドに長く在住されており、そちらで東洋の料理の違いなどを紹介されていたそうです。

冨田屋の前を通過すると、一部大宮通がとても広くなります。
ここはかつて大宮通の拡張を市が試みたようですが、ここから北は当時は千両ヶ辻の商人に勝てなかったようで、頓挫したそうです。

ここまでが前半。
後半は明日に。

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2022 3/6の拝観報告3(おおきに迎賓館 黒門中立賣邸 おおきにお抹茶体験)


写真は、離れの茶室内部。

居様を出て、蛸薬師通を西へ歩きます。
堀川通に出て、市バスで堀川中立売へ。

ここから中立売通を歩いてやって来たのが、おおきに迎賓館 黒門中立賣邸です。
こちらも町屋の日イベントで内部が公開されており、事前予約制で
お抹茶体験、フラワーアレンジメント教室、舞妓はん遊びが企画されていました。
いち早く僕が見つけアマ会員さんにお知らせして、お抹茶体験の13:15~13:45の2席目4人は我々のグループ(Kさん、frippertronicusさん、京loveさんと僕)になりました。参加費は1人4,500円。
しかしアマ会員さんの申し込み方が「らしく」って、
「誘い合って申し込む」のではなく、
「私はここに行きます」って誰かが宣言したら、そこに「他の方も個人で申し込む」んですよね。
つまり「誘い合って一緒に行く」というよりは、「行ったら一緒だった」という感じです。
僕はそういう方が気が楽で好きですw

12:30と早く着いたので、内部の散策をすぐにしたかったのですが、
生花ショーやミニコンサートがあり、13:00前ぐらいから内部をウロウロ出来ました。
主屋の1階座敷が待合やイベント会場。
2階はフラワーアレンジメントの会場でしたので、始まる前に拝見出来ました。
中庭を挟んでお茶室と隣の蔵では工芸作品の展示をしていました。

さて予定よりの5分押しの13:20から2席目が始まりました。
席主は遠州流の大柴宗徹さん・・・って、タレントのルー大柴さんですw
自らお薄を全員に点てて下さいました。
しかしやはりメインはお話ですよねw
「私もね、マネージャーに勧められて50過ぎてからお茶を始めたのよ」
「お点前の時は集中してやるから、”僕でも”黙ってするのよ」
「タイヘンだけど、やり始めたらthree days 坊主とかイヤじゃない。」
「頑張ってやってたら、stoneの上にもthree yearsっていうのかな、お家元から師範にならないかって言われたのよ」ってTVでみたまんまの調子www

もうそのまんまで期待通り過ぎて笑ってたら、
「よくお笑いになりますね」ってツッコまれましたw

お菓子は塩芳軒のよもぎ餅。
お菓子やお薄も美味しかったのですが、何より席主のルーさんのお話が楽しかったですw
最後に一緒にお写真タイムもありました。

予定通り13:45に終了し、Kさんと次へと向かいました。

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2022 3/6のランチ報告2(居様 三井ガーデンホテル 京都新町別邸)


写真は、外観。

さて吉田家住宅でお昼の迎える予定だったので、
当初からこの辺りでランチにしようと思っていました。
そこで事前に地図を見ていると、正面に三井ガーデンホテル 京都新町別邸があるじゃないですか。
以前からこちらに入っている居様のランチが気になっていたのですが、当初はなかなか予約が取れませんでした。

今回は11:30から1名で予約が取れたので、10:00~11:30で秦家住宅→長江家住宅→杉本家住宅→吉田家住宅と回ってくる予定にしました。
まあいずれも既訪だし、杉本家は工事中なんで行けると踏んでいました。
すると吉田家も玄関だけというハプニングに見舞われたのですが、昨日のキセキが助けてくれましたw

さて吉田家の目の前の居様へ11:30に行きました。
ホテルに付いているモーニングはこちらで頂くようです。
きれいで落ち着いた感じの店内です。

    

注文は予約の際にしてある「お造りとてんぷら御膳」2,750円です。
他にもおばんざい御膳などもあります。

てんぷらは熱々だし、お刺身も美味しかったです。
味の方は全然いいのですが、コスパがいいと言えるような料金設定ではないような気もします。
まあ京都の中心部ですので、これぐらいはしますか。

美味しく頂き、12:00にこちらを出ました。

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2022 3/6の拝観報告1(大型京町家共通見学会2022)


写真は、杉本家の店の間。

日曜日です。
昨日書いたようにこの週末は「町屋の日」。
この日は町屋めぐりの日程でした。

9:45頃に自宅を出て、バスで四条堀川へ。
10:00にやって来たのが、秦家住宅です。
町屋の日のイベントで大型京町家共通見学会2022というのがあり、
4つの町屋見学が2,200円で出来ました。

当初は4つで3,000円で事前予約も不要でしたが、蔓延防止が解除されていないので事前予約制、見学個所の縮小と参観料の減額が通知されました。

まずは南から北に上がって行こうと秦家住宅からスタート。
参加費を支払い、共通参観券を頂きました。
秦家住宅はかなり久しぶりでしたが、内部はやはり広くていい仕様ですね。
特に離れの辺りの数寄屋感が僕は好きです。
しかしこちらは以前から内部の写真撮影が禁止です。

次に長江家住宅へ。
既に10名ぐらいおられました。
こちらも最奥まですべて拝見出来ました。
離れが右奥にあるので、前栽が広めに取れるんですね。
店の間の着物を見るための自然光の取入れが、内部を明るくする効果もありますね。

3つ目は杉本家住宅
この辺りから計画が狂いますw
杉本家は昨年から主屋の屋根の工事に入っておられるので、主屋の前の店の間のみの見学。
なのでほとんど入れていません。
まあ工事の件は知っていたので、これは正直想定の範囲内でした。

最後に新町通を四条通を越えて北上し、無名舎 吉田家住宅へ。
こちらの到着して見たら、コロナで休館中なので玄関だけということでした。
なので実質内部まで観られたのは、秦家と長江家の2つだけ。
この時点で11:00。
昼食が11:30からなので、30分も時間が空きました・・・

困ったと思いつつも主催の係の女性の方から説明を伺つつお話していると、
キセキが起きました。
係の男性の方が突如「えっ、待って、待って待って!」と言い出され、
何かと思ったら、「自分、〇〇(僕の本名)ちゃう!」と言われたのです。
彼は僕の中高の同級生だったのですwww

「なんで分かったん?」と聞くと、
マスクで目しか見えていなかったけど、
話し方、目の力が以前と同じで、「誰かじゃ」じゃなくて「僕だ」と気づいたとのことでした。

もうそこからは昔話ですよw
事務所の椅子に誘導されて、30分昔話や近況報告していました。
こちらを最後にして、本当に良かったです。
地元のイベントとはいえ、こんなことあるんですね。

11:30にこちらを出て、昼食へ向かいました。

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2022 3/5の拝観報告2 最終(釜座町町家 一般公開)


写真は、2階のざしき。

JRで亀岡から二条駅に戻ってきます。
さらに地下鉄東西線で二条駅から烏丸御池駅へ。
三条通をまっすぐ西へ。

13:30頃にやって来たのが、三条新町西入にある釜座町町家(かまんざちょうちょういえ)です。
ここ数年3/8をMarchやということで町屋の日として、その近くの土日にいろいろな町屋イベントをしておられます。
今年は3/5と3/6の土日でした。
なので翌日の3/6もほぼこのイベント関係です。

さて土曜日はこの釜座町町家のオープンハウスが13:00~16:00まで開催されました。
明治初期に建てられた町家ですが、明治20年には町内に寄託され町会所として使われていたそうです。
その後随分痛んだようですが、近年きれいに改修されました。

印象としてはコンパクトな町家ですね。
入ってすぐの”みせ”や最奥の”はなれ”は土間で、その間に”だいどこ”と”おく”の座敷と前栽(庭園)があります。
2階も2間公開されていました。

内部の詳細は今後の本編に掲載します。

13:50頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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2022 3/5の拝観報告1(亀岡文化資料館 亀岡の名宝)


写真は、特別展の入口。

土曜日です。
この日は昼前の11:00過ぎに出かけます。
地下鉄東西線で二条駅へ。
二条駅からJRで向ったのが、亀岡駅です。

事前に分かっていたのですが、この日はサンガスタジアム by KYOCERAで、
京都サンガF.C. VS ジュビロ磐田の試合が14:00からありました。
サンガがJ1に昇格したので、駅は混雑していましたね。
まだ出口がスタジアムと亀岡文化資料館が逆方向なのでマシでしたが、
周辺の駐車場も満車が多かったです。
やっぱり電車で行って正解でした。

そして12:00にやってきたのが、駅から徒歩数分の距離にある亀岡文化資料館です。
2/11~3/13までこちらで特別展の「亀岡の名宝」を開催していました。
入館料は500円です。

展示作品は20点。
主なものを紹介します。

・後水尾天皇宸翰一絲文守和尚山居詩並御次韻和歌 (重文)
法常寺の所蔵の和歌集です。
こんなの所蔵していたんですね。
法常寺からは他に扁額や後水尾天皇画像もありました。

・釈迦十六善神像 (京都府暫定登録文化財)
千手寺の所蔵。
細い山道の上にあるので、現地は行くのが大変だったのを思い出しました。

十一面観音坐像 (京都府指定文化財)
甘露寺の所蔵。
こちらは現地でも1度お参りしていますが、リンク写真のように垂れ幕でちゃんと拝見出来なかったのでよかったです。

薬師如来坐像 (重文)
国分寺の所蔵。
こちらは昨年秋にお参りしたばかりですね。
「おっ、また来たか」と言われたような気がしましたw

群仙図(重文)
金剛寺の所蔵。
こちらは11/3にかつて現地で拝見していますね。
それでもこれだけの文化財が一堂に拝見できてよかったです。

しかしね~~。
リンクが貼ってあるように、全部現地まで行っているんですね。
クレイジーですねw
でもそれだけに恐らくどの来館者より親近感を持っていたんじゃないかと思っていますw

12:40頃にこちらを出てJR亀岡駅に向かいましたが、
キックオフの約1時間前。
駅は往路とは比べ物にならないぐらい大混雑でした。
試合に向かう大衆と逆方向でよかったです。

京都市内に戻ります。

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2022 3/3の拝観報告(夜の二条城 一夜限り貸切潜入!建築技師&仕掛け人と、非公開エリアも拝見 まいまい京都)


写真は、番所の内部。

木曜日です。
この日は仕事終わりで二条城に向かいました。

19:00からまいまい京都の「夜の二条城 一夜限り貸切潜入!建築技師&仕掛け人と、非公開エリアも拝見」でした。
一部が17:00~19:00、僕が参加した二部は19:00~21:00でした。
各回定員25名、参加費は6,000円でした。

まずは外観。
二条城の歴史から、東大手門の変遷。
徳川時代の石落としの特徴などのお話。

そして柵内に入って東大手門の真下で門の造りについて。
脇の小さな通用門から入ったので、内部から閉まっている東大手門の裏側を見れたのは貴重でした。

次が番所です。
今回は番所の内部に入れました。
番所の内部は初めてです。
今回のメインですね。
番所内部については本編に追記しています。

さらに夜の二条城へ。
まずは唐門。
昼間とは見え方が違いますね。
もちろん造りについての説明付き。

そして車寄せから二の丸御殿の内部へ。
ここ数年前から東南隅櫓、東大手門などの修復をされ、今は本丸御殿の修復中で令和6年度から公開予定。
そしてその後に痛んできた二の丸御殿も修復予定だそうです。
遠侍 → 大広間 → 黒書院 → 白書院とそれぞれに解説がありました。
それぞれ基本的に4間構造で、右手前がまず待合になる三の間。
左手前が謁見する二の間で、左手奥が将軍が坐する一の間。
最後の右手奥が四の間で、こちらは決まった使い方はないそうです。

また先日「世界の何だコレ!?ミステリーSP」であばれるくんが二条城を訪れるロケでもあったように、
歴史の教科書にある大政奉還の画は「大広間」じゃなくて、「黒書院」。
そしてその場面は「大政奉還した場面」ではなく、集めた諸侯に「大政奉還をすると伝え、諸侯からの質問に答えている場面」だそうです。

二条城は年パスを持っており何度も来ているのですが、二の丸御殿を説明ありで回るのは初めてだったので、勉強になりました。

番所の内部の含めて有意義でしたし、アッという間の2時間でした。
21:00過ぎに終了し、帰宅しました。

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永観堂 智福院


写真は、表門。

智福院は唯一現存する永観堂の塔頭寺院です。

アクセス
永観堂の総門を入ると正面に参道がありますが、入ってすぐの左手に
智福院の表門があります。

通常は非公開寺院ですが、2021/11/6~12/5の9:00~16:00まで、特別公開がありました。
江戸時代に創建されたらしいのですが、寺伝が残っていないので詳細が分からないそうです。

表門で受付をして拝観料500円を納めます。
正面に本堂、右手に玄関、さらに右には弁天社、地蔵菩薩像や前庭があります。
靴を持って正面から本堂に入ります。
本堂内陣中央には大きめの本尊、阿弥陀如来像(江戸時代)がお祀りされています。
内陣左手の間の奥の中央には五劫思惟阿弥陀如来像(江戸時代)、右手には善導大師像、左手には法然上人像がお祀りされていました。
五劫思惟阿弥陀如来像のお厨子は今回新調され、その記念での公開だったそうです。
お厨子を開けると扉の左手に新月、右手に満月が描かれています。
そして時計回りに新月→三日月→上弦の月(正面上)→満月の左欠け→満月→満月の右欠け→下弦の月(正面下)→27日の月と描かれていました。
またこの部屋の左手のお厨子には平安時代の聖観音菩薩像もお祀りされていまいました。

本堂の右手の間には御朱印やお守りの授与所になっていました。

右手の玄関間を経て、玄関から表に出る一方通行の拝観ルートでした。


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らくたび京町家(旧村西家住宅)

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写真は、1階の大座敷。

らくたび京町家(旧村西家住宅)は、昭和7年に棟上げされた京町屋で国の登録有形文化財に指定されています。
今は京都観光の事業を運営しているらくたびが管理しています。

アクセス
地下鉄四条駅か阪急電車の烏丸駅で下車します。
20番出口から地上に上がり、四条通を左に進みます。
約75m先の最初の交差点で東洞院通へ左折します。
約270m進んだ2筋先、右角に公園のある蛸薬師通を右折します。
約100m先の左手にらくたび京町家があります。

通常公開をしておられませんが、らくたびの企画でこちらでゆるり茶会を開催されたり、毎年10月のKARASUMA大茶会でお茶席をされたりしています。

今回は2021/10/30、10/31のKARASUMA大茶会で訪問しました。

らくたび京町屋は高塀と駒止め結界を巡らせた「大塀造仕舞多屋形式」で、いわゆる店の間がなく商売をしていない町屋です。

正面右手の木戸を入ると石畳の玄関庭があり、右手に玄関間があります。
玄関間の左手には洋式の応接間があります。
右手に進むと長い廊下が横断します。
この廊下の向こう側が来客用エリア、手前がプライベートエリアになります。
廊下の奥には8畳+8畳の大座敷があります。
右手が次の間で左手が奥の間。
間の欄間には桐の意匠が掘られており、奥の間には床の間と付書院が、次の間にも瀟洒な付書院があります。
廊下の左手奥には2畳台目中板のお茶室があり、次の間の外にある茶庭を通って、貴人口から茶室に入る仕様です。
奥の間の外には前栽があります。
大きな灯篭、恐らく流水で中央が削られた天然石、手水鉢が置かれ、苔がきれいです。
この前栽の奥には蔵があります。

廊下にある階段から2階へ上がります。
2階の廊下の天井は船底天井になっています。
2階にも1階と同じ位置(来客用エリア)に大座敷があります。

廊下の右手奥、1階の茶室の上に2畳間があります。
南と東に窓があり、東は円窓です。
ここで月見をしたそうです。

廊下の手前側、1階の玄関間の上に洋間の書斎があります。
床は網代型の木組み、マントルピース(暖炉)が置かれ、天井は洋風に
意匠化した折り上げ格天井になっています。
窓には光の加減で外からは青に、内からは黄色にみえるステンドグラスがはめられています。

また廊下の左手奥には4畳半の間があり、ここは女中部屋だったそうです。
来客用エリアのお客さんと出くわさないように、襖を開けると1階と2階のプライベートエリアをつなぐ急勾配の階段がありました。


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2022 2/27の拝観報告2 最終(美香茶楼 旧第二友栄楼)


写真は、2階へのT字の階段。

正伝永源院を出て、徒歩で京阪の祇園四条駅へ。
そこから京阪電車に乗って大阪府との府境にある橋本駅へ。
12:30頃にやってきたのが、美香(メイシャン)茶楼です。

約1年前に朝日カルチャーの講座で工事中に拝見した旧第二友栄楼のリノベーションが終わり、今回お邪魔しました。
美香茶楼としてのオープンは京都新聞にも掲載されましたし、こちらのブログのコメントでもアノマノカリスさんからご指摘がありましたね。

事前に予約が望ましいとSNSに書かれていたので、事前にTELしていました。
しかし当日行くと途切れることなく見学者が来ておられましたね。
どうやら鬼滅の刃で遊郭編があったので、その関係で遊郭建築に注目が集まっているようでした。
建物見学のみなら500円、喫茶利用なら700円、ダブルなら1,000円でしたので、せっかくなので両方にしました。
訪問した際に既に3名見学中でしたので、僕も見学に合流することになりました。
1年前は床がまだきれいになっていなかったので土足で上がりましたが、
今回は床はもちろん全体がきれいになっていました。
前回のように大勢ではなく、先客の方と計4人でまわったのできれいに写真が撮れました。

見学の後にお茶を頂きました。
青茶、緑茶、紅茶から1つを選びますが、同席の方と青茶を頂きました。
それがわんこそばみたいにどんどん入れて来られるので(笑)、お腹がちゃぷちゃぷになりましたw

14:00頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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