大山鹿さんの晴れ後、丹沢、金時、高尾、そして、C級グルメ

山野草、山頂からの絶景、希少動植物、また、C級グルメ紹介など

金時山 霧中ハイキング

2013-05-02 17:19:13 | 金時ハイキング
2013年5月2日 霧(箱根:金時)
 5月2日は八十八夜ですから、もう直ぐ立夏となりますね。季節の移り変わりは早いですね。お米はこの頃に苗代を作りますが、今は、温度や日照などすべてコントロールされた環境で苗を育てているようですから、八十八夜の頃の気候は余りお米作りには関係なさそうですね。一方、お茶は今も自然の中で育てるのが一般的ですから、今年の様に寒暖が激しく、霜注意報など出ると、一番茶の出来が心配になります。何れにしても八十八夜を境に季節が次のステップに移るのでしょうね。
 さて、今日はお待ちかねの3月9日ブログ以来の金時山へのハイキングです。生憎と箱根は霧雨の様な朝となり、金時ハイキングに黄色信号が灯りました。何かスッキリとしない天気でしたよ。足柄峠登山口近くの猪鼻神社の鳥居の風景ですが、霧(或いはガスとハイカーは呼ぶ)の中の登山開始となり、終始、このガスが晴れることはありませんでした。


 それでも金ちゃんが手を振って⊂(^・^)⊃してくれたので、登山を開始しました。今日は鯉のぼりも一緒に応援してくれました。


 山頂に着くまでに植物の写真が撮れましたから、順に紹介します。先ず登山口付近では黒文字の花は可憐に咲いていました。この黒文字は木に墨で字を書いた様な模様があることから命名されていることは以前のブログで紹介しました。そして、楊枝として使うと香りが良いのです。この花は2013年3月30日の山女魚釣行のブログでもアップしましたが、今日の写真では花ばかりでなく葉も開いていますね。そして、実らしきものも形成され始めているようです。


 次も登山口付近ですがギンリョウソウ(銀龍草)も顔を出していました。2012年6月1日にアップした丹沢山ブログでも紹介しましたが、春先には山間でひっそりと咲いているのを見かけます。葉緑素を持たない植物ですから、透き通って弱々しい感じですね。


登山道の中腹で見かけたのが、サクラソウ科のコイワザクラ(小岩桜)です。岩場で桜に似た花を咲かせることから命名されたようです。丹沢や箱根などでは盗掘され、個体数が激減している様です。ハイキングをしていて、こう云う野草を見かけるのが楽しみの一つですから、盗掘は止めて頂戴。


 山頂では猪鼻神社(小山町民向け)にしめ縄が張って有りましたからお祭りだったのでしょうか?箱根町や南足柄の猪鼻神社は何もしていませんでしたが、どうなっているのでしょうね。


 さて、今日は箱根の山々だけ霧に覆われていたようで、帰りがけに丹沢・大山の山頂が良く見えました。更に、相模国・一之宮辺りは青空も見えていました。そうだ、明日は北へ向かって、高尾山或いは気分を変えて奥多摩の御岳山(御嶽山?)に( Θ_Θ)何でも挑戦してみるつもりです。