ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「まちづくり市民アンケート調査結果報告会」に、出席する。

2020-01-25 20:00:00 | 思うこと
今日は、こんな集まりに出席した。

「まちづくり市民アンケート調査結果報告会」という。

我が街・宇治市は、多くの課題を抱えているというのは幾度となく触れた。
とりわけ小倉(おぐら)地区は、近鉄京都線の中でも屈指の乗降客数を誇る小倉駅を擁しながら駅の東西にある商業ビルは廃墟(西側は最近解体)、また駅に通じる道は極めて狭くクルマでの送迎は困難を極め、またこれだけの人口が暮らしながら近鉄線は地上を走るため駅の南北の踏切は大渋滞だ。

このアンケートは昨秋、宇治市と京都府立大学が共同で実施され、今日は集まった市民約40人にまずその集計結果を説明。
その後、10人ずつ4卓に分けられワークショップが開かれ、現状の小倉の問題点を論じたのだが…


ここで老人を中心に、小倉に住む住人の積年の怒りが炸裂し、さながら労使のやり取りのようになったのだ(笑)。
「もう我々の意見は、アンケートに書いとるやろ!今日は、その集計の結果宇治市としてどないすんねやというのを聞けるんとちごたんかい!なんべんおんなじ事を聞くねん!」。
全くもって、ごもっともである。

メンバーはこのように、問題点を付箋に書いては貼り、


最後には各卓の代表者が前に出て発表したのだった。


何度市民の意見を聞いたところで、小倉地区の問題点は先ほど挙げた
「駅前の廃墟」
「駅までの道の狭さ」
「踏切の慢性的渋滞」
に尽きる。
加えて、近鉄小倉駅の非バリアフリーぶりや駅の西側のスーパーの少なさなど、問題点は山積みだ。

駅の西側には、ついこの前まで平和堂があったのだが取り壊され、平地になった。
今後は5階建ての商業施設が出来る予定との事だが、私は挙手して
「とかく行政は『にぎわいづくり』をしたがるが、そこに至る道が狭すぎる。人が集まる施設を作るのは自殺行為だ。宇治市は『まちづくり』を、何と考えているのですか?」
と苦言を呈しておいた。

また、駅の東側には商業施設「レインボー小倉」があるが、今は完全な廃墟になっており無残な姿を晒している。
しかし、駅の東に公園を作るという計画はなんと昭和32年に策定されていた、というのも今日初めて明かされた。
そんな計画を63年も放置する宇治市って、一体何?と思ってしまう。

…こりゃ、私が生きてる間の改善は、無理やな(泣)…