花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

諏訪商人塾 商品回転率

2008年11月24日 | 諏訪商店街振興組合のこと
久しぶりです」
懐かしい顔が店を覗いた。
富山県高岡市の金属仏具の問屋さんだ。
こ2~3年は、息子が親父さんに替わって外回りをしていた。
思い切って息子に店を譲ろうとしたが、何時もたいした注文ももらえずに帰ってくるという。業を煮やして再び社長の登場と相成った。
「社員になら、きつい言葉の一つも言えるんですが、息子がやる気をなくしては困るので、小言のひとつも言えないんです」
親父はどこでも息子に甘い。(例外 理事長の店)
れなくなりましたねぇ」「売れなくなりましたなぁ」これが日常の挨拶となった。つまり注文は無いですよというサインだ。
時までたっても帰ろうとしないので話題を変える。
人間はバカだから、金の回っているときはじゃんじゃん使う。おかげで何も残ってないヨ。ハハハ
れている時代は、お客さんへの愛想も何もなかった。それでよかった。しかし、こう売れなくなるとお客さんへの対応が大切になってくる。
親切な応対。親身な接客。これがもう当たり前になった。諏訪商人塾で勉強したことだ。
この店は感じが良いなぁ。安心して相談できるなぁ。そう思っていただけない限り客は大型店へ逃げる。
型店は接客がマニュアル化されている。レジではにっこり笑って手を前に組みお辞儀をする。これではマネキンだ。それでも客は納得する。
ころがこんなチェーン店があった。
先日お歳暮の品を買いに、おっかぁが某店に出かけた。
その店は従業員がニコリともしない。全員である。何度行っても無表情。「たくさんの数を買ったのに」と不満タラタラだ。
商品と店舗内の構成に魅力があるので、それでも売れているのだろう。
「いい勉強になりましたねぇ」と慰めておいた。
や各メーカーは、在庫を持たないように気をつけているそうだ。
しかし注文が入ったときには即座に対応しなければならない。「申し訳ありません品切れです」と答えれば「ああ、良いです、他をあたります」となる。
商品回転率をしっかりつかんでおかないと生き残れないそうだ。
「今、振興組合で勉強会をしていて、次回は商品回転率なんですよ」
いうことで、次回「諏訪商人塾」は12月2日(火)午後7時より、スワパーキング2階で開講であります。

コメント
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