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キャロル・リード監督の傑作!

2023年12月10日 | 映画の名言、映画の迷言

B-1グランプリを終えてひと息ついたところで、東海道四日市宿資料館へ出かけました。館長の長谷川さんと吉本さんに親切な案内をいただきました。感謝!

「四日市にある日曜日にしか見れない資料館/東海道四日市宿資料館」 (youtube.com)

1949年キャロル・リード監督の傑作「第三の男」は、アントン・カラスのツィターで始まります。第二次世界大戦直後、混乱のウィーンに、ハリー(オーソン・ウェルズ)に誘われてやってきたホリー(ジョセフ・コットン)は、事故死したはずのハリーが実は生きていたことを探り出します。「話がある」と告げられたホリーは、約束の観覧車の下でハリーを待ちます。

金のために手段を選ばないハリーは、観覧車の中で仲間になれと誘惑します。

オーソン・ウェルズの凄みのある悪役振りですが、不思議な説得力があります。

が、現在のウクライナやイスラエルで、どんな文化が育まれることでしょうか?

ツィターの曲が流れる、最後の名シーンです。

私見、地下道の銃撃戦は小さい頃の自分にも印象的だったのか、漫画に描いていた記憶があります。そして、光る石畳に立つ広告塔は、マンガ雑誌にも使われました。謎のサンドイッチマンが広告塔の中に消えていきます。中はギャングのアジトに繋がっていました。

「第三の男」は、繰り返し鑑賞に堪える傑作です。最後のシーンをまた見たいと衝動にかられます。

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