パソコンに年齢は無い!

私の暇つぶしに付き合ってネ!
  楽しいブログ作り

母の最期の手紙

2007-06-27 23:31:03 | Weblog


私の母は昨年7月に亡くなりました。
私の母は一言でいうと、口八丁手八丁の人情味のある、自慢の母でした。いっぱいの愛情と結婚してからも本当にいろいろと助けて頂きました。
70歳前からリウマチに悩まされ、最後まで弱音を吐くことなく85歳まで頑張りました。5年前にリウマチの為・腰痛もあり愛媛県今治市から娘の住む大阪へきて、一緒に住むこととなりました。

思い出せば、「もっとああしてあげてたら・・・こうしてあげてたら・・・」と後悔もありますが、なによりも思い出ができ、良かったと思っています。親子だから喧嘩(言い合い)もいっぱいしました。
でも、いつも「本当に娘の所にきて良かったのかな?」と・・・時々今でも思います。親を看るということは本当に大変な事です。でも皆年を取るのです。
最後まで面と向かって私にも主人にも「ありがとう」とか「世話になった」とか言わない人(母)でした。口に出さなくても解っていましたし、間接的に伝わってはきていましたが・・・

「もうすぐ1年だなあ」と心で思う日々を過ごしていました6月8日(金)午後12時前・・・
何の気なしに、めったに開けない年賀状の置いてある引出しを開けました。一番下に茶封筒がありました。「何だろう」と思って開けてみると、母の手紙でした。
よぼよぼの字で主人と私への「ありがとう」・「お世話になった」という手紙でした。理由の無い涙がほほを伝い、眠れぬ夜を過ごしました。
最後に入院する前に入れたのでしょう?少し気が楽になりました。

息子に言わせると「ばあちゃんらしいね」・・・と。

私は母に叶わないというか・出来ないことがあります。
自分を犠牲にしてまで子供は勿論、人(親族・他人)のために尽くすことです。
今の世の中、子供にはできても他人には・・・戦争という、どん底の生活・人との助け合いの大切さを経験してるからだろうか・・・義理・人情を大切にし子供、親戚、兄弟、近所の人を大事にしてきた人(母)でした。
今の世の中の人間として、心の在り方・持ち方に疑問を持ち、ついていけない人(母)でした。

私も年を取るとともに、良いにつけ悪しきにつけ母に似てくるのかな?
本当は私の方が・・・有難うございました。

もうすぐ、お墓詣りに今治に行くからね。主人と息子夫婦・娘・孫の6人で・・・
待っていて下さい。

母のことをブログに書くことを迷いましたが、私の自慢の母を紹介したくて載せました。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年の収穫・・・我が家の健... | トップ | 今、一番興味のある人物・金... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すばらしいお母さんですネ! (みいちゃん)
2007-06-28 06:08:03
フミエ 様

すばらしいお母さんですネ。
「手紙を発見された時」、そして「読まれた時」は、びっくりされ、そして感動されたことでしょう。
お母さんは、きっと皆さんを見守ってくださると思います。
返信する
有難うございます。(ゼラチン) (みいちゃんへ)
2007-06-28 23:40:32
年を取っていくという事は寂しいことですね。
その人の年になって初めて解る事もありますよね。
私も母の年にならないと・・・解ってあげているようで何も解ってあげていないのではと思います?
返信する
自慢の母ですよ! (息子)
2007-07-12 21:33:58
ばあちゃんとは、最高の思い出が出来、
最高の5年間でした。
もうすぐ四国楽しみですね。

それから、母のことは、尊敬してますよ。
可愛らしくなってきましたね。
(俺が成長したからかな?!)

返信する
可愛いおばあちゃん? (ゼラチン)
2007-08-28 22:08:23
コメント有難う。
可愛い、子供に好かれるおばあちゃんに成るのは、難しいですね。
せめて嫌われないように努力します。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事