(1)集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に関して、内閣法制局はその検討過程の議事録を作成していなかった。
この事実は、9月28日付け毎日新聞が報道した。
それから1か月半。
「こんな重要な事案について、検討過程の文書が作成されていなかったとは、何たる怠慢だ」
そういう批判の声が高まっている。
国民感情としては当然だ。
(2)だが、検討過程に係る文書は「残っている」はずだ。
(a)「公文書管理法」によれば、閣議決定に至る経緯は文書として残さなければならない(同法4条2号)。
(b)「情報公開法」によれば、原則として行政文書は公開しなければならない(同法5条)。しかし、同法5条5号によれば、「公にすることにより、率直な意見の交換が不当に損なわれるおそれ」があるときは公開しなくてもよい。これを官僚たちは、「公開されるとなれば、批判を怖れて率直な意見を言えなくなるので、検討過程の記録は公開しなくてもよい」と解釈し、検討過程の資料や議事録は出さないことにしている。
(c)さらに、(b)の法律の対象は、あくまでも「行政文書」だ。つまり、「行政機関の職員が組織的に用いるものとして、行政機関が保有しているもの」に限定される(「情報公開法」2条2項)。そこで官僚たちは、組織のための資料でも、個人のための文書だと強弁すれば、公開しなくても済むと「勝手に」考えている。
(3)(2)-(a)から(c)の「法律の解釈(曲解)」を前提に、官僚の気持ちと行動を描写すると、こうなる。
(a)集団的自衛権の行使容認の閣議決定に至るまでの検討過程は、しっかり文書にしておこう。文書を作成しても、検討過程の資料で公開義務はないから、文書を出せ、とは言われないはずだ(大量の文書が作成される)。
(b)仮に運悪く公開請求が来た場合でも、検討過程の資料は公開義務はないから出さなくてよい。ただ、あるけど出さないというと文句が出るだろうから、最初からないことにしてしまえ(文書はないと回答)。
(c)閣議決定関連の記録を残さなかったと言えば、公文書管理法違反だが、罰則はないから、「ごめん」と言えば済む。
(d)処分されるとしても、人事記録に残らない訓告程度だろう。
(e)一方、文書があると言って、国会などで追及されて出さざるを得なくなったら、「本当は違憲だ」などという議論を行っていたことがバレて大変だ。だから、とにかく文書はないことにしよう。→(b)
(f)万が一、一部の文書が外部に漏れたら、それは個人的なメモだと言い張ればいい。行政文書ではないので、役所としては関知していない、とシラを切りとおせば何とかなる・・・・。
(4)今のところ、事は官僚たちの思惑どおりに進んでいるようだ。
これほどの重要な文書が、「ない」の一言で終わってしまう日本。
とても民主国家とはいえない。
抜け道を塞ぐために、公文書管理法と情報公開法の改正が喫緊の課題だ。
□古賀茂明「「なかったこと」にされた議事録 ~官々愕々第178回~」(「週刊現代」2015年11月28日/12月5日号)
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【参考】
「【古賀茂明】【原発】大手電力のエゴ丸出し」
「【古賀茂明】勝っても負けても安倍自民には得 ~大阪ダブル選」
「【古賀茂明】問題だらけの軽減税率 ~最悪の方向へ~」
「【古賀茂明】【原発】骨抜きの「ノーリターンルール」」
「【古賀茂明】アベノミクス「第二ステージ」 ~失敗を隠す官僚の常套手段~」
「【古賀茂明】難民と安倍とメルケルと ~ドイツと差がつく日本~」
「【古賀茂明】安保法成立の最大の戦犯」
「【古賀茂明】軽減税率、本当の問題 ~官々愕々第170回~」
「【古賀茂明】国民のために働く官僚の左遷 ~読売新聞の問答無用~」
「【古賀茂明】安倍首相の「積極的軍事主義」が根付くとき」
「【古賀茂明】電力自由化は進んでいない」
「【古賀茂明】【TPP】の漂流と「困った人たち」」
「【古賀茂明】安保法案の裏で利権拡大 ~原子力ムラ~」
「【古賀茂明】東芝の粉飾問題 ~「報道の粉飾」~」
「【古賀茂明】「反安倍」の起爆剤 ~若者たちの「反安倍」運動~」
「【古賀茂明】維新の党の深謀遠慮 ~風が吹けば橋下市長が儲かる~」
「【古賀茂明】腐った農政 ~画餅に帰しつつある「日本再興」~」
「【古賀茂明】読売新聞の大チョンボ ~違法訪問勧誘~」
「【古賀茂明】「信念」を問われる政治家 ~違憲な安保法制~」
「【古賀茂明】機能不全の3点セット ~戦争法案を止めるには~」
「【古賀茂明】維新が復活する日」
「【古賀茂明】戦争法案審議の傲慢と欺瞞 ~官僚のレトリック~」
「【古賀茂明】「再エネ」産業が終わる日 ~電源構成の政府案~」
「【古賀茂明】「増税先送り」「賃金増」のまやかし ~報道をどうチェックするか~」
「【古賀茂明】週末や平日夜間に開催 ~地方議会の改革~」
「【古賀茂明】原発再稼働も上からの目線で「粛々と」 ~菅官房長官~」
「【古賀茂明】テレビコメンテーターの種類 ~テレ朝問題(7)~」
「【報道】古賀氏ら降板の裏に新事実 ~テレ朝問題(6)~」
「【古賀茂明】役立たずの「情報監視審査会」 ~国民は知らぬがホトケ~」
「【報道】ジャーナリズムの役目と現状 ~テレ朝問題(5)~」
「【古賀茂明】氏を視聴者の7割が支持 ~テレ朝問題(4)~」
「【古賀茂明】氏、何があったかを全部話す ~テレ朝「報ステ」問題(3)~」
「【古賀茂明】氏に係る官邸の圧力 ~テレ朝「報道ステーション」(2)~」
「【古賀茂明】氏に対するバッシング ~テレ朝「報道ステーション」問題~」
「【古賀茂明】これが「美しい国」なのか ~安倍政権がめざすカジノ大国~」
「【古賀茂明】原発廃炉と新増設とはセット ~「重要なベースロード電源」論~」
「【古賀茂明】改革逆行国会 ~安倍政権の官僚優遇~」
「【古賀茂明】安部総理の「大嘘」の大罪 ~汚染水~」
「【古賀茂明】「政治とカネ」を監視するシステム ~マイナンバーの使い方~」
「【古賀茂明】南アとアパルトヘイト ~曽野綾子と産経新聞~」
「【古賀茂明】報道自粛に抗する声明」
「【古賀茂明】「戦争実現国会」への動き」
「【古賀茂明】日本人を見捨てた安倍首相 ~二つのウソ~」
「【古賀茂明】盗人猛々しい安倍政権とテレビ局」
「【古賀茂明】安倍政権が露骨な沖縄バッシングを行っている」
「【古賀茂明】官僚の暴走 ~経産省と防衛省~」
「【古賀茂明】安倍政権が、官僚主導によって再び動き出す」
「【古賀茂明】自民党の圧力文書 ~表現の自由を侵害~」
「【古賀茂明】自民党が犯した最大の罪 ~自民党若手政治家による自己批判~」
「【古賀茂明】解散と安倍政権の暴走 ~傾向と対策~」
「【古賀茂明】解散と安倍政権の暴走」
「【古賀茂明】文書通信交通滞在費と維新の法案」
「【古賀茂明】宮沢経産相は「官僚の守護神」 ~原発再稼働~」
「【古賀茂明】再生エネルギー買い取り停止の裏で」
「【古賀茂明】女性活用に本気でない安部政権」
「【古賀茂明】【原発】中間貯蔵施設で官僚焼け太り」
「【古賀茂明】御嶽山で多数の死者が出た背景 ~政治家の都合、官僚と学者の利権~」
「【古賀茂明】従順な小渕大臣と暴走する官僚 ~原発再稼働~」
「【古賀茂明】イスラム国との戦争 ~集団的自衛権~」
「【古賀茂明】「地方創生」は地方衰退への近道 ~虚構のアベノミクス~」
「【古賀茂明】【原発】原子力ムラの最終兵器」
「【古賀茂明】【原発】凍らない凍土壁に税金を投入し続けたわけ」
「【古賀茂明】【原発】勝俣恒久・元東電会長らの起訴 ~検察審査会~」
「【古賀茂明】安倍政権の武器輸出 ~時代遅れの「正義の味方」~」
「【古賀茂明】またも折れそうな第三の矢 ~医薬品ネット販売解禁の大嘘~」
「【古賀茂明】「1年後の夏」に向けた布石 ~集団的自衛権~」
「【古賀茂明】法人減税で浮き彫りにされる本当の支配者 ~官僚と経団連~」
「【古賀茂明】都議会「暴言問題」の真実 ~記者クラブによる隠蔽~」
「古賀茂明】集団的自衛権とワールドカップ」
「【古賀茂明】野党再編のカギは「戦争」」
「【古賀茂明】電力会社の歪んだ「競争」 ~税金をもらって商売~」
「【原発】【古賀茂明】規制委員会人事とメディアの責任」
「【古賀茂明】医師と官僚の癒着の構造」
「【古賀茂明】電力会社「値上げ救済」の愚 ~経営難は自業自得~」
「【古賀茂明】竹富町「教科書問題」の本質 ~原発推進教科書~」
「【古賀茂明】安部総理の「11本の矢」 ~戦争国家への道~」
「【古賀茂明】理研は利権 ~文科官僚~」
「【古賀茂明】「武器・原発・外国人」が成長戦略 ~アベノミクスの今~」
「【古賀茂明】マイナンバーを政治資金の監視に ~渡辺・猪瀬問題~」
「【古賀茂明】東電を絶対に潰さずに銀行を守る ~新再建計画~」
「【古賀茂明】「避難計画」なき原発再稼働」
「【古賀茂明】「建設バブル」の本当の問題 ~公共事業中毒の悪循環経済~ 」
「【古賀茂明】安倍政権の戦争準備 ~恐怖の3点セット~」
「【原発】【古賀茂明】利権構造が完全復活 ~東日本大震災3年~」
「【古賀茂明】アベノミクスの限界 ~笑いの止まらない経産省~」
「【古賀茂明】労働者派遣法改正前にすべきこと」
「【古賀茂明】時代遅れな、あまりにも時代遅れな ~安部政権のエネルギー戦略~」
「【古賀茂明】森元首相の二枚舌 ~オリンピックの政治的利用~」
「【古賀茂明】若者を虜にする「安部の詐術」 ~脱出の道は一つ~」
この事実は、9月28日付け毎日新聞が報道した。
それから1か月半。
「こんな重要な事案について、検討過程の文書が作成されていなかったとは、何たる怠慢だ」
そういう批判の声が高まっている。
国民感情としては当然だ。
(2)だが、検討過程に係る文書は「残っている」はずだ。
(a)「公文書管理法」によれば、閣議決定に至る経緯は文書として残さなければならない(同法4条2号)。
(b)「情報公開法」によれば、原則として行政文書は公開しなければならない(同法5条)。しかし、同法5条5号によれば、「公にすることにより、率直な意見の交換が不当に損なわれるおそれ」があるときは公開しなくてもよい。これを官僚たちは、「公開されるとなれば、批判を怖れて率直な意見を言えなくなるので、検討過程の記録は公開しなくてもよい」と解釈し、検討過程の資料や議事録は出さないことにしている。
(c)さらに、(b)の法律の対象は、あくまでも「行政文書」だ。つまり、「行政機関の職員が組織的に用いるものとして、行政機関が保有しているもの」に限定される(「情報公開法」2条2項)。そこで官僚たちは、組織のための資料でも、個人のための文書だと強弁すれば、公開しなくても済むと「勝手に」考えている。
(3)(2)-(a)から(c)の「法律の解釈(曲解)」を前提に、官僚の気持ちと行動を描写すると、こうなる。
(a)集団的自衛権の行使容認の閣議決定に至るまでの検討過程は、しっかり文書にしておこう。文書を作成しても、検討過程の資料で公開義務はないから、文書を出せ、とは言われないはずだ(大量の文書が作成される)。
(b)仮に運悪く公開請求が来た場合でも、検討過程の資料は公開義務はないから出さなくてよい。ただ、あるけど出さないというと文句が出るだろうから、最初からないことにしてしまえ(文書はないと回答)。
(c)閣議決定関連の記録を残さなかったと言えば、公文書管理法違反だが、罰則はないから、「ごめん」と言えば済む。
(d)処分されるとしても、人事記録に残らない訓告程度だろう。
(e)一方、文書があると言って、国会などで追及されて出さざるを得なくなったら、「本当は違憲だ」などという議論を行っていたことがバレて大変だ。だから、とにかく文書はないことにしよう。→(b)
(f)万が一、一部の文書が外部に漏れたら、それは個人的なメモだと言い張ればいい。行政文書ではないので、役所としては関知していない、とシラを切りとおせば何とかなる・・・・。
(4)今のところ、事は官僚たちの思惑どおりに進んでいるようだ。
これほどの重要な文書が、「ない」の一言で終わってしまう日本。
とても民主国家とはいえない。
抜け道を塞ぐために、公文書管理法と情報公開法の改正が喫緊の課題だ。
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「【古賀茂明】【原発】大手電力のエゴ丸出し」
「【古賀茂明】勝っても負けても安倍自民には得 ~大阪ダブル選」
「【古賀茂明】問題だらけの軽減税率 ~最悪の方向へ~」
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「【古賀茂明】軽減税率、本当の問題 ~官々愕々第170回~」
「【古賀茂明】国民のために働く官僚の左遷 ~読売新聞の問答無用~」
「【古賀茂明】安倍首相の「積極的軍事主義」が根付くとき」
「【古賀茂明】電力自由化は進んでいない」
「【古賀茂明】【TPP】の漂流と「困った人たち」」
「【古賀茂明】安保法案の裏で利権拡大 ~原子力ムラ~」
「【古賀茂明】東芝の粉飾問題 ~「報道の粉飾」~」
「【古賀茂明】「反安倍」の起爆剤 ~若者たちの「反安倍」運動~」
「【古賀茂明】維新の党の深謀遠慮 ~風が吹けば橋下市長が儲かる~」
「【古賀茂明】腐った農政 ~画餅に帰しつつある「日本再興」~」
「【古賀茂明】読売新聞の大チョンボ ~違法訪問勧誘~」
「【古賀茂明】「信念」を問われる政治家 ~違憲な安保法制~」
「【古賀茂明】機能不全の3点セット ~戦争法案を止めるには~」
「【古賀茂明】維新が復活する日」
「【古賀茂明】戦争法案審議の傲慢と欺瞞 ~官僚のレトリック~」
「【古賀茂明】「再エネ」産業が終わる日 ~電源構成の政府案~」
「【古賀茂明】「増税先送り」「賃金増」のまやかし ~報道をどうチェックするか~」
「【古賀茂明】週末や平日夜間に開催 ~地方議会の改革~」
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「【古賀茂明】役立たずの「情報監視審査会」 ~国民は知らぬがホトケ~」
「【報道】ジャーナリズムの役目と現状 ~テレ朝問題(5)~」
「【古賀茂明】氏を視聴者の7割が支持 ~テレ朝問題(4)~」
「【古賀茂明】氏、何があったかを全部話す ~テレ朝「報ステ」問題(3)~」
「【古賀茂明】氏に係る官邸の圧力 ~テレ朝「報道ステーション」(2)~」
「【古賀茂明】氏に対するバッシング ~テレ朝「報道ステーション」問題~」
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「【古賀茂明】「戦争実現国会」への動き」
「【古賀茂明】日本人を見捨てた安倍首相 ~二つのウソ~」
「【古賀茂明】盗人猛々しい安倍政権とテレビ局」
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「【古賀茂明】解散と安倍政権の暴走」
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