語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】鼻呼吸の重要性 ~睡眠時無呼吸症の防止~

2018年02月17日 | 医療・保健・福祉・介護
 生まれたばかりの赤ちゃんは、母乳やミルクを吸うために鼻呼吸をしている。ところが、鼻炎などをきっかけに口呼吸を覚えると、鼻呼吸はあまりしなくなるらしい。口呼吸の方が一度に空気を多く取り込めるからだ。
 口呼吸は、口が開くので口内が乾燥しやすい。口や喉の粘膜は、唾液の殺菌作用に依存するところが大きい。それ故、口呼吸ばかり行っていると前歯が乾燥して虫歯になりやすいとか、歯周病が増える、口臭が強くなる、へんとうに炎症が起こり風邪をひきやすいなどの症状が起きるそうだ。
 朝起きた時、喉が乾燥している人は、寝ている間に口呼吸になっている。この状態は、睡眠時無呼吸症の原因になるようだ。
 口呼吸を改善するためには、閉口時の舌の位置を、意識して変えると良いと聞いた。口呼吸の人は、口を閉じると舌が下顎に落ち、舌の先端が下の前歯の裏に付いていることが多い。鼻呼吸を行う時の舌の位置は、上顎に付け、舌の先は上の前歯に付けるようにする。歯は強くかみ合わせず、上と下の歯は少し空けておくと良いらしい。 

□南雲つぐみ(医学ライター)「鼻呼吸の重要性 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年5月2日)を引用
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