数年前から、アメリカやカナダ、ハワイなどで「コンブ茶(Kombucha)」という飲料が定着しているという。しかし、昆布茶のことではない。日本で1975年ごろに流行した紅茶キノコのことだ。
紅茶キノコは、紅茶に砂糖を入れ、酵母菌などを加えて発酵させたもの。これを飲む健康法が大ブームになった。
当時は、大きな容器に手作りする家庭が多かった。わが家でも一時期作っていたようだが、茶色い液体の中に、クラゲのようなゼリー状の物体が浮いていて、飲みたいとは思えなかった。
実際の健康効果はどうだったのだろうか。75年に出た論文では、発酵の過程で砂糖(ショ糖)が分解され、ブドウ糖や麦芽糖などの還元糖が増えることや、ビタミンCが増えることが報告されている。
海外のコンブ茶は、瓶入り飲料として販売されている。酵素、乳酸菌、アミノ酸、ポリフェノールなどが含まれ、抗酸化作用が高いとされている。
□南雲つぐみ(医学ライター)「「コンブ茶」 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年2月23日)を引用
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紅茶キノコは、紅茶に砂糖を入れ、酵母菌などを加えて発酵させたもの。これを飲む健康法が大ブームになった。
当時は、大きな容器に手作りする家庭が多かった。わが家でも一時期作っていたようだが、茶色い液体の中に、クラゲのようなゼリー状の物体が浮いていて、飲みたいとは思えなかった。
実際の健康効果はどうだったのだろうか。75年に出た論文では、発酵の過程で砂糖(ショ糖)が分解され、ブドウ糖や麦芽糖などの還元糖が増えることや、ビタミンCが増えることが報告されている。
海外のコンブ茶は、瓶入り飲料として販売されている。酵素、乳酸菌、アミノ酸、ポリフェノールなどが含まれ、抗酸化作用が高いとされている。
□南雲つぐみ(医学ライター)「「コンブ茶」 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年2月23日)を引用
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