9月9日(水)から徳島に帰ってきています。
が、すっかりブログの更新をさぼってしまっています。
帰ってきてすぐに地元の八幡神社のお祭りがありました。
地区に住む人の数も減ってきてお祭りも寂しくなってきています。
一時は神輿をやめようと言う事になりかけたりもしたそうですが
昔ながらのしきたりを守りながらお祭りは続けられています。
ここだけの話ですが、この町の生まれではない私は、ここの祭よりも自分の地元の祭の方が
迫力があって素晴らしい
と、思っているのですが、主人は勿論自分の町のお祭の方が断然素晴らしいと思っています。
・・・ま、結局は自分の生まれ育った所のお祭が一番と言う事なのだと思います。
宵宮には関船を引いて町の通りを歩きます。
最後の急な宮の坂を登るのが見せ場です。
関船を引っ張り上げるのは、なかなか大変で、皆が気を合わせなければ上がりません。
翌日からお神輿が出るのですが
水をバケツでかけられまくります。
気の毒です。
びしょびしょです。
足元も水浸しです。
お神輿担ぎの若い衆の足元はわらじです。
近隣でもこの様に昔ながらのわらじに白装束というスタイルを貫いているのは珍しいのです。
上は半纏、足は地下足袋か運動靴になってきています。
御旅所にお神輿が入るときも、バケツで水をバシャバシャかけられます。
それを、アマチュアカメラマンさん達が取り囲んで撮っています。
地元民の私は後ろから、こっそり撮っている人を撮らせてもらいました~。
二日間にわたって、水をかけられ続けたお神輿も
お宮に帰る時がきました。
宮の坂を登ります。
が、関船と同じで、皆の気が揃わないと、なかなかこの坂が上れません。
何度も何度も上がったり下りたりします。
かけ声をかけ合って気合を入れます。
やっとの事で神輿が宮に上がると
見守っていた地元の人々から拍手が起こります。
お神輿が宮の坂を上がるとお祭りは終わりです。